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2009-13338-0501
2009 慶応義塾大学 商学部
2月18日実施
易□ 並□ 難□
【1】 以下の問いに答えよ.
(ⅰ) a ,b を ( a+b⁢ i)3 =4+i を満たす実数とする.ただし, i は i2 =-i を満たす数である.このとき
(a-b ⁢i) 32+ 3⁢i = (1) (2) (3) - (4) (5) (6) (7) ⁢ i
である.
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(ⅱ) -90°≦ θ≦90 ° の範囲で
f⁡(θ )= 32 (1- 3)⁢ cos⁡2⁢ θ+(4 -3⁢ 3)⁢ sin⁡θ- 2⁢ cos⁡θ⁢ sin⁡2⁢ θ- 12( 7-3⁢ 3)
は, θ= (8) (9) ° のとき,最小値
- (10) (11) - (12) (13) ⁢ (14)
をとる.
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(ⅲ) 2 と 3 と 5 のうちの少なくともひとつで割り切れる自然数 35 個からなる集合について考える.この集合には 2 の倍数は 20 個, 3 の倍数は 13 個, 5 の倍数は 11 個ある. 30 の倍数はなく, 15 の倍数は 2 個ある. 6 の倍数の個数は, 10 と 15 のうちの少なくとも一方で割り切れる要素の個数の 12 である.このとき 6 の倍数は (15) 個あり, 10 の倍数は (16) 個ある.
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【2】 f⁡(x )=5⁢ x+2 ,g⁡ (x)= 2⁢x+ 3 とし,直線 y= f⁡(x ) 上の点 A n( an ,f⁡ (an ) ) ( n=1 ,2 , 3 , ⋯ ) と,直線 y= g⁡(x ) 上の点 Pn ( n= 1, 2 ,3 , ⋯) を次のようにして定める.まず, a1 = 53 によって A1 を定める.次に, An があたえられたとき, An から x 軸に下ろした垂線と,直線 y= g⁡(x ) の交点を Pn とし, Pn から y 軸に下ろした垂線と,直線 y= f⁡(x ) の交点を A n+1 とする.
また,直線 y= f⁡(x ) 上の点 Bn ( bn, f⁡( bn )) ( n= 1, 2 ,3 , ⋯) と,直線 y= g⁡(x ) 上の点 Qn ( n=1 , 2 ,3 ,⋯ ) を, b1 = 43 から始めて,上と同様にして定める.つまり, b1 = 43 によって B1 を定める. Bn があたえられたとき, Bn から x 軸に下ろした垂線と,直線 y= g⁡(x ) の交点を Qn とし, Qn から y 軸に下ろした垂線と,直線 y= f⁡(x ) の交点を B n+1 とする.
(ⅰ) このとき
an= (17) (18) ⁢( (19) (20) ) n-1 + (21) (22)
であり,
bn= ( (23) (24) ) n-1 + (25) (26)
(ⅱ) 四角形 A n+1 Bn +1 Qn Pn の面積は
(27) (28) (29) ⁢ ( (30) (31) (32) ) n-1
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【3】 放物線 y= -x2 + 94 を C とし,直線 y= 3⁢ (x-k ) を l とする.ただし, k は定数である.放物線 C と直線 l は点 P で接しているとする.また,直線 l と x 軸の交点を Q とし,放物線 C と x 軸との 2 つの交点のうち x 座標の小さい方を R とする.
(ⅰ) このとき P の座標は
(- (33) (34) , (35) (36) )
であり, k=- (37) である.
(ⅱ) 線分 PQ , 線分 QR , および放物線 C で囲まれる部分の面積は
(38) (39) (40) ⁢ (41) - (42) (43)
(ⅲ) 点 Q を通り, ∠PQR を 2 等分する直線を m とする.放物線 C と直線 m によって囲まれる部分の面積は
(44) (45) (46) (47) ⁢ (48)
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【4】 空間内の 3 点 O( 0,0, 0), A(3 ,0,0 ), B( 3,3 ,3) について考える.
(ⅰ) OA→ と OB → のなす角を θ とおく. cos⁡θ = (49) (50) (51) である.
(ⅱ) 線分 OB 上の点で, ∠OAQ= 60° を満たす点を Q とする.このとき OQ →= (52) (53) ⁢ OB→ である.
(ⅲ) r を正の実数とし,点 R を次を満たす点とする.
このとき,点 R の座標を r を用いて表せ.ただし,解は 2 つある(結果のみを,解答用紙 B の所定の解答欄に記入すること).