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2009-14991-1201
2009 関西大学 全学部日程
総合情報学部(英数方式)
2月8日実施
易□ 並□ 難□
【1】 xy 平面において,不等式
3⁢x2 +7⁢ x⁢y+ 2⁢y 2-9 ⁢x-8 ⁢y+6 ≦0
の表す領域を D とする.このとき,次の問いに答えよ.
(1) 領域 D を xy 平面上に図示せよ.
(2) 点 (x, y) が領域 D を動くとき, x2+ y2 の最小値を求めよ.
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【2】 3 次関数のグラフ y= f⁡(x )=x⁢ (x-a )⁢(x -b) がある.ここで, a ,b は定数で, 0<a <b とする.このとき,次の問いに答えよ.
(1) y=f⁡ (x) の x= 0 における接線を l ,x=a における接線を m とするとき, l , m の方程式を求めよ.
(2) x 軸と l ,m の 3 本の直線が囲む三角形の面積を S とするとき, S を a , b を用いて表せ.
(3) a⁢b= 1 であるとき, S< 110 であることを示せ.
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【3】 右図のような正方形 ABCD の頂点上を,頂点 A から出発して, B ,C , D ,A , B, ⋯ の順に左まわりに移動する 1 つの点 P がある.サイコロをふって出た目の数だけ点 P を左まわりに移動させる.すなわち, 1 回目にふったとき, P は A を出発して,出た目の数だけ左まわりに進んで P1 に移り, k (k ≧2 ) 回目にふったとき, P は P k-1 から出発して,出た目の数だけさらに進んで P k に移動するものとする.たとえば, 1 回目に 3 ,2 回目に 2 が出たとき, P1= D ,P 2=B となる.
このとき,次の をうめよ.
(1) P1= P2 となる確率は ① である.
(2) P1 と P 2 が隣り合う確率は ② である.
(3) P2= A となる確率は ③ である.
(4) P2= B となる確率は ④ である.
(5) P3= A となる確率は ⑤ である.
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【4】 次の をうめよ.
▵ABC は直角二等辺三角形で ∠A= 90° である.辺 BC 上に 2 点 P ,Q を ∠PAQ =45° となるようにとる.ただし,点 B , P, Q ,C この順に並んでいる.
BP=a ,PQ=t ,QC =b とすると
AB= 12 ⁢( a+b+ t)
である. ▵ABP に余弦定理を使い, AP2 を a ,b , t を用いて表すと,
AP2= ①
である. ▵APQ と ▵CPA は 2 つの角が等しいことにより相似であり,このことより AP 2 を b ,t のみを用いて表すと,
AP2= ②
となる. ① と ② は等しいから, t2 を a ,b を用いて表すと,
t2= ③
となる.
ここで, BC=1 とすると, a+b= 1-t であり,かつ t 2= ③ より, a⁢b を t を用いて表すと,
a⁢b= ④
である.したがって, P ,Q が ∠PAQ =45° を保ちながら,辺 BC 上を動くとき, a≧0 , b≧0 であるから, t のとりうる値の範囲は ⑤ ≦t≦ ⑥ である.