2010 大学入試センター試験 追試験 数学I/数学IAMathJax

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2010 大学入試センター試験 追試

数学I,数学IIA共通

配点10点

正解と配点

易□ 並□ 難□

【1】

〔1〕 二つの円 O O がある.円 O の半径を r とし,円 O の円周の長さは円 O の円周の長さより 20 だけ長いとする.

 円 O の半径は r + アイ π である.

 円 O の面積が円 O の面積の 2 倍以上であり 3 倍以下であるような r の値の範囲は

+ π r カキ + クケ π

である.

2010 大学入試センター試験 追試

数学I

配点15点

正解と配点

易□ 並□ 難□

【1】

〔2〕 不等式

6| x| +2 | x-4 | 10

を考える.

 不等式 | x| +2 | x-4 | 10 の解は

サシ x

である.

 不等式 | x| +2 |x -4| 6 の解は

x タチ x

である.

 したがって, の解のうち整数であるものの個数は 個である.

2010 大学入試センター試験 追試

数学I,数学IA共通

配点25点

正解と配点

易□ 並□ 難□

【2】  a を定数とし, x 2 次関数

y=x 2+( 2a- 2) x-4 a+2

のグラフを G とする. G の頂点の座標は

(-a + ,-a 2- a+ )

である.

  G x 軸方向に a y 軸方向に a だけ平行移動したグラフが y =( x-1) 2 のグラフと一致しているとき, a の値は - ± である.

 以下, a= - + とする.

(1)  G の軸は直線 x = - である.また, 2 次関数 -2 x2 における最大値は コサ - であり,最小値は - である.

(2)  G y 軸との交点の y 座標を Y とするとき

Y= -

である.

  G y 軸方向に -Y だけ平行移動したグラフを G 1 とするとき, G1 の頂点の y 座標は - + である.また, G1 x 軸との交点の x 座標は - である.

2010 大学入試センター試験 追試

数学I

配点30点

数学IA【3】の類題

正解と配点

易□ 並□ 難□

【3】  ABC において, AB=AC =3 BC =2 とする.

 このとき

cos BAC= sin BAC=

である. ABC の外接円の中心を O 半径を R とすると

R=

である.

(1) 外接円 O の点 C を含まない弧 AB 上に点 P AP =PB となるようにとる.線分 OP と辺 AB の交点を H とすると

OH= R

であり,

AP=

である.

(2)  ABC を底面とし D を頂点とする三角 すい DABC を考える.ただし,直線 DO は底面に垂直であり,かつ AD =AP であるとする.このとき

DO=

であり,三角錐 DABC の体積は である.

 また,点 X ABC の辺 AB BC CA 上を動くとき, tan OXD の最小値は であり,最大値は である.

2010 大学入試センター試験 追試

数学I

配点20点

正解と配点

易□ 並□ 難□

【4】  a を定数とする. t x の整式

t2+ 3t x+4 x2- 1

t =a( 2x+ 1) を代入して得られる x の整式を P とする. P

P=( x+ ) (Ax +B)

と因数分解される.ただし

A= a 2+ a+ B= a2-

である.

(1)  a 2 次式 A について,次の 0 4 のうち正しいものは である.

0   a の値によらず, A の値は正である

1   a の値によらず, A の値は負である

2   a の値によって, A の値は正にも負にもなる

3   a の値によって, A の値は正にも 0 にもなるが,負にはならない

4   a の値によって, A の値は負にも 0 にもなるが,正にはならない

  x についての方程式 P =0 が正の解をもつような a の値の範囲は

クケ <a<

である.

(2)  a=2- 3 とする.

 このとき, ( a-2 )2 = であり, a2 = a- である.よって

A= セソ a B= a-

となる.したがって, x についての方程式 P =0 の正の解は

x= トナ

である.

2010 大学入試センター試験 追試

数学IA

配点10点

正解と配点

易□ 並□ 難□

【1】〔2〕 次の に当てはまるものを,下の 0 3 のうちから一つずつ選べ.ただし,同じものを繰り返し選んでもよい.

 実数 a b に関する条件 p q r s を次のように定める.

p :ab 0

q :a ba2

r :a bb2

s: a=b

 また,条件 p の否定を p 条件 r の否定を r で表す.このとき

p q であるための

p r であるための

s は「 q かつ r 」であるための

0  必要十分条件である

1  必要条件であるが,十分条件でない

2  十分条件であるが,必要条件でない

3  必要条件でも十分条件でもない

2010 大学入試センター試験 追試

数学IA

配点30点

数学I【3】の類題

正解と配点

易□ 並□ 難□

【3】  ABC において, AB=AC= 3 BC =2 とする.

 このとき

cos BAC= sin BAC=

である. ABC の外接円の中心を O 半径を R とすると

R=

である.

(1) 外接円 O の点 C を含まない弧 AB 上に点 P AP =PB となるようにとる.線分 OP と辺 AB の交点を H とすると

OH= R

であり,

AP=

である.

(2) 外接円 O の点 B を含まない弧 AC 上に点 Q AQ =QC となるようにとり,線分 BP の延長と線分 QA の延長との交点を S とする.

  PBA= θ とおく.次の 5 個の角のうち,その大きさが 2 θ であるものの個数は 個である.

SPA ABC BCA CAP PAS

そして

SA= SQ= ツテ

である.さらに,点 S から円 O に接線を引き,その接点を T とすると

ST= ヌネ

である.

2010 大学入試センター試験 追試

数学IA

配点25点

正解と配点

易□ 並□ 難□

【4】 硬貨を繰り返して投げる.同じ面がちょうど n 回だけ続いて出たとき,その一続きの並びを れん とよび, n をその連の長さとよぶことにする.ただし, n=1 の場合も含む.

 硬貨を 6 回繰り返して投げる.このとき,現れる連の長さの最大値を得点とする.例えば,出た面が(表,表,裏,裏,表,裏)のときは,連の長さは順に 2 2 1 1 であるから,得点は 2 点であり,出た面が(表,表,表,裏,裏,表)のときは,連の長さは順に 3 2 1 であるから,得点は 3 点である.

(1) 得点が 5 点となるのは 通りである.

 得点が 2 点となる場合,長さ 2 の連が 1 度だけ現れるのは イウ 通り,ちょうど 2 度現れるのは エオ 通り, 3 度現れるのは 通りである.

(2) 得点が 1 点である確率は クケ 得点が 4 点である確率は サシ 得点が 6 点である確率は セソ である.

 また,得点の期待値は タチ ツテ である.

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