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2010-10550-0201
2010 京都工芸繊維大学 後期
配点25%
易□ 並□ 難□
【1】 O を原点とする座標平面上に点 A (3 ,3) ,B (1 ,2) ,C (p ,q) がある. 2 次正方行列 L の表す 1 次変換 f は, A を A に移し, B を C に移す.
(1) L を p , q を用いて表せ.
(2) C が B と異なり, f が C を B に移すとき,線分 BC の中点 M が直線 OA 上にあることを示せ.
2010-10550-0202
【2】 P⁡( x) は実数を係数とする x の 4 次式で, x4 の係数は 1 であり,次の条件(ⅰ)および(ⅱ)を満たしている.
(ⅰ) P⁡( x) とその導関数 P ′⁡( x) は,実数を係数とする共通の 2 次式で割り切れる.
(ⅱ) すべての実数 x に対して P⁡ (x) ≧2 が成り立ち, x=0 のとき等号が成り立つ.
P⁡( x) を求めよ.
2010-10550-0203
【3】 xy 平面上に曲線 C: y=x⁢ ex がある. a を正の実数とし,数列 x n (n =1 ,2 ,3 ,⋯ ) は次の条件(ⅰ)および(ⅱ)を満たしている.
(ⅰ) x1= a である.
(ⅱ) C 上の点 ( xn, xn⁢ exn ) における接線と x 軸の交点の x 座標は x n+1 である.
(1) xn> 0( n= 1, 2, 3, ⋯) であることを示し, xn+ 1 を x n の式として求めよ.
(2) xn+ 1<x n ( n=1 ,2 ,3 ,⋯ ) であることを示せ.
(3) xn+ 1≦ a1+a ⁢ xn (n =1 ,2 ,3 ,⋯) であることを示せ.
(4) 極限 lim n→∞ ⁡x n および lim n→∞ ⁡ x n+2 -xn +1 (x n) 2 を求めよ.
2010-10550-0204
【4】(1) 定積分 ∫0π ⁡ (sin⁡ x) 3⁢d x の値を求めよ.
(2) 自然数 m に対して ∫0m ⁢π ⁡| sin⁡x | 3⁢d x を m を用いて表せ.
(3) 自然数 n に対して,整数 m が m⁢ π≦n< (m+ 1)⁢ π を満たすとき,
∫ m⁢π n⁡ | sin⁡x | 3⁢d x≦ ∫0π ⁡ (sin⁡ x)3 ⁢dx
および
1π - 1n≦ mn ≦ 1π
が成り立つことを示せ.
(4) 極限 lim n→∞ ⁡ ∫01 ⁡ |sin ⁡n⁢x |3 ⁢dx を求めよ.