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2010 岡山大学 前期

数学I・数学II・数学A・数学B,

数学I・数学II・数学III・

数学A・数学B・数学C共通

易□ 並□ 難□

【1】 男性 M1 M4 4 人と女性 F1 F4 4 人が,横一列に並んだ座席 S1 S8 に座る場合を考える.

(1) 同性どうしが隣り合わない座り方は何通りあるか.

(2) (1)の座り方の中で, M1 の両隣が F1 F2 になる座り方は何通りあるか.

(3) (1)の座り方の中で, M1 F1 が隣り合わない座り方は何通りあるか.

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数学I・数学II・数学A・数学B

易□ 並□ 難□

【2】 自然数 m n に対して,自然数 m n を次のように定める.

1 2 3 4 5
1 4 6 8 10 12
2 9 13 17 21 25
3 16 22 28 34 40
4 25 33 41 49 57
5 36 46 56 66 76
n
m m n

 例えば, 11= 4 12= 6 21= 9 42= 33 53= 56 16 =14 61 =49 である.

(1) 数列 8 1 82 8 3 の初項 8 1 から第 25 8 25 までの和を求めよ.

(2)  mn= 474 を満たす自然数 m n の組をすべて求めよ.

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数学I・数学II・数学A・数学B

易□ 並□ 難□

【3】  a b を実数とし, a0 とする. x についての 3 次方程式

ax3 +(a+ 1) x2+( b+1) x+b =0

を考える.

(1)  a=b= 1 のとき, の実数解を求めよ.

(2)  がちょうど 2 つの相異なる実数解を持つ条件を a b を用いて表せ.

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数学I・数学II・数学A・数学B

易□ 並□ 難□

【4】  a を正の実数とする.放物線 P: y=x 2 上の点 A( a,a2 ) における接線を l1 とし,点 A を通り l1 と直交する直線を l2 とする.また, l2 と放物線 P との交点のうち A ではない方を B (b ,b2 ) とする.さらに,点 B を通り l1 に平行な直線を l3 とし, l3 と放物線 P との交点のうち B ではない方を C (c ,c2 ) とする.

(1)  b+c= 2a であることを示せ.

(2) 放物線 P l3 で囲まれた部分の面積を S とする. S a を用いて表し, S が最小になるときの S a の値を求めよ.

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数学I・数学II・数学III・

数学A・数学B・数学C

易□ 並□ 難□

【2】 次の条件で定められる数列 {an } を考える.

a1= 1 a2= 3 an+ 2=a n+a n+1 n=1 2 3

(1) すべての自然数 n に対して

X( a na n+1 a n+1 an +2 )= ( an+1 a n+2 a n+2 an +3 )

が成り立つように,行列 X を定めよ.

(2) 自然数 n に対して an an +2- (a n+1 )2 の値を推測して,その結果を数学的帰納法によって証明せよ.

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数学I・数学II・数学III・

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易□ 並□ 難□

【3】 原点を中心とする半径 1 の円を C1 とし,原点を中心とする半径 12 の円を C2 とする. C1 上に点 P 1( cosθ, sinθ ) があり,また, C2 上に点 P 2( 12 cos3 θ, 12 sin 3θ ) がある.ただし, 0θ < π2 であるとする.線分 P 1P2 の中点を Q とし,点 Q の原点からの距離を r (θ ) とする.このとき,次の問いに答えよ.

(1) 点 Q x 座標の取りうる範囲を求めよ.

(2) 点 Q y 軸上にあるときの θ の値を α とする.このとき, α および定積分

0α {r (θ) }2 dθ

を求めよ.

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易□ 並□ 難□

2010年岡山大前期理系【4】の図
例1: n=12 の場合
2010年岡山大前期理系【4】の図
例2: n=4 の場合

【4】 平面上に半径 1 の円がある.この円に外接し,さらに隣り合う 2 つが互いに外接するように,同じ大きさの n 個の円を図(例1)のように配置し,その一つの円の半径を Rn とする.また,円 C に内接し,さらに隣り合う 2 つが互いに外接するように,同じ大きさの n 個の円を図(例2)のように配置し,その一つの円の半径を rn とする.ただし, n3 とする.このとき,次の問いに答えよ.

(1)  R6 r6 を求めよ.

(2)  limn n2 (Rn -rn ) を求めよ.ただし, limθ 0 sinθ θ= 1 を用いてよい.



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