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2010-13338-0101
2010 慶応義塾大学 薬学部
2月12日実施
易□ 並□ 難□
【1】
(1) 方程式 x4 -4⁢ x3- 16⁢x 2+8 ⁢x+4 =0⋯ ① がある.
(ⅰ) x- 2x= t とおくとき, ① を t の式で表すと, t2 - (1) ⁢t - (2)(3) =0 である.
(ⅱ) ① の方程式の解のうち,最も大きなものは (4) + (5)(6) である.
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(2) 1 つのさいころを 2 回投げて, 1 回目に出た目の数を a ,2 回目に出た目の数を b とする.円 C の方程式を x 2+y 2+a ⁢x+b ⁢y-4 =0 とするとき,
(ⅰ) 円 C の半径が 3 である確率は (7) (8)(9) である.
(ⅱ) 円 C の半径が 3 以上である確率は (10)(11) (12)(13) である.
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(3) 円 O とこれに内接する三角形 ABC があり, AB=2 , BC=3 , cos⁡∠ ABC= 16 である.円 O の B を含まない弧 AC 上に動点 P がある.ただし, P は A , C とは一致しない.
(ⅰ) AP=1 のとき, ▵ACP の面積は (14)(15) (16) である.
(ⅱ) ▵ACP の面積が最大となるとき, BP の長さは (17) ⁢ (18)(19) (20) である.
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(4) 2 次方程式 x2 +t2 ⁢x-2 ⁢t=0 ( t は正の定数)の 2 つの解を α , β として, P= ∫-1 2⁡ {( x+ 1α2 )⁢ (x+ 1 β2 )+ 1α⁢ β }⁢ dx とする.
(ⅰ) P を t の式で表すと, P= (21) + (22) (23) ⁢ (t 2+ (24) t2 ) である.
(ⅱ) P は t= (25) 4 のとき,最小値 (26) + (27) ⁢ (28) (29) をとる.
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(5) x⁢y= 4, x≧ 12 , y≧1 を満たす実数 x ,y について, Q= (log 0.5⁡x )3 +( log0.5 ⁡y-1 )3 とする.
(ⅰ) Q は, x= (30) ⁢ (31) ,y = (32) のとき,最大値 (33)(34)(35) (36) をとる.
(ⅱ) Q は, x= (37) (38) , y= (39) のとき,最小値 (40)(41)(42) をとる.
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【2】 容器 A に濃度 10 % の食塩水 100 g が入っている.また容器 B には濃度 20 % の食塩水 100 g が入っている.このとき次の操作 T を考える.
操作 T :「容器 A から食塩水を xg 取り出し,容器 B に入れてよくかき混ぜて,容器 B から x g の食塩水を取り出して,容器 A に入れて再びよくかき混ぜる.」
操作 T を n 回( n は自然数)くり返したときの容器 A , B の食塩水の濃度をそれぞれ a n( %) , bn ( %) とおく.ただし,濃度は質量パーセント濃度である.
a1= 12( %) であるとき,
(1) x の値は (43)(44) であり, b1 の値は (45)(46) である.
(2) an ,bn を n の式で表すと, an= (47)(48) - (49) ⁢ ( (50) (51) ) n-1 , bn= (52)(53) + (54) ⁢ ( (55) (56) ) n-1 である.
(3) bn- an< 0.5 を満たす最小の n の値は (57) である.
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【3】 xy 平面上に点 A( 0,a) と曲線 C: y=x3 -k⁢ x2 がある.ただし, a ,k は正の定数とする.点 A から曲線 C に接線 l を引く.
(1) a=3 ,k=1 のとき,接線 l の方程式は y= (58) ⁢ x+ (59) である.
(2) 接線 l が 2 本引けるとき, a を k の式で表すと, a= 1 (60)(61) ⁢k (62) である.
(3) t=a- 2⁢k とおく.接線 l が 1 本,または 2 本引けるとき, t の最小値は (63)(64) ⁢ (65) である.
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【4】 1 辺の長さが 1 の正四面体 OABC がある. OA ′→ =2OA → ,O B′ →=3 ⁢OB→ ,O C′ →=4 OC→ を満たす点を A ′ ,B ′ ,C ′ とする.点 O から平面 A ′B ′C ′ に垂線 l をひく. l と平面 A ′B ′C ′ との交点を H , l と平面 ABC との交点を P とする. OA→ =a→ , OB→ =b→ , OC→ =c→ とするとき,
(1) OH→ = (66)(67) (68)(69) ⁢ a→ + (70)(71) (72)(73) ⁢ b→ - (74) (75)(76) ⁢ c→ である.
(2) | OP→ | | OH→ | の値は (77)(78) (79)(80) である.
(3) ▵APB と ▵ABC の面積の比は 1: (81)(82) である.
(4) 四面体 OAPB と四面体 OA ′B ′C ′ の体積の比は 1: (83)(84)(85) である.