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2010 東京理科大学 薬学部B方式

生命創薬学科

2月11日実施

配点25点

易□ 並□ 難□

【1】  A B C D を頂点とする四面体において, ACD の重心を G 1 BCD の重心を G2 とする.このとき次が成り立つ.

(1)  G1G 2AB = である.

(2) また, E は線分 AC AE: EC=2: 1 に内分する点とし,点 B D E を通る平面と線分 G 1G2 の交点を F とする.このとき FG2 G1 F= である.

(3) さらに AB= 4 AC=4 かつ BAC BAD および BFE がすべて直角とすると AD= である.

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生命創薬学科

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配点25点

易□ 並□ 難□

【2】  a を実数の定数として, x の関数

f(x )=(x -2a -2) (x2 +2a x-5 a3 -4)

を考える.このとき, f(x ) の導関数を f (x ) として, x についての方程式 f (x)= 0 f (x)= 0 が共通の解をもつような a の値は 個あり,そのうち整数は 個ある.

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生命創薬学科

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配点25点

易□ 並□ 難□

【3】  t は正の実数とする. xy 平面において,放物線

C1: y=x2

と, C1 上の 2 ( - 4t , 16t2 ) ( t2 , t2 4 ) をそれぞれ頂点とする 2 つの放物線

C2: y=( x+ 4t )2 +16 t2

C3: y=( x- t2 )2 + t24

がある. C2 C3 の交点の座標は

( t - t , t2 + t 2 )

であり, C1 C2 C 3 で囲まれる部分の面積 S (t)

S(t )=t+ t

である. t t> 0 の範囲を動くときの S (t) の最小値は, である.また, t=4 のとき, C2 C3 の共通接線と C1 で囲まれる部分の面積は である.

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配点25点

易□ 並□ 難□

【4】  a は定数として, θ に関する方程式

sin3 θ-3 sinθ+ acos2 θ- 5=0

について考える.ただし, 0θ< 2π とする.

(1)  sinθ= x とおくと,方程式 x に関する 3 次方程式

x3 +a x2-a + =0

に書きかえられる.ただし, -1x 1 である.

(2)  の左辺を f (x) とおくと, -6<a <0 ならば, -1x 1 の範囲では, f(x ) x= - a のとき極小値 a 3-a+ をとる.

(3) 定数 a の値に応じて,方程式 -1 x1 における異なる実数解の個数は

a< のとき 0

a= のとき 1

a> のとき 2

であることがわかる.したがって,方程式 0 θ<2 π における解の個数は

a< のとき

a= のとき

a> のとき

である.

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生命創薬学科

2月11日実施

配点25点

易□ 並□ 難□

0 0 0 1 0
0 0 1 0 0
0 1 0 0 0
1 0 0 0 0
0 0 0 0 1

【5】  n を自然数として,正方形を縦と横にそれぞれ n 等分して n2 個の小正方形に分けたものを考える.このとき,次の 3 条件を満たすように n2 個の小正方形のそれぞれに 0 1 を書き入れることを考える(右図は n= 5 の場合の例である.

(条件1) 各行(横の並び)の n 個の小正方形に記された数のうちちょうど一つが 1

(条件2) 各列(縦の並び)の n 個の小正方形に記された数のうちちょうど一つが 1

(条件3)  0 1 の配置は,大きな正方形の左上から右下に向かう対角線に関して対称

これらの条件を満たす 0 1 の書き入れ方の総数は, n=3 から n= 7 までの各場合について次のとおりである.

n=3 のとき 通り

n=4 のとき 通り

n=5 のとき 通り

n=6 のとき 通り

n=7 のとき 通り

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