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【2】 を正の実数とすると,を原点とする平面において,放物線
と,軸に平行な直線
は点で交わる.ただし,の座標は負で,の座標は正であるとする.さらに,線分を直径とする円をとする.そして,不等式の表す領域と,円の内部(境界も含む)との共通部分をとし,その面積をとする.このとき次の問いに答えよ.
(1) 円の方程式を求めよ.
(2) 放物線と円の共有点の個数をの値で場合分けして求めよ.
(3) のとき,を求めよ.
(4) がの範囲を動くときのの最大値を求めよ.
(5) のとき,軸に平行な直線が領域の第象限の部分と交わるような定数の範囲は,のある式によってで表される.を求めよ.また,を満たすに対して,直線と領域の交わりとなる線分の長さは以下であることを示せ.
(6) のときが成り立つことを示せ.
と曲線
を考える.このとき次の問いに答えよ.
(1) 各実数に対して,点を通る曲線の接線の本数を求めよ.
(2) さいころを投げて直線上の点を次の規則に従って動かすものとする.
(ⅰ) 以下の目が出た場合は,直線上の,座標がだけ大きい点に移動する.
(ⅱ) またはの目が出た場合は動かさない.
が最初は点にあったとして,次の問いに答えよ.
(a) を自然数,をを満たす整数とするとき,回さいころを投げた後に点が点にある確率を求めよ.
(b) 自然数に対して,回さいころを投げた後の点を通る曲線の接線の本数の期待値を求めよ.
(c) を(b)で定めたものとするとき,を求めよ.ただし必要ならばということを用いてよい.