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2010-13442-1301
2010 東京理科大学 理学部情報数理学科B方式
2月13日実施
配点50点
易□ 並□ 難□
【1】 次の問いに答えよ.必要ならば「正の実数 a に対して lim n→∞ ⁡a 1n =1 」ということを用いてもよい.
(1) 0<a< b, 0<c< 1 であるような実数 a ,b ,c に対して, limn →∞ ⁡ {bn -c⋅ (-a )n }1 n を b のみを用いて表せ.
(2) 1 枚の硬貨を n 回投げるとき,「 2 回連続で裏が出る」ことがない確率を Pn とする.ただし P 1=1 とする.また,硬貨を投げて表と裏が出る確率は等しいものとする.
(a) P2 ,P3 の値を求めよ.
(b) Pn+ 2=s⁢ Pn+ 1+t ⁢Pn ( n=1 ,2 ,3 , ⋯) をみたす実数 s , t を求めよ.
以下では, α ,β は,(b)で求めた s ,t に対して α +β=s , α⁢β =-t をみたす, α<β であるような実数とする.
(c) α ,β ,n を用いて Pn を表せ.
(d) α ,β の値を求めよ.
(e) limn→ ∞⁡ Pn 1n の値を求めよ.
2010-13442-1302
【2】 f⁡(x )=x3 -x2 -4⁢x -1 とおく.
(1) 方程式 f⁡ (x)= 0 の正の実数解と負の実数解はそれぞれいくつあるか答えよ.
(2) 方程式 f⁡ (x)= 0 のすべての実数解 a に対して f⁡ (x) =(x- a)⁢ {x2 +g⁡( a)⁢x +h⁡( a)} が成り立つような, 2 次以下の整式 g⁡ (t) と h⁡ (t) を求めよ.
(3) a を方程式 f⁡ (x)= 0 の実数解とするとき, a2 -2⁢a -2 と -a 2+a +3 もまた方程式 f⁡ (x)= 0 の解であることを示せ.
(4) a を方程式 f⁡ (x)= 0 の最大の実数解であるとするとき, a2 -2⁢a -2 と -a 2+a+ 3 の符号はそれぞれ正,負のどちらかであるか,理由も含めて答えよ.