2010 同志社大 文系学部2月6日実施MathJax

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2010 同志社大学 文系学部2月6日実施

易□ 並□ 難□

【1】 次の   に適する数または式を,解答用紙の同じ記号の付いた   の中に記入せよ.

 鋭角三角形 ABC において AB= c BC=a CA=b とする.また AB AC との内積を a b c を用いて表すと AB AC = である.頂角 A 2 等分線と底辺 BC の交点を D とすると AD = AB + AC となり,頂点 A から底辺 BC に下ろした垂線の足を H とすると AH = AB + AC となる.点 C から辺 AB に下ろした垂線の足を E とし,点 B から辺 AC に下ろした垂線の足を F とすると AE = AB AF = AC となり, EF = AB + AC であり, EF= である.

2010 同志社大学 文系学部2月6日実施

易□ 並□ 難□

【2】  p 0< p< 12 である定数とする.動点 P は時刻 n n =0 1 2 では四面体 ABCD 4 頂点 A B C D のいずれかにあり,次の規則 iiiiiiに従うとする.

i 時刻 0 では,動点 P は頂点 A にある.

ii 時刻 n に動点 P が頂点 A B C のいずれかにある場合,時刻 n+ 1 では必ず他の頂点へ移動する.その時,頂点 D へ移動する確率は 1- 2p であり,残り 2 つの頂点へ移動する確率はいずれも p である.

iii 時刻 n に動点 P が頂点 D にある場合,時刻 n+ 1 でも頂点 D にある.

時刻 n に動点 P が各頂点 A B C D に存在する確率をそれぞれ a n bn cn dn n =1 2 3 とする. a1 =0 b 1=p c1 =p d1 =1-2 p である.以下の問いに答えよ.

(1)  a2 d2 p を用いて表せ.

(2)  an+ 1 dn +1 p an b n cn dn を用いて表せ.

(3)  dn+ 1 p dn を用いて表せ.

(4)  Sn= k =1n dk とする. Sn を求めよ.

2010 同志社大学 文系学部2月6日実施

易□ 並□ 難□

【3】  f(x )= 0 1 |x- t| dt と定義する.以下の問いに答えよ.

(1)  f( 12 ) の値を求めよ.

(2)  y=f (x) のグラフの概形を描け.

(3) 点 A( 0,1) B( 1,0) とする.線分 AB と曲線 y= f(x ) との交点を D とする.また,第 1 象限に点 C をとり ABC が正三角形になるようにする.点 C と点 D の座標をそれぞれ求めよ.

(4) 正三角形 ABC の内部でかつ条件 y f(x ) を満たす部分の面積を求めよ.

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