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2010-14861-0901
2010 同志社大学 理工学部
2月10日実施
易□ 並□ 難□
【1】 次の に適する数を,解答用紙の同じ記号のついた の中に記入せよ.
(1) 曲線 C: y=cos⁡ x 上の点 (a, cos⁡a )( a≠ 0, ±π ,±2 ⁢π ,⋯ ) における法線の方程式は y= ア であり,法線と x 軸の交点 P の座標は ( イ , 0) である.したがって,交点 P と (a, 0) の距離は f⁡ (a)= ウ と表せる.もし π8≦ a≦ π3 であれば,距離 f⁡ (a) は a= エ のとき最大値 オ をとり, a= カ のとき最小値 キ をとる.
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(2) 曲線
C′: y=x+ 1 x (1 ≦x≦4 )
と直線 x= 1, x=4 および x 軸で囲まれた部分の面積は ク であり,それを x 軸のまわりに回転させてできる回転体と y 軸のまわりに回転させてできる回転体の体積はそれぞれ ケ と コ である.
2010-14861-0903
【2】 関数 f⁡ (x)= x⁢e -|x | について次の問いに答えよ.
(1) f⁡(x ) の極値を計算せよ.
(2) limt→ ∞⁡ t⁢e -t= 0 を利用して y= f⁡(x ) のグラフの概形を描け.
(3) 直線 y= m⁢x と曲線 y= f⁡(x ) が原点以外に共有点を持つための条件を, m を用いて表せ.
(4) 直線 y= m⁢x と曲線 y= f⁡(x ) が原点以外に共有点を持つとする.このとき,直線 y= m⁢x と曲線 y= f⁡(x ) で囲まれた部分の面積を求めよ.
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【3】 次の問いに答えよ.
(1) 数列 {an } は
a1= 1, an= n -1n +1 ⁢a n-1 ( n≧ 2)
をみたしている. {an } の一般項を n を用いて表せ.
(2) 数列 {bn } は
b1= 1, bn= n2+n +1 n2-n +1 ⁢b n-1 ( n≧ 2)
をみたしている. {bn } の一般項を n を用いて表せ.
(3) 数列 {cn } は
c1= 1, cn= n 3-1 n3+ 1⁢ c n-1 ( n≧2 )
をみたしている. {cn } の一般項を n を用いて表せ.
(4) 上の(3)の数列 {cn } に対し, Sn= ∑ k=1 n⁡ ck を n を用いて表せ.
2010-14861-0905
【4】 行列 S ,T を,
S=( 01 4 0) , T=( 0 22 0 )
とし, m を正の整数とする.次の問いに答えよ.
(1) 行列 S3 ⁢T2 , (S+ T)5 を求めよ.
(2) 行列 (S +T) 2⁢m +1 を求めよ.
(3) (1+ x)2 ⁢m+1 の展開式を用いて
C0 2⁢m +1+ C2 2⁢m +1 +⋯+ C2⁢ k 2⁢m +1+ ⋯+ C2⁢ m 2⁢m +1
=C1 2⁢m +1+ C3 2⁢m +1 +⋯+ C2⁢ k+1 2⁢m +1+ ⋯+ C2⁢ m+1 2⁢m +1 =22 ⁢m
であることを示せ.
(4) S2⁢ m+1 +C1 2⁢m +1 ⁢S2 ⁢m⁢ T+⋯+ Cr 2⁢m +1 ⁢S2 ⁢m+1 -r⁢ Tr+ ⋯+T 2⁢m+ 1 を求めよ.
(5) 正の整数 m に対し,
( am bm cm dm )= (S+ T)2 ⁢m+1
( xm ym zm um )= S2⁢ m+1+ C1 2⁢m +1 ⁢S2 ⁢m⁢ T+⋯+ Cr 2⁢m +1 ⁢S2 ⁢m+1 -r⁢ Tr+ ⋯+T 2⁢m+ 1
とおく. bm と ym のどちらが大きいか判定せよ.また, cm と zm のどちらが大きいか判定せよ.