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2010-14991-1301
2010 関西大学 センター中期
システム理工・環境都市工・化学生命工学部
2月8日実施
易□ 並□ 難□
【1】 関数 f⁡ (θ)= sin3⁡ θ-sin⁡ 3 ⁢θ2 ⁢cos⁡ θ 2 の 0 から実数 x までの定積分
F⁡(x )= ∫0x ⁡f ⁡(θ) ⁢dθ
について考える.次の をうめよ.
sin3⁡ θ=(1 -cos2 ⁡θ)⁢ sin⁡θ であることを利用すると,
∫ ⁡sin3 ⁡θ⁢ dθ= ① 3+C
と表される.ただし, C は積分定数を表す.
一方,
∫ ⁡sin⁡ 3 ⁢θ2 ⁢ cos⁡ θ 2⁢ dθ =- ② 4+C
と表される.ここで t= cos⁡x とおくと,
∫ 0x⁡ ( sin3⁡ θ-sin⁡ 3⁢θ 2⁢ cos⁡ θ2 )⁢ dθ= ③ 6
と t の 3 次式で表される.したがって, F⁡(x ) は
F⁡(x )= 13⁢ (t+ ④ )⁢( t+ ⑤ )⁢( t+ ⑥ )
と因数分解される.ただし, ④ < ⑤ < ⑥ とする.
F⁡(x )=0 となる x> 0 を小さい順に a1 , a2 ,a3 , ⋯ とすると, an= ⑦ である.また,関数 F⁡ (x) の最大値は ⑧ であり,最小値は ⑨ である.
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【2】 次の をうめよ.
(1) 行列の積 ( 4- 4-11 -6 717 ) ( -1 22 -1 -1 1 )( 2 13 1 ) を計算すると ① となる.
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(2) A=( 1 11 1 ) とする.実数 an を A+ A2+ A3+ ⋅+A n=a n⁢A となるようにとると, an は n を用いて ② と表せる.
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(3) A は 2 次の正方行列で, A2+ A+E= O を満たしている.このとき, A-E の逆行列を a⁢A +b⁢E ( a ,b は実数)の形に表すと ③ となる.
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(4) 行列 ( a+1 31 a+3 ) で表される 1 次変換を f とする. f を 2 回合成した f ∘f による点 (0 ,1) の像は直線 y= x+1 上にあるが, f による点 (0 ,1) の像は y= x+1 上にないとする.このとき, a= ④ となる.
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(5) A=( -1 2 -23 ) とする.このとき, (A- E)2 =O となる.したがって, 2 以上の整数 k に対し (A-E )k= O となる. An は n を用いて ⑤ と表せる.
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(6) 座標平面上に直線 y= k⁢x (k ≠0 ) がある.座標平面上の点 P (x, y) に対して,点 P から y= k⁢x へ下ろした垂線と y= k⁢x との交点を P ′( x′ ,y′ ) とする.点 P を点 P′ に移す 1 次変換を表す行列 A が ( 910 - 310 - 3 10 1 10 ) であるとき, k の値は ⑥ である.
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(7) J=( 0 -1 10 ) とし, a ,b は a2 +b2 =1 ,a⁢b >0 を満たす実数とする. (a⁢ E+b⁢ J)3 =E が成り立つとき, a= ⑦ , b= ⑧ である.
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【3】 次の をうめよ.
(1) 関数 f⁡ (x)= xlog⁡ x (x >0 ) の導関数は
f′ ⁡(x) =2⁢log ⁡x⋅ ①
である.
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(2) 方程式 x2 -y2 =4⁢ x-2 で与えられる x の関数 y の導関数は, y≠0 のとき,
d ydx = ② y
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(3) 関数 f⁡ (x)= x10 を定数 a1 , a1 , ⋯, a10 を用いて
f⁡(x )=a0 +a1 ⁢(x- 1)+a 2⁢ (x-1 )2+ ⋯+a 9⁢ (x-1 )9+ a10⁢ (x- 1)10
と表すとすると, a4= ③ である.
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(4) 曲線 y= ex2 ⁢log⁡ x (x >0 ) に対して, x=1 における接線の方程式は,
y= ④
となる.
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(5) 関数 y= e x2 x ( x> 0) の最小値は, x= ⑤ のとき ⑥ である.
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(6) n は整数とする.関数 f⁡ (x)= x +n x2- 6 が極値をとらないような n の最小値は ⑦ である.
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(7) 関数 f⁡ (x) は x= 2 において微分可能で, f′ ⁡(2) =4 かつ
limx→ 2⁡ x⁢f⁡ (x)- 2⁢f⁡ (2) x-2 =1
が成り立っている. x=2 における f⁡ (x) の値 f⁡ (2) は ⑧ である.
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【4】 次の をうめよ.
(1) 不定積分 ∫⁡( x-2) ⁢e- 12 ⁢x ⁢dx を求めると, ① +C である.ただし, C は積分定数である.
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(2) 不定積分 ∫⁡ 2⁢x+ 3( 2⁢x- 1)2 ⁢ dx を求めると, ② +C である.ただし, C は積分定数である.
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(3) 定積分 ∫19 14 ⁡sin⁡( π⁢x )⁢dx を求めると, 1 π2⁢ ( ③ ) である.
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(4) 定積分 ∫02 ⁢3 ⁡ 1 x2+ 4⁢ dx を求めると, ④ である.
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(5) xy 座標平面の曲線
x=t3 , y= 1t ⁢ et2 ( 1≦ t≦2 ),
2 直線 x= 1, x=8 と x 軸で囲まれた部分を, x 軸のまわりに 1 回転してできる立体の体積は 34⁢ e2 ⁢π⁢ ( ⑤ ) である.