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2011-10721-0101
2011 広島大学 前期
数学I・数学II・数学A・数学B
易□ 並□ 難□
【1】 次の問いに答えよ.
(1) 1 2-3 の整数部分を a , 小数部分を b とする.不等式
1 2-3 < 6a + kb
を満たす k の値の範囲を求めよ.
(2) a ,b は定数で, a>0 とする. 2 次関数 f⁡ (x) =a⁢x 2-2 ⁢x+b の定義域を -1 ≦x≦2 とし, f⁡( -1) <f⁡ (2 ) を満たすとする.関数 y=f ⁡(x ) の値域が -1 ≦y≦7 であるとき,定数 a , b の値を求めよ.
2011-10721-0102
数学I・数学II・数学III・
数学A・数学B・数学C共通
【2】 次の問いに答えよ.
(1) log2⁡ 3= mn を満たす自然数 m , n は存在しないことを証明せよ.
(2) p ,q を異なる自然数とするとき, p⁢log 2⁡3 と q⁢ log2⁡ 3 の小数部分は等しくないことを証明せよ.
(3) log2⁡ 3 の値の小数第 1 位を求めよ.
2011-10721-0103
【3】 放物線 F: y= 12⁢ ( x+1) 2 上の点 A (0 ,1 2 ) を通り, A における F の接線に垂直な直線を l とし, l と放物線 F との交点のうち点 A と異なる方を B( b, 12⁢ ( b+1) 2 ) とする.次の問いに答えよ.
(1) 直線 l の方程式と b の値を求めよ.
(2) 放物線 F と直線 l で囲まれた部分の面積 T 1 を求めよ.
(3) 線分 AB を直径とする円を C とする.このとき,不等式 y ≦ 12⁢ ( x+1 )2 の表す領域で円 C の内部にある部分の面積 T 2 を求めよ.
2011-10721-0104
【4】 平面上で,線分 AB を 1: 2 に内分する点を O , 線分 AB を 1 :4 に外分する点を C とする. P を直線 AB 上にない点とし, PO→ と PC → が垂直であるとする. PA→ =a→ , PB→ =b→ とおくとき,次の問いに答えよ.
(1) PO→ , PC→ を a → ,b → で表せ.
(2) a→ と b → の内積 a →⋅ b→ を | a→ | , | b→ | で表せ.
(3) PA=1 , ▵PAB の面積が 32 のとき, PB の長さを求めよ.
2011-10721-0105
数学I・II・III・A・B・C【5】の類題
【5】 さいころを n 回投げる. k 回目( k =1 ,2 ,⋯ ,n )に投げた結果,
1 または 2 の目が出たとき X k=2,
3 または 4 の目が出たとき X k=3 ,
5 または 6 の目が出たとき X k=5
とする.これらの積を Y= X1⁢ X2⁢ ⋯⁢X n とおく.次の問いに答えよ.
(1) n=5 のとき, Y が偶数になる確率 p 1 を求めよ.
(2) n=5 のとき, Y が 100 の倍数になる確率 p 2 を求めよ.
(3) n=2 のとき, Y の期待値 E を求めよ.
2011-10721-0106
数学A・数学B・数学C
【1】 実数 a , b に対して, 2 次正方行列 A と列ベクトル B を
A=( a 2-a 1+a 2 ), B=( 2 ⁢b b)
と定め, E=( 1 0 01 ) とする.等式
( x′ y′ ) =A⁢ (x y )+B
により,座標平面上の点 P (x ,y) に対し点 P ′( x′, y′ ) が定まるものとする.次の問いに答えよ.
(1) a=b= -1 のとき,点 P ′( 3,2 ) となる点 P (x ,y) を求めよ.
(2) A2= k⁢E ( k は実数)を満たすとき, a ,k の値を求めよ.
(3) どんな点 P に対しても点 P′ が原点 O に一致しないための a , b の条件を求めよ.
2011-10721-0107
【3】 次の問いに答えよ.
(1) a ,b ,c を定数とする.関数 f⁡ (x) =a⁢cos 2⁡x +2⁢b ⁢cos⁡x ⁢sin⁡x +c⁢sin 2⁡x が定数となるための a , b ,c の条件を求めよ.
(2) 関数
g⁡( x)= 4⁢cos 2⁡x +2⁢cos ⁡x⁢sin ⁡x+ sin2⁡ x- 52 ( - π4≦ x≦ π4 )
が最大値をとる x の値を θ とする. cos⁡2 ⁢θ ,sin ⁡2⁢θ の値を求めよ.
(3) (2)の関数 g⁡ (x ) と θ に対して,定積分 ∫0 θ⁡ g⁡( x)⁢ dx を求めよ.
2011-10721-0108
【4】 平面上で,線分 AB を 1: 2 に内分する点を O とし, O を中心とする半径 OB の円を S , 円 S と直線 AB との交点のうち点 B と異なる方を C とする.点 P は円 S の内部にあり,線分 BC 上にないものとする.円 S と直線 PB との交点のうち点 B と異なる方を Q とする. PA→ =a→ , PB→ =b→ , ∠APB= θ とおくとき,次の問いに答えよ.
(1) PO→ , PC→ , OB→ を a → ,b→ を表せ.
(2) 点 P が円 S の内部にあることを用いて, cos⁡θ < | b→ | 4⁢ | a→ | を証明せよ.
(3) PQ の長さを | a→ | , | b→ | , θ で表せ.
(4) PA=3 ,PB= 2 とする. ▵QAB= 3⁢▵ POB を満たすとき, ▵PAB の面積を求めよ.
2011-10721-0109
【5】 ▵ABC の頂点は反時計回りに A , B ,C の順に並んでいるとする.点 A を出発した石が,次の規則で動くとする.
コインを投げて表が出たとき反時計回りに隣の頂点に移り,裏が出たときは動かない.
コインを投げて表と裏の出る確率はそれぞれ 12 とする.
コインを n 回投げたとき,石が点 A , B ,C にある確率をそれぞれ an ,b n ,cn とする.次の問いに答えよ.
(1) a1 , b1 , c1 の値を求めよ.
(2) an+ 1 ,bn +1 , cn+ 1 を a n ,bn , cn で表せ.また, a2 , b2 , c2 および a3 ,b 3 ,c3 の値を求めよ.
(3) an ,bn , cn のうち 2 つの値が一致することを証明せよ.
(4) (3)において一致する値を pn とする. pn を n で表せ.