2011 広島大学 前期MathJax

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2011 広島大学 前期

数学I・数学II・数学A・数学B

易□ 並□ 難□

【1】 次の問いに答えよ.

(1)  1 2-3 の整数部分を a 小数部分を b とする.不等式

1 2-3 < 6a + kb

を満たす k の値の範囲を求めよ.

(2)  a b は定数で, a>0 とする. 2 次関数 f (x) =ax 2-2 x+b の定義域を -1 x2 とし, f( -1) <f (2 ) を満たすとする.関数 y=f (x ) の値域が -1 y7 であるとき,定数 a b の値を求めよ.

2011 広島大学 前期

数学I・数学II・数学III・

数学A・数学B・数学C共通

易□ 並□ 難□

【2】 次の問いに答えよ.

(1)  log2 3= mn を満たす自然数 m n は存在しないことを証明せよ.

(2)  p q を異なる自然数とするとき, plog 23 q log2 3 の小数部分は等しくないことを証明せよ.

(3)  log2 3 の値の小数第 1 位を求めよ.

2011 広島大学 前期

数学I・数学II・数学A・数学B

易□ 並□ 難□

【3】 放物線 F: y= 12 ( x+1) 2 上の点 A (0 ,1 2 ) を通り, A における F の接線に垂直な直線を l とし, l と放物線 F との交点のうち点 A と異なる方を B( b, 12 ( b+1) 2 ) とする.次の問いに答えよ.

(1) 直線 l の方程式と b の値を求めよ.

(2) 放物線 F と直線 l で囲まれた部分の面積 T 1 を求めよ.

(3) 線分 AB を直径とする円を C とする.このとき,不等式 y 12 ( x+1 )2 の表す領域で円 C の内部にある部分の面積 T 2 を求めよ.

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数学I・数学II・数学A・数学B

易□ 並□ 難□

【4】 平面上で,線分 AB 1: 2 に内分する点を O 線分 AB 1 :4 に外分する点を C とする. P を直線 AB 上にない点とし, PO PC が垂直であるとする. PA =a PB =b とおくとき,次の問いに答えよ.

(1)  PO PC a b で表せ.

(2)  a b の内積 a b | a | | b | で表せ.

(3)  PA=1 PAB の面積が 32 のとき, PB の長さを求めよ.

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数学I・数学II・数学A・数学B

数学I・II・III・A・B・C【5】の類題

易□ 並□ 難□

【5】 さいころを n 回投げる. k 回目( k =1 2 n )に投げた結果,

1 または 2 の目が出たとき X k=2

3 または 4 の目が出たとき X k=3

5 または 6 の目が出たとき X k=5

とする.これらの積を Y= X1 X2 X n とおく.次の問いに答えよ.

(1)  n=5 のとき, Y が偶数になる確率 p 1 を求めよ.

(2)  n=5 のとき, Y 100 の倍数になる確率 p 2 を求めよ.

(3)  n=2 のとき, Y の期待値 E を求めよ.

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数学I・数学II・数学III・

数学A・数学B・数学C

易□ 並□ 難□

【1】 実数 a b に対して, 2 次正方行列 A と列ベクトル B

A=( a 2-a 1+a 2 ) B=( 2 b b)

と定め, E=( 1 0 01 ) とする.等式

( x y ) =A (x y )+B

により,座標平面上の点 P (x ,y) に対し点 P ( x, y ) が定まるものとする.次の問いに答えよ.

(1)  a=b= -1 のとき,点 P ( 3,2 ) となる点 P (x ,y) を求めよ.

(2)  A2= kE k は実数)を満たすとき, a k の値を求めよ.

(3) どんな点 P に対しても点 P が原点 O に一致しないための a b の条件を求めよ.

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数学I・数学II・数学III・

数学A・数学B・数学C

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【3】 次の問いに答えよ.

(1)  a b c を定数とする.関数 f (x) =acos 2x +2b cosx sinx +csin 2x が定数となるための a b c の条件を求めよ.

(2) 関数

g( x)= 4cos 2x +2cos xsin x+ sin2 x- 52 ( - π4 x π4 )

が最大値をとる x の値を θ とする. cos2 θ sin 2θ の値を求めよ.

(3) (2)の関数 g (x ) θ に対して,定積分 0 θ g( x) dx を求めよ.

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数学I・数学II・数学III・

数学A・数学B・数学C

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【4】 平面上で,線分 AB 1: 2 に内分する点を O とし, O を中心とする半径 OB の円を S S と直線 AB との交点のうち点 B と異なる方を C とする.点 P は円 S の内部にあり,線分 BC 上にないものとする.円 S と直線 PB との交点のうち点 B と異なる方を Q とする. PA =a PB =b APB= θ とおくとき,次の問いに答えよ.

(1)  PO PC OB a b を表せ.

(2) 点 P が円 S の内部にあることを用いて, cosθ < | b | 4 | a | を証明せよ.

(3)  PQ の長さを | a | | b | θ で表せ.

(4)  PA=3 PB= 2 とする. QAB= 3 POB を満たすとき, PAB の面積を求めよ.

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数学I・数学II・数学III・

数学A・数学B・数学C

易□ 並□ 難□

【5】  ABC の頂点は反時計回りに A B C の順に並んでいるとする.点 A を出発した石が,次の規則で動くとする.

コインを投げて表が出たとき反時計回りに隣の頂点に移り,裏が出たときは動かない.

コインを投げて表と裏の出る確率はそれぞれ 12 とする.

コインを n 回投げたとき,石が点 A B C にある確率をそれぞれ an b n cn とする.次の問いに答えよ.

(1)  a1 b1 c1 の値を求めよ.

(2)  an+ 1 bn +1 cn+ 1 a n bn cn で表せ.また, a2 b2 c2 および a3 b 3 c3 の値を求めよ.

(3)  an bn cn のうち 2 つの値が一致することを証明せよ.

(4) (3)において一致する値を pn とする. pn n で表せ.

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