2011 大阪市立大学 前期MathJax

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2011 大阪市立大学 前期

商・経済・医(看護)・

生活科学部

50点

易□ 並□ 難□

【1】 座標平面において,原点 O を中心とする半径 1 の円を C とし,点 P (p ,q) p2+ q2> 1 をみたすものとする. P から C へ接線をひき,その接点を T (s ,t) とする. P を中心とし T を通る円を D として, D は点 A (a ,0) を通るものとする.次の問いに答えよ.

問1  (a -p) 2= p2-1 であることを示せ.

問2  0<a< 1 のとき p> 1 であることを示し, a p を用いて表せ.

2011 大阪市立大学 前期

商・経済・医(看護)・

生活科学部

50点

易□ 並□ 難□

【2】 座標空間を運動する 3 A B C の時刻 t における座標をそれぞれ (t ,0,t ) (2 t,1 -2t, 2( 1-t) ) (-t ,-2 t,t) とする.原点を O と記すとき,次の問いに答えよ.ただし, 0<t< 12 とする.

問1  OA OC OB OC を示せ.

問2  OAB の面積 S (t ) t (1- 2t ) であることを示せ.

問3 四面体 OABC の体積 V (t ) 0< t< 12 における最大値を求めよ.

2011 大阪市立大学 前期

商・経済・医(看護)・

生活科学部

50点

易□ 並□ 難□

【3】  s t を実数とし,座標平面上の 4 A (-1 ,0) B (1 ,0) P (0 ,t) Q (s, t) を考える.次の問いに答えよ.

問1 不等式 (1 +s) 2+ t2 1 +t2 +s1 +t2 が成り立つことを示せ.

問2 不等式 PA+ PBQA+ QB が成り立つことを示せ.

2011 大阪市立大学 前期

商・経済・医(看護)・

生活科

50点

理系【4】の類題

易□ 並□ 難□

【4】  N a b は正の整数とする.箱の中に赤玉が a 個,白玉が b 個入っている.箱から無作為に 1 個の玉を取り出し,色を記録して箱に戻す.この操作を繰り返し,同じ色の玉が 2 回続けて出るか,または取り出す回数が 2 N+2 になったら終了する. n 回取り出して終わる確率を P (n ) とし, p= aa+b q= b a+b r=p q とおく.次の問いに答えよ.

問1  P( 2j) P (2 j+1) j =1 2 N および P (2 N+2 ) r を用いて表せ.

問2 偶数回取り出して終わる確率 Q= j=1 N+1 P (2 j) について, Q> 1-2 r1- r となることを示せ.

2011 大阪市立大学 前期

理・工・医(医)学部

50点

易□ 並□ 難□

【1】  a は実数で 0< a<1 とする.座標平面上の第 1 象限にある曲線 y= 1 x 2 直線 y =x y= ax で囲まれる部分 P (a ) の面積を S (a ) とする.次の問いに答えよ.

問1  S( a) a を用いて表せ.

問2  2S ( 1e ) S( a) 2S ( 1e )+1 となる a の範囲を求めよ.

問3  P( a) x 軸の周りに回転して得られる回転体の体積 V (a ) lim a0 V (a ) を求めよ.

2011 大阪市立大学 前期

理・工・医(医)学部

易□ 並□ 難□

【2】 実数を成分とする 2 次正方行列 A= ( 11 -1 3) B= ( b1 0b ) P= ( 11 pq ) について,次の問いに答えよ.

問1  n を正の整数とするとき, Bn を求めよ.

問2  AB= PB が成り立つように, b p q の値を求めよ.

問3  n を正の整数とするとき, An を求めよ.

2011 大阪市立大学 前期

理・工・医(医)学部

50点

易□ 並□ 難□

【3】  p q は正の実数で p> q とする. x>0 において, 2 つの関数

f( x)= ep x+ e-p x g (x) =eq x+e -qx

を考える.次の問いに答えよ.

問1  f( x)> 2 を示せ.

問2  f( x)> g( x) を示せ.

問3  h( x)= f ( x)- g (x) f( x)- g( x) とするとき, h (x ) x> 0 において単調減少であることを示せ.

2011 大阪市立大学 前期

理・工・医(医)学部

50点

文系【4】の類題

易□ 並□ 難□

【4】  N a b は正の整数とする.箱の中に赤玉が a 個,白玉が b 個入っている.箱から無作為に 1 個の玉を取り出し,色を記録して箱に戻す.この操作を繰り返し,同じ色の玉が 2 回続けて出るか,または取り出す回数が 2 N+2 になったら終了する. n 回取り出して終わる確率を P (n ) とし, p= aa+b q= b a+b r=p q とおく.次の問いに答えよ.

問1  P( 2j) P (2 j+1) j =1 2 N および P (2 N+2 ) r を用いて表せ.

問2  (1- r) j=1 N jr j-1 = 1-r N1- r- NrN を示せ.

問3 取り出す回数の期待値 m= n=2 2N+ 2 nP (n ) について, m< 2+r 1-r となることを示せ.

問4 上の期待値 m について, m<3 を示せ.

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