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2011-13338-0101
2011 慶応義塾大学 薬学部
2月12日実施
易□ 並□ 難□
【1】
(1) x の整式 f⁡ (x) , g⁡( x) について,次の 2 つの恒等式が成り立つ.
(x+ 2)⁢ f⁡( x2) =x2 ⁢{ f⁡( x)+ 7}- 3⁢x- 6
g⁡( x)= f⁡( 2⁢x) ⁢( x2+3 )-4 ⁢x+9
(ⅰ) f⁡( 10) の値は (1)(2) である.
(ⅱ) g⁡( x) を x+ 2 で割るときの余りは (3)(4)- (5)(6) ⁢ (7) である.
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(2) x>0 , y>0 , z>0 であり, x⁢y⁢ z3= 1000 ,x2 ⁢y⁢ z=10 が成り立つとき, L=( log10⁡ y)⁢ (log 10⁡x +6 ) とおく.
(ⅰ) L=-40 のとき, z の値は 10 (8)(9) または 10 (10) である.
(ⅱ) L の最大値は (11)(12) (13) である.
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(3) 直線 ① と 2 つの放物線 ② , ③ がある.
y=x+ m ( m は定数) ⋯①
y=x2 +12⁢ x+20 ⋯②
y=-x 2+14 ⁢x-40 ⋯③
① と ② が異なる 2 点が交わり, ① と ③ も異なる 2 点で交わるとき,
(ⅰ) m の値の範囲は, (14)(15)(16) (17) <m< (18) (19) である.
(ⅱ) ① と ② で囲まれた部分の面積を S 1 とし, ① と ③ で囲まれた部分の面積を S 2 とする. S1 と S 2 が等しいとき,
S1 =S2 = (20)(21)(22) (23)
である.
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(4) xy 平面上で,不等式 x≧ 0 ,y≧0 , x+y≦ π 2 , 12≦ sin⁡( x+y) ≦ 32 を同時に満たす点 ( x,y ) 全体の集合を領域 D とする.
(ⅰ) 領域 D の面積は π (24) (25)(26) である.
(ⅱ) 点 P (x ,y) が領域 D の中を動くとき, 3⁢sin 2⁡ ( x2 +y )+ cos2⁡ ( x2 +y )+ 3⁢sin ⁡(x +2⁢y )+2 の最大値は (27) , 最小値は (28) である.
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(5) 数列 { an} 18 ,1 8 ,1 4 ,1 8 ,1 4 ,1 2 ,1 8 ,1 4 ,1 2 ,1 ,1 8 ,1 4 ,1 2 ,1 ,2 ,⋯ がある.この数列 { an} を初めから 1 個, 2 個, 3 個, ⋯ と下記のように区画に分ける.
18 | 1 8 , 14 | 18 , 14 , 12 | 18 , 14 , 12 ,1 | 18 , 14 , 12 , 1 ,2| ⋯
このとき,初めから第 k 番目の区画は,初項 1 8 , 公比 2 の等比数列の初項から第 k 項までの数列である.ただし k =1 ,2 , 3 ,⋯ とする.
(ⅰ) an= 230 となる最小の n の値は (29)(30)(31) である.
(ⅱ) 数列 { an } の第 135 項は 2 (32)(33) である.
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【2】 xy 平面上に,円 (x- 1) 2+ (y- 1) 2=4 と,その円上を動く点 P (x ,y) がある. x+y= t とおくとき,
(1) t のとりうる値の範囲は, (34)- (35) ⁢ (36)≦ t≦ (37)+ (38) ⁢ (39) である.
(2) x⁢y を t の式で表すと, x⁢y= (40) (41) ⁢ t2- (42) ⁢t -(43) である.
(3) x3+ y3 のとりうる値の範囲は,
(44)(45) -(46) ⁢ (47)≦ x3+ y3≦ (48)(49) + (50)⁢ (51)
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【3】 「 3 個のさいころを同時に投げる」試行を T とおき,試行 T において,「 3 個のさいころの目の和が, 6 ,9 , 12 のいずれかである」事象を A とおく.試行 T を n 回繰り返して行うとき,事象 A が奇数回起こる確率を pn , 偶数回( 0 回も含む)起こる確率 q n とする.ただし, n は正の整数である.
(1) 試行 T を 1 回行うとき,事象 A が起こる確率は (52) (53)(54) である.
(2) p2= (55)(56) (57)(58)(59) , q2= (60)(61) (62)(63)(64) である.
(3) pn> 0.4995 となる最小の n の値は (65) である.
ただし, log10⁡ 2=0.3010 , log10⁡ 3=0.4771 とする.
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【4】 点 O を中心とする扇形 OAB があり, OA=OB= 3 ,∠AOB =60° である.
線分 OB 上に OC= 2 である点 C をとる.弧 AB 上( A , B を除く)に点 P をとり,線分 OP と線分 AC の交点を Q とする.また, OA→ =a→ , OC→ =c→ とおく.
(1) AQ:QC= 3:1 のとき, OP→ = (66) (67) ⁢ a→ + (68) ⁢ (69) (70) ⁢ c → である.
(2) | OQ→ | が最小のとき, OQ→ = (71) (72) ⁢ a→ + (73) (74) ⁢ c→ , OP→ = (75)(76) (77)(78) ⁢ a→+ (79) (80)(81) (82) ⁢ c→ である.
(3) ▵OAP の面積が 3⁢5 2 のとき, | OQ→ |= (83)(84)(85) (86) + (87) ⁢ (88)(89) (90) である.