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2011 東京理科大学 理工学部B方式

物理,生命科,経営工学科

2月5日実施

(1)〜(3)で配点40点

易□ 並□ 難□

【1】 次の文章の から までに当てはまる 0 から 9 までの数を求めて,解答用マークシートの指定された欄にマークしなさい.

(1)  0θ 2π で定義された関数

f( θ)= 8sin 3θ -3cos 2θ -12sin θ+7

は, θ= π のときに最大値 をとり, θ= π π (順不同)のときに最小値 をとる.

2011 東京理科大学 理工学部B方式

物理,生命科,経営工学科

2月5日実施

(1)〜(3)で配点40点

易□ 並□ 難□

【1】 次の文章の から までに当てはまる 0 から 9 までの数を求めて,解答用マークシートの指定された欄にマークしなさい.

(2) 以下の行列 A P を考える.

A=( 11 6 2) P= ( 11 -23 )

(ⅰ) 

P-1 = 1 ( - ) P- 1A P=( - 0 0 )

である.

(ⅱ)  x1 y1 を実数として,数列 { xn} { yn} および { un} { vn}

( xn+ 1 yn+ 1 )= A( xn yn ) ( un vn )=P -1 ( xn yn ) n= 1 2 3

によって定める.このとき,

un+ 1=- un vn+ 1= vn n= 1 2 3

である. xn yn u n vn で表すと,

xn= un+ vn yn =- un + vn

であるから,たとえば, xn= 1 yn =-2 のときには, limn x nyn =- であり, x1 =2 y 1=1 のときには, limn x nyn = である.

2011 東京理科大学 理工学部B方式

物理,生命科,経営工学科

2月5日実施

(1)〜(3)で配点40点

易□ 並□ 難□

【1】 次の文章の から までに当てはまる 0 から 9 までの数を求めて,解答用マークシートの指定された欄にマークしなさい.

(3) 整数 l m n についての連立方程式

7l =4 m+3 lm =139 -28n 2+l+ m

を考える.まず を満たす整数 l m は必ず,ある整数 k を用いて

l= k+1 m= k+

と表される.逆に,この形で書ける l m を満たしている.これらを に代入することにより, を満たす整数の組 ( l,m, n) は全部で 通りあることがわかる.そのうち l m n のすべてが正であるものは 2 通りあり, (l, m,n) =( , , ) ( , , ) である.

2011 東京理科大学 理工学部B方式

物理,生命科,経営工学科

2月5日実施

配点30点

易□ 並□ 難□

【2】 関数 f (x)

f( x)= x+( 1+x) log( 1+x) x0

と定める. log は自然対数を表す.

(1)  f (x ) f (x ) を計算し, 0x 1 における関数 f (x ) の増減および曲線 y =f( x) の凹凸を調べよ.ここで, f (x ) f ( x) は,それぞれ f (x ) の第 1 次導関数および第 2 次導関数を表す.

(2)  xy 平面において,曲線 y= f( x) x 軸および直線 x= 1 で囲まれた図形の面積を求めよ.



  n=1 2 3 に対して,関数 f n( x)

fn (x) =nx n+ (1+ xn ) nlog ( 1+ xn )n x 0

と定める. xy 平面において,曲線 y= fn (x) x 軸および直線 x =1 で囲まれた図形の面積を S n とおく.

(3)  limn Sn を求めよ.

 ただし, limn ( 1+ 1n )n =e を用いてよい. e は自然対数の底である.

2011 東京理科大学 理工学部B方式

物理,生命科,経営工学科

2月5日実施

30点

易□ 並□ 難□

【3】  2 次の多項式 P (x) Q (x ) R( x) をそれぞれ

P( x)= 1 2 ( x2-x ) Q( x)= -x2 +1 R( x)= 12 ( x2+ x)

とおく.

(1)  0x 1 において P (x) Q (x ) R( x) がとり得る値の範囲をそれぞれ求めよ.

(2)  f( x) 2 次以下の多項式ならば,恒等式

f( x)= f( -1) P( x)+ f( 0) Q( x)+ f( 1) R( x)

が成り立つことを示せ.



 さて a b c を実数として, f( x)= aP (x) +bQ (x )+c R( x) とする. a b c を次の条件を満たすように動かす.

(条件)  { 0f (-1 )1 0 f( 0) 10 f( 1) 1

このとき, xy 平面において関数 y= f( x) のグラフが通ることのできる部分を D とおく.

(3)  xy 平面において, D のうち x 座標が 0 x1 の範囲にある部分の面積を求めよ.

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