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2011 東京理科大学 薬学部B方式

薬学科

2月7日実施

配点25点

易□ 並□ 難□

【1】 自然数 n に対して, n の約数の個数を D (n ) n の約数の総和を S (n ) n の各約数の逆数の総和を R ( n) と書く.例えば n =6 のとき, 6 の約数は 1 2 3 6 であるから D (6 )=4 S( 6)= 12 R (6 )=2 である.

  n 128 243 128 × 243 の場合に D (n ) S( n) R (n ) をそれぞれ求めると,

D( 128)=

S( 128)=

R( 128)=

D( 243)=

S( 243)=

R( 243)=

D( 128× 243) =

S( 128× 243)=

R( 128× 243)=

である.

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薬学科

2月7日実施

配点25点

易□ 並□ 難□

【2】

f( θ)= cos3 θ+( 1-3 )cos θ (0 <θ< 23 π )

とする.

(1)  x=cos θ とおくと, 0<θ< 23 π のとき x のとりうる値の範囲は

- <x <

である.また, f( θ) x を用いて,

x3- ( + ) x

と表される.

(2)  f( θ) が極小となるとき

cosθ= 2 + 612

f (θ ) の極小値を m とおくと

m=- -

である.

(3)  a を定数として,方程式 f (θ )+a =0 を考える. 0<θ< 23 π に解がちょうど 2 個存在する定数 a の範囲は

- + < a<-m

である.

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薬学科

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配点25点

易□ 並□ 難□

【3】 すべて同じ大きさの赤球 4 個と白球 2 個が入っている箱がある.この箱の中から,同時に 3 個の球を取り出し,球の色を調べた後,箱に戻すという試行を繰り返し行う反復試行を考える.

(1)  1 回の試行で,取り出した球の中に含まれる白球の個数を k k= 0 1 2 とする. k=2 となる確率は であり, k1 となる確率は である.また, k= となる確率が最大で,その確率は である.



 取り出した球の中に白球が 2 個含まれるという事象が 2 回起こった場合には,それ以上の試行は行わず反復試行を終了する.また,行った試行の回数が 5 となった場合には, 6 回目の試行は行わず反復試行を終了するものとする.

(2) 反復試行を終了するまでの試行の回数が 3 となる確率は である.

(3) 反復試行を終了するまでの試行の回数が 4 以上となる確率は である.

(4) 反復試行を終了するまでの試行の回数の期待値は である.

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配点25点

易□ 並□ 難□

【4】 放物線 y= x2 上の 2 A (a ,a2 ) B( b,b2 ) 0a <b に対して, L( a,b ) を線分 AB の長さとし, S( a,b) を線分 AB と放物線 y =x2 で囲まれた図形の面積とする.

(1) 

L( a,b) 6S (a ,b) 2= ( a2+ ab +b2 + )

である.

(2)  0<a< b に対して,

S (a ,b) S( 0,a) = (b -a) a

である.

(3)  0<a< b L( 0,a) =L( a,b) とすると,

a= -1+ b4+ b2+ b

であり,

b a= 1+ b4 + b2 + b2 +

である.

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