【2】 ある漁業資源の漁獲量が漁船の操業規模を用いて,
で表される.漁獲量単位当たり万円で販売することができるため,漁業者の総収入は万円となる.
ただし,漁獲には万円が諸費用として必要であり,は操業規模を用いて,
で表される.
(1) 漁獲量を最大にする操業規模はであり,そのときの漁獲量は利益は万円となる.
(2) 漁業者が操業規模を増やしていくと,操業規模がのとき利益がとなり,そのときの漁獲量はとなる.
(3) 利益を最大にする操業規模はであり,そのときの漁獲量は利益は万円となる.
(4) 以上より,利益がとなるときの操業規模は,利益を最大にする操業規模の倍となる.