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2011-14891-0901
2011 立命館大学 理系学部A方式
2月7日実施
易□ 並□ 難□
【1】 座標平面において,原点 O を中心とする半径 1 の円周上を動く 2 点 P , Q がある.時刻 t における P の座標は, (cos ⁡t,sin ⁡t) である. Q は t =0 において P と同じ位置にある.また, Q は P の 2 倍の速さで P と逆回りに動いている.
時刻 t における Q の座標は, ( ア , イ ) であり, 0<t <2⁢π の範囲で P と Q が同じ位置にあるのは, t= ウ のときである. S1 を ▵OPQ の面積とする.ただし, O , P , Q が一直線上にあるときは S1= 0 と定める. S1 を t を用いて表すと, エ であり,これが 0 <t<π の範囲で最大になるのは, t= オ のときである.
点 (- 1,0 ) に関して P と対称な点を R とする.時刻 t における R の座標は, ( カ , キ ) である. S2 を ▵OPR の面積とする.ここでも, O , P , R が一直線上にあるときは S2= 0 と定める. S2 を t を用いて表すと, ク であり, 0<t <π の範囲で, S1 =S2 であるのは, t= ケ のときである.
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【2】 シ , セ に適当な語句を入れなさい.また,必要なら lim x→+ 0⁡ x⁢log⁡ x=0 を使いなさい.
(1) (x ⁢log⁡x )′ = コ ,∫ ⁡log⁡ x⁢dx= サ +C である.(ただし C は積分定数とする.)
(2) x>0 のとき
f⁡( x)= ∫ xx+1 2 ⁡| log⁡t | ⁢dt
とする.
0≦x≦ 1 2 のとき, f⁡( x) は単調に シ し,
limx→ +0⁡ f⁡( x)= ス
である. x≧1 のとき, f⁡( x) は単調に セ し,
limx→ ∞⁡ f⁡( x) log⁡x = ソ
であり, 1 2< x<1 のときは, f′⁡ (x) = タ である.
x>0 で f⁡ (x ) が最小になるのは, x= チ のときである.
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【3】 A=( 3a 11 ) とし, A3- 12⁢A は単位行列 E の実数倍であるとする.
(注: には全て, a を含まない,数値または n の式を入れなさい.)
(1)
A2= ツ ⁢ A+ テ ⁢ E
であり, a= ト である. A は逆行列を持ち,
A-1 = ナ ⁢ A+ ニ ⁢ E
である.
(2) n を自然数とする. An= {( A-2⁢ E)+ 2⁢E} n を展開して,
An= ヌ ⁢ A+ ネ ⁢ E
を得る.また,
( An) -1 = ノ ⁢ A+ ハ ⁢ E
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【4】 a>0 とする.座標平面において 2 曲線
C1: y=x2
C2: y2= a3⁢ x
を考える.
(1) 2 曲線 C 1 と C 2 は原点以外に共有点 ( ヒ , フ ) を持ち, 2 曲線で囲まれた図形の面積は ヘ である.
(2) 2 曲線 C 1 と C 2 の両方に接する直線を l とする. l と曲線 C 1 は,点 P ( ホ , マ ) で接しており, l と曲線 C 2 は,点 Q ( ミ , ム ) で接している.
(3) a>0 の範囲で a が変化するとき,線分 PQ の中点の軌跡は曲線 y = メ の x < モ の部分である.