【2】次のを数値でうめよ.
とする.このとき,
と表すことができる.ここで,とおく.を計算し,が逆行列をもつことと,が単位行列に等しいことを用いると,
と表されることがわかる.行列で表される次変換をとする.座標平面上の点のによる像の座標を求めることにより,
(1)
が成り立つことがわかる.(1)式を用いて計算すると,
(2)
および
(3)
となる.ここで,とおき,(2)式の左辺をを用いて表すことにより,は次方程式
(4)
の解であることがわかる.同様に,とおき,(3)式の左辺をを用いて表すことにより,も同じ次方程式(4)の解であることがわかる.したがって,
である.