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2011-15113-0701
2011 関西学院大学 文系関学独自方式
2月5日実施
易□ 並□ 難□
【1】 次の文章中の に適する式または数値を,解答用紙の同じ記号のついた の中に記入せよ.途中の計算を書く必要はない.
(1) a ,b ,c ,p を実数とし, a≠0 とする. x の 2 次関数 f ⁡(x )=a ⁢x2 +b⁢x +c が x =5 で最大値 50 をとり, 2 次不等式 f ⁡(x )≧0 の解が p ≦x≦10 であるとする.このとき, a= ア , b= イ , c= ウ となる.したがって p = エ である.
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(2) n≧3 とする. 1 から n までの番号のついた n 個の玉を, 3 個の箱 A , B , C に分けて入れる.玉が 1 個も入っていない箱があってもよいことにすると,分け方は オ 通りある. A ,B のそれぞれには 1 個以上の玉が入り, C には玉が入っていない分け方は カ 通りある. A , B , C の中のいずれか 2 個の箱には 1 個以上の玉が入り,残りの 1 箱には玉が入っていない分け方は キ 通りある.したがって, A , B , C のいずれの箱にも 1 個以上の玉が入っている分け方は ク 通りある.また, n=5 のとき, A には 2 個以上の玉が入り,それ以外の箱には 1 個以上の玉が入っている分け方は ケ 通りある.
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【2】 次の文章中の に適する式または数値を,解答用紙の同じ記号のついた の中に記入せよ.途中の計算を書く必要はない.
(1) cos⁡2⁢ θ を cos ⁡θ の式で表すと
cos⁡2⁢ θ= ア ⋯①
である.また, cos⁡3⁢ θ=cos⁡ (2⁢ θ+θ ) と考え, ① を用いると, cos⁡3⁢ θ も cos ⁡θ の式で表すことができて
cos⁡3⁢ θ= イ ⋯②
となる. f⁡( θ)= cos⁡3⁢ θ+cos⁡ 2⁢θ+ cos⁡θ とする. ① ,② を利用すると, θ の方程式 f ⁡(θ )=0 の 0 ≦θ≦ π 2 の範囲における解は ウ である.また, θ の不等式 f ⁡(θ )>0 の π 2< θ<π の範囲における解は エ < θ< オ である.
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(2) 実数 x に対して和
Sn= 1+2⁢ x+3⁢ x2+ ⋯+n⁢ xn- 1 ( n=1 , 2 ,3 ,⋯ )
を考える. x=1 のとき, Sn を求めると S n= カ である. x≠1 のとき, (1- x) ⁢Sn を求めると ( 1-x) ⁢Sn = キ 1-x であるので, Sn= キ (1- x)2 である. x=-1 のとき, Sn= 5 となる n は ク であり, Sn= -25 となる n は ケ である.また, x=2 であるとき, Sn >300 となる最小の自然数 n は コ である.
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【3】 m を正の実数とする. xy 平面において y= |2 ⁢x⁢ (x- 2) | で表される曲線を C , y=m⁢ x で表される直線を l とする.次の問いに答えよ.
(1) C と l の共有点が 3 個であるような m の値の範囲を求めよ.
(2) m が(1)で求めた範囲にあるとき, C と l で囲まれる部分の面積 S を m の式で表せ.
(3) m が(1)で求めた範囲で変化するとき, C と l で囲まれる部分の面積 S の増減表をかいて, S を最小にする m の値を求めよ.