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2012-10261-0101
望星塾さんの解答(PDF13頁25行目)へ
2012 東京大学 前期
文科
易□ 並□ 難□
【1】 座標平面上の点 (x ,y) が次の方程式を満たす.
2⁢x2 +4⁢ x⁢y+ 3⁢y 2+4 ⁢x+5 ⁢y-4 =0
このとき, x のとりうる最大の値を求めよ.
2012-10261-0102
望星塾さんの解答(PDF14頁17行目)へ
【2】 実数 t は 0< t<1 を満たすとし,座標平面上の 4 点 O (0 ,0) ,A (0 ,1) ,B (1 ,0) ,C (t, 0) を考える.また線分 AB 上の点 D を ∠ACO =∠BCD となるように定める.
t を動かしたときの三角形 ACD の面積の最大値を求めよ.
2012-10261-0103
望星塾さんの解答(PDF2頁12行目)へ
文科,理科共通
理科は【2】
【3】 図のように,正三角形を 9 つの部屋に辺で区切り,部屋 P , Q を定める. 1 つの球が部屋 P を出発し, 1 秒ごとに,そのままその部屋にとどまることなく,辺を共有する隣の部屋に等確率で移動する.球が n 秒後に部屋 Q にある確率を求めよ.
2012-10261-0104
望星塾さんの解答(PDF15頁15行目)へ
【4】 座標平面上の放物線 C を y= x2+ 1 で定める. s ,t は実数とし t< 0 を満たすとする.点 ( s,t ) から放物線 C へ引いた接線を l1 ,l2 とする.
(1) l1 ,l2 の方程式を求めよ.
(2) a を正の実数とする.放物線 C と直線 l 1 ,l2 で囲まれる領域の面積が a となる ( s,t ) を全て求めよ.
2012-10261-0105
望星塾さんの解答(PDF1頁3行目)へ
理科
【1】 次の連立不等式で定まる座標平面上の領域 D を考える.
x2+ (y -1) 2≦1 , x≧ 23
直線 l は原点を通り, D との共通部分が線分となるものとする.その線分の長さ L の最大値を求めよ.また, L が最大値をとるとき, x 軸と l のなす角 θ ( 0<θ < π2 ) の余弦 cos ⁡θ を求めよ.
2012-10261-0106
望星塾さんの解答(PDF4頁18行目)へ
【3】 座標平面上で 2 つの不等式
y≧ 12⁢ x 2 , x24 +4⁢ y2≦ 1 8
によって定まる領域を S とする. S を x 軸のまわりに回転してできる立体の体積を V 1 とし, y 軸のまわりに回転してできる立体の体積を V 2 とする.
(1) V1 と V 2 の値を求めよ.
(2) V 2V1 の値と 1 の大小を判定せよ.
2012-10261-0107
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望星塾さんの解答(PDF6頁1行目)へ
【4】 n を 2 以上の整数とする.自然数( 1 以上の整数)の n 乗になる数を n 乗数と呼ぶことにする.以下の問いに答えよ.
(1) 連続する 2 個の自然数の積は n 乗数でないことを示せ.
(2) 連続する n 個の自然数の積は n 乗数でないことを示せ.
2012-10261-0108
望星塾さんの解答(PDF7頁14行目)へ
【5】 行列 A= ( ab cd ) が次の条件(D)を満たすとする.
(D) A の成分 a , b ,c ,d は整数である.また,平面上の 4 点 ( 0,0 ) ,( a,b) ,( a+c,b +d) ,( c,d) は面積 1 の平行四辺形の 4 つの頂点をなす.
B=( 1 1 01 ) とおく.次の問いに答えよ.
(1) 行列 B⁢ A と B -1 ⁢A も条件(D)を満たすことを示せ.
(2) c=0 ならば, A に B , B-1 のどちらかを左から次々にかけることにより, 4 個の行列 ( 10 0 1) ,( -1 0 01 ), ( 10 0-1 ) ,( -1 0 0-1 ) のどれかにできることを示せ.
(3) |a |≧ |c |> 0 とする. B⁢A ,B- 1⁢A の少なくともどちらか一方は,それを ( xy zw ) とすると
|x |+ |z |< |a |+ |c |
を満たすことを示せ.
2012-10261-0109
望星塾さんの解答(PDF10頁1行目)へ
【6】 2× 2 行列 P= ( pq rs ) に対して
Tr⁡( P)= p+s
と定める.
a ,b ,c は a≧ b>0 ,0≦c ≦1 を満たす実数とする.行列 A , B ,C ,D を次で定める.
A=( a 00 b ), B=( b 00 a ), C=( a c0 0 bc ) ,D= ( b1-c 0 0a 1-c )
また実数 x に対し U⁡ (x) =( cos⁡x -sin⁡ xsin ⁡xcos ⁡x ) とする.
このとき以下の問いに答えよ.
(1) 各実数 t に対して, x の関数
f⁡( x)= Tr⁡( U⁡( t)⁢ A⁢U⁡ (-t )-B )⁢U ⁡(x )⁢ (1 0 0-1 )⁢ U⁡( -x) )
の最大値 m⁡ (t ) を求めよ.(ただし,最大値をとる x を求める必要はない.)
(2) すべての実数 t に対し
2Tr⁡( U⁡( t)⁢ C⁢U⁡ (-t )⁢D )≧Tr ⁡(U ⁡(t )⁢A ⁢U⁡( -t) +B) -m⁡( t)
が成り立つことを示せ.