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2012-10280-0201
2012 東京海洋大学 前期海洋工学部
配点25点
易□ 並□ 難□
【1】 行列 A=( a bc d ) で表される移動により点 ( x,y ) が点 ( x′,y ′) に移るとき
x′ 2+ y′ 2=x 2+y 2
が常に成り立つとする.
(1) ( ac bd )( a bc d )=( 10 0 1 ) が成り立つことを示せ.
(2) 行列 A 2 で表される移動が,原点に関する対称移動になるような行列 A をすべて求めよ.
2012-10280-0202
【2】 x の整式 fn⁡ (x ) ( n=0 , 1 ,2 , ⋯ ) を
{ f0 ⁡(x )=1 , f1⁡ (x) =x , fn+1 ⁡( x)= 2⁢x⁢ fn⁡ (x) -fn -1⁡ (x ) ( n=1 ,2 ,⋯ )
で定める.
(1) 方程式 f5⁡ (x) =0 を解け.
(2) fn ⁡(cos ⁡θ) =cos⁡n ⁢θ ( n=2 , 3 ,4 , 5 ) を示せ.
(3) cos⁡ π 10 , cos⁡ 3 ⁢π 10 , cos⁡ 7⁢π 10 , cos⁡ 9⁢π 10 の値を求めよ.
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【3】 定数 a ( a≠1 ) に対し, f⁡( x)= x3- (a+ 2)⁢ x2+ (2⁢ a+1) ⁢x-a とする.
(1) 方程式 f ⁡(x )=0 の解を a を用いて表せ.
(2) 関数 f ⁡(x ) の極値を a を用いて表せ.
(3) 曲線 y =f⁡( x) と x 軸で囲まれた図形の面積を a を用いて表せ.ただし, ∫ x3⁢ dx= x44 +C ( C は積分定数)を用いてよい.
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【4-Ⅰ】と 【4-Ⅱ】から選択
【4-Ⅰ】 座標平面上の放物線 y =x2 に点 P ( a,b ) (ただし, b<a 2 )から異なる 2 本の接線を引き,放物線との接点をそれぞれ Q ( q,q2 ) ,R ( r,r2 ) (ただし, q<r )とする.
(1) 2 本の接線の方程式を a , b を用いて表せ.
(2) ∠QPR= 45⁢ ° を満たす点 P の軌跡を求めて図示せよ.
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【4-Ⅱ】 曲線 C1: y=log⁡ x と放物線 C2: y=a⁢ x2 (ただし, a は正の定数)を考える.
(1) C1 と C 2 が共有点 P において共通接線をもつとき(すなわち,点 P における C 1 と C 2 の接線が同一のとき), a の値と P の座標を求めよ.
(2) (1)のとき, C1 , C2 および x 軸で囲まれた図形の面積を求めよ.