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2012-10441-0101
2012 岐阜大学 前期
教育(イ),(ロ),地域科,工,医(医,看護),工,応用生物学部
配点率20%
易□ 並□ 難□
【1】 四角形 ABCD において AB =CD=1 , BC=DA =3 であり,対角線 AC , BD の長さをそれぞれ x , y とする。以下の問に答えよ.
(1) 四角形 ABCD の面積 S を x を用いて表せ.また, S の最大値 S 0 を求めよ.
(2) 面積が 1 3⁢ S 0 である四角形 ABCD に対して x2 ,y 2 の値を求めよ.ただし, x≦y とし, S0 は(1)で求めたものとする.
(3) cos⁡∠ ACB を x で表せ.また, ∠ACB が最大となる x の値を求めよ.
2012-10441-0102
【2】 1 から 8 までの番号が 1 つずつ重複せずに書かれた 8 個の玉が,箱の中に入っている. 1 回目の操作として,箱から 3 個の玉を同時に取り出し,最大番号と最小番号の玉は箱に戻さず,残りの 1 個を箱に戻す.この状態から 2 回目の操作として,さらに箱から 3 個の玉を同時に取り出す. 1 回目の操作で取り出した 3 個の玉の最大番号と最小番号の差を n1 ,2 回目の操作で取り出した 3 個の玉の最大番号と最小番号の差を n 2 とする.以下の問に答えよ.
(1) n1 ≧3 となる確率を求めよ.
(2) 2 回目の操作で取り出した 3 個の玉の中に, 5 の番号が書かれた玉が含まれる確率を求めよ.
(3) n1 +n2 ≦11 となる確率を求めよ.
2012-10441-0103
【3】 鋭角三角形 OAB において, OA≧OB とする.また, OA→ =a → ,OB →= b→ とおく.実数 t , s を 0 <t<1 , 0<s <1 とする.辺 OA を t :(1 -t ) の比に内分する点を P , 辺 OB を s :(1 -s ) の比に内分する点を Q , 直線 AQ と直線 BP との交点を R とする.以下の問に答えよ.
(1) ベクトル OR → を t , s ,a → ,b → を用いて表せ.
(2) OR→ ⊥AB → であるとき, t , | a→ |, | b→ |, a→ ⋅b → を用いて s を表せ.
(3) OR→ ⊥AB → であるとき, s≧t となることを示せ.このとき, s=t ならば OA =OB となることを示せ.
2012-10441-0104
教育(イ),地域科,工,医(看護),応用生物学部
【4】 a を a >1 である実数とする.関数 f ⁡( x)= 2⁢a 3⁢x +1- a2⁢ x+2 -2⁢ a2⁢ x+ ax+ 1 について,以下の問に答えよ.
(1) a>2 とする. f⁡( x)≦ 0 を満たす x の値の範囲を求めよ.
(2) a≦ 2 とする. f⁡( x)≦ 0 を満たす x の値の範囲を求めよ.
2012-10441-0105
【5】 a を正の実数とする. xy 平面上に放物線 C :y= x2- 2⁢a⁢ x+a2 +1 と 2 つの直線 l1: y=-2 ⁢a⁢x +6 ,l 2:y =2 がある. l1 と l 2 の交点が不等式 y >x2 -2⁢ a⁢x+ a2+ 1 の表す領域にあるとき,以下の問に答えよ.
(1) a のとりうる値の範囲を求めよ.
(2) C と l 1 の 2 つの交点の x 座標, C と l 2 の 2 つの交点の x 座標をそれぞれ求めよ.
(3) C と l 1 の 2 つの交点間の距離を求めよ.
(4) (3)で求めた距離が最大となるときの a の値を求めよ.
2012-10441-0106
教育(ロ),工,医(医)学部
【4】 数列 { xn } を
x1 =1 , xn+ 1= xx+ xn⁢ (1- log⁡x n) ( n= 1 ,2 , 3 ,⋯ )
で定めることにする. e を自然対数の底として,以下の問に答えよ.
(1) 実数 x が 0 <x< e のとき, 1 e⁢ (e -x) <1- log⁡x< 1 x⁢ (e -x ) となることを示せ.
(2) n=1 , 2 ,3 , ⋯ に対し, 1≦x n<e であることを示せ.
(3) n=1 , 2 ,3 , ⋯ に対し, e-x x+1 <(1 - 1e )⁢ (e- xn ) であることを示せ.
(4) limn →∞ xn =e であることを示せ.
2012-10441-0107
【5】 a を正の実数とする. t を媒介変数として
x⁡( t)= cos⁡2 ⁢t ,y ⁡(t )=sin ⁡a⁢ t ( -π≦t ≦π )
で表される曲線 C について,以下の問に答えよ.
(1) a=1 とする. C を x と y の方程式で表し,その概形を x y 平面上にかけ.
(2) a=2 とする. C を x と y の方程式で表し,その概形を x y 平面上にかけ.
(3) 定積分
∫ -ππ x⁡ (t )⁢y ′⁡( t)⁢ dt
の値を, a≠2 と a =2 のそれぞれの場合について求めよ.
(4) (3)で求めた定積分の値を a の関数と考えて P ⁡(a )= ∫ -ππ x⁡ (t) ⁢y′ ⁡(t )⁢d t とおく. lima →2 P⁡( a) の値を求めよ.
(5) P⁡ (a ) が a =2 において連続かどうか理由を付けて答えよ.