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2012-10461-0101
2012 静岡大学 後期
教育(数学教育専修)学部
配点は教育学部50%
易□ 並□ 難□
【1】 関数 f ⁡(x )=x ⁢(1 +x2 )⁢e -x2 ( -2≦x ≦2 ) について,次の問いに答えよ.
(1) y=f⁡ (x ) の増減,極値,グラフの凹凸および変曲点を調べて,そのグラフをかけ.
(2) 曲線 y =f⁡( x) ,x 軸,および, 2 直線 x =2 ,x =-2 で囲まれた部分の面積を求めよ.
2012-10461-0102
教育(数学教育専修),理(数学科)学部
理(数学科)学部は【3】
教育学部は配点50%,理(数学科)は配点20%
【2】 自然数 n に対して fn⁡ (x )=1 -x+x 2-x 3+⋯ +( -1) n-1 ⁢x n-1 とするとき,次の問いに答えよ.
(1) x≧0 のとき, |f n⁡( x)- 1 x+1 |≦ xn が成り立つことを示せ.
(2) limn →∞ ∫ 01 fn⁡ (x) ⁢dx= ∫ 01 1 x+1 ⁢ dx が成り立つことを示せ.
(3) an= 1- 12+ 13 - 14+ ⋯+ (- 1) n-1 n とするとき, limn →∞ an を求めよ.
2012-10461-0103
理(数学科),情報,工学部
情報,工学部は【3】
理(数学科)学部は20%,情報,工学部は25%
【1】 関数 f ⁡(x )= x⁢( 5-4⁢ x2) ⁢e -x2 ( x は実数)について,次の問いに答えよ.
(1) y=f⁡ (x ) の増減,極値を調べて,そのグラフをかけ.ただし, n を自然数とするとき limx→ ∞x n⁢e -x2 =0 であること,および, 2.7<e <2.8 であることを使ってよい.
(2) x 軸と y =f⁡( x) のグラフで囲まれた部分の面積を求めよ.
2012-10461-0104
理(数学科)学部
配点20%
【2】 数列 1 , 2 ,2 , 3 ,3 , 3 ,4 , 4 ,4 , 4 ,5 , 5 ,5 , 5 ,5 , 6 ,⋯ の第 n 項を a n とするとき,次の問いに答えよ.
(1) an =M であるとき, n の範囲を M の式で表せ.
(2) an =M であるとき, M の範囲を n の式で表せ.
(3) a1000 を求めよ.
2012-10461-0105
配点理(数学科)学部は20%,情報,工学部は25%
【4】 AB=3 , BC=4 , CA=5 である直角三角形 ABC がある.この三角形の外接円をかき, AC に対して B と反対側の円周上に点 D をとる.このとき,次の問いに答えよ.
(1) ∠ABD= θ とするとき, AD ,BD , CD をそれぞれ θ の三角比を用いて表せ.
(2) AD+BD +CD の最大値を求めよ.
(3) AD+BD +CD が最大となるとき, ▵ACD の面積 S を求めよ.
2012-10461-0106
【5】 双曲線 x 29 - y24 =1 を H とし, H の x >0 の部分を H1 ,H の x <0 の部分を H 2 とする.また, l を点 P ( 2,0 ) を通る傾き m の直線とする.このとき,次の問いに答えよ.
(1) 直線 l が H と共有点を 2 個もつような m の範囲を求めよ.
(2) 直線 l が H 1 と H 2 の両方と共有点をもつような m の範囲を求めよ.
(3) 直線 l と H 1 の共有点を P1 とし, l と H 2 の共有点を P2 とする.このとき,線分 P1 P2 の中点 M は,ある 2 次曲線 C の上を動く. C の方程式を求めよ.
(4) (3)で求めた 2 次曲線 C の焦点の座標を求めよ.
2012-10461-0107
情報,工学部
配点25%
【1】 行列 A =( ab cd ) について, a+d= 0 ,a⁢ d-b⁢ c=-1 が成り立っているとする.このとき,次の問いに答えよ.
(1) A2 を求めよ.
(2) X ,Y を A =X-Y , A2 =X+Y を満たす行列とする.このとき,すべての自然数 n について A n=X+ (- 1)n ⁢Y が成り立つことを示せ.
2012-10461-0108
【2】 ▵ABC において,辺 BC の C を超える延長上に点 P がある. P を通る直線が辺 AC , AB と点 Q ,R でそれぞれ交わっている.ただし, Q , R は ▵ ABC の頂点ではないとする.このとき,メネラウスの定理
(*) BP PC ⋅ CQ QA ⋅ AR RB=1
が成り立つことを次の手順で示せ.
(1) BA→ =p→ , BC→ =q→ とおき, AQ:QC= k:( 1-k ) とする.このとき, BQ→ を k , p→ , q→ を用いて表せ.
(2) BR→ =s⁢ p→ , BP→ =t⁢ q→ ( 0<s< 1 ,1 <t ) とし, RQ:QP =l:( 1-l ) とする.このとき, BQ→ を l , s ,t , p→ , q→ を用いて表せ.
(3) (1)と(2)の結果を用いて,(*)が成り立つことを示せ.