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2012-10601-0201
2012 神戸大学 後期
経済学部,理科系共通
経済学部は配点25点,理科系は30点
易□ 並□ 難□
【1】 n を自然数とし,多項式 P ⁡(x ) を P ⁡(x )=( x+1) ⁢( x+2) n と定める.以下の問に答えよ.
(1) P⁡( x) を x -1 で割ったときの余りを求めよ.
(2) (x +2) n を x 2 で割ったときの余りを求めよ.
(3) P⁡( x) を x 2 で割ったときの余りを求めよ.
(4) P⁡( x) を x2⁢ (x- 1) で割ったときの余りを求めよ.
2012-10601-0202
経済学部
配点25点
【2】 a ,b , c ,d を実数とする. y=a⁢ x3+ b⁢x2 +c のグラフと y =-a⁢ x+d のグラフが異なる 3 点で交わっているとし,交点の x 座標を p , q ,r とおく.以下の問に答えよ.
(1) a≠0 であることを示せ.
(2) p⁢q +q⁢r +r⁢p の値を求めよ.
(3) p=tan ⁡7⁢ ° , q= tan⁡23⁢ ° であるとする. r の値を求めよ.
2012-10601-0203
【3】 ▵OAB において, OA=a , OB=b , ∠AOB =θ とおく.点 A から直線 OB に下ろした垂線を AD , 点 B から直線 OA に下ろした垂線を BE とし, BE と AD の交点を H とする.以下の問に答えよ.
(1) OD→ を OB→ , a , b ,θ を用いて表せ.
(2) OH→ を OA→ , OB→ , a ,b , θ を用いて表せ.
(3) OH→ = 13 ⁢ OA→ + 13 ⁢ OB→ であるとき, b a と θ の値を求めよ.
2012-10601-0204
理科系
配点30点
【2】 a を 1 より大きい実数とする.座標平面上に方程式 x2- y 24 =1 で定まる双曲線 H と,方程式 x2 a2 +y2 =1 で定まる楕円 E が与えられている. H と E の第 1 象限における交点を P とし, P における H の接線を l1 ,P における E の接線を l 2 とする.以下の問に答えよ.
(1) P の座標を求めよ.
(2) l1 の傾きと l 2 の傾きを求めよ.
(3) l1 と l 2 が垂直であること, H と E の焦点が一致することは同値であることを示せ.
2012-10601-0205
【4】 以下の問に答えよ.
(1) 2 以上の自然数 n について
log⁡1 +log⁡2 +⋯ +log( n-1) ≦n⁢log ⁡n-n +1
が成り立つことを示せ.
(2) 2 以上の自然数 n に対して
n⁢log ⁡n-n +1≦log ⁡2+log ⁡3+ ⋯+log⁡ n
(3) 実数 x >0 に対して log ⁡x≦2 ⁢x- 2 が成り立つことを示し, limn →∞ log⁡n n の値を求めよ.
(4) limn →∞ log⁡ n! nn と limn→ ∞ n!n n の値を求めよ.
2012-10601-0206
【5】 a を 1 より大きい実数とする.曲線 y = 1x の第 1 象限に含まれる部分を動く点 P (x , 1x ) を考え,点 P と点 A ( a,a ) との距離を f ⁡(x ) とおく.以下の問に答えよ.
(1) f⁡( x) を求めよ.
(2) f⁡( x) の最小値を求めよ.