2012 神戸大学 後期MathJax

Mathematics

Examination

Test

Archives

2012 神戸大学 後期

経済学部,理科系共通

経済学部は配点25点,理科系は30点

易□ 並□ 難□

【1】  n を自然数とし,多項式 P (x ) P (x )=( x+1) ( x+2) n と定める.以下の問に答えよ.

(1)  P( x) x -1 で割ったときの余りを求めよ.

(2)  (x +2) n x 2 で割ったときの余りを求めよ.

(3)  P( x) x 2 で割ったときの余りを求めよ.

(4)  P( x) x2 (x- 1) で割ったときの余りを求めよ.

2012 神戸大学 後期

経済学部

配点25点

易□ 並□ 難□

【2】  a b c d を実数とする. y=a x3+ bx2 +c のグラフと y =-a x+d のグラフが異なる 3 点で交わっているとし,交点の x 座標を p q r とおく.以下の問に答えよ.

(1)  a0 であることを示せ.

(2)  pq +qr +rp の値を求めよ.

(3)  p=tan 7 ° q= tan23 ° であるとする. r の値を求めよ.

2012 神戸大学 後期

経済学部,理科系共通

経済学部は配点25点,理科系は30点

易□ 並□ 難□

【3】  OAB において, OA=a OB=b AOB =θ とおく.点 A から直線 OB に下ろした垂線を AD B から直線 OA に下ろした垂線を BE とし, BE AD の交点を H とする.以下の問に答えよ.

(1)  OD OB a b θ を用いて表せ.

(2)  OH OA OB a b θ を用いて表せ.

(3)  OH = 13 OA + 13 OB であるとき, b a θ の値を求めよ.

2012 神戸大学 後期

理科系

配点30点

易□ 並□ 難□

【2】  a 1 より大きい実数とする.座標平面上に方程式 x2- y 24 =1 で定まる双曲線 H と,方程式 x2 a2 +y2 =1 で定まる楕円 E が与えられている. H E の第 1 象限における交点を P とし, P における H の接線を l1 P における E の接線を l 2 とする.以下の問に答えよ.

(1)  P の座標を求めよ.

(2)  l1 の傾きと l 2 の傾きを求めよ.

(3)  l1 l 2 が垂直であること, H E の焦点が一致することは同値であることを示せ.

2012 神戸大学 後期

理科系

配点30点

易□ 並□ 難□

【4】 以下の問に答えよ.

(1)  2 以上の自然数 n について

log1 +log2 + +log( n-1) nlog n-n +1

が成り立つことを示せ.

(2)  2 以上の自然数 n に対して

nlog n-n +1log 2+log 3+ +log n

が成り立つことを示せ.

(3) 実数 x >0 に対して log x2 x- 2 が成り立つことを示し, limn logn n の値を求めよ.

(4)  limn log n! nn limn n!n n の値を求めよ.

2012 神戸大学 後期

理科系

配点30点

易□ 並□ 難□

【5】  a 1 より大きい実数とする.曲線 y = 1x の第 1 象限に含まれる部分を動く点 P (x , 1x ) を考え,点 P と点 A ( a,a ) との距離を f (x ) とおく.以下の問に答えよ.

(1)  f( x) を求めよ.

(2)  f( x) の最小値を求めよ.

inserted by FC2 system