2012 島根大学 推薦I総合理工(情報・情報システム)学部情報MathJax

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2012 島根大学 推薦I総合理工(情報・情報システム)学部情報

易□ 並□ 難□

【1】 以下の問いに答えよ.ただし,計算過程も詳しく述べよ.

(a)  4 桁の 2 進数 1010 10 進数に変換せよ.

(b) (a)の 2 進数の各桁を反転( 0 1 に, 1 0 に変換)した 4 桁の 2 進数を求めよ.

(c) (b)で求めた 2 進数の一番下の桁に 1 を足した 4 桁の 2 進数を求めよ.

(d) (a)の 2 進数と(c)で求めた 2 進数を足して得られる 4 桁の 2 進数を求めよ(一番上の桁は無視せよ).

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易□ 並□ 難□

【2】 次の問いに答えなさい.

(a)

α=tan -1 15 β= tan-1 1239

とするとき, tanα tan β の値を求めなさい.ただし,

0<α < π2 0<β <π 2

(b)  tan2 α の値を求めなさい.ただし,下記の定理を用いても良い.

(c)  tan4 α の値を求めなさい.

(d)  tan( 4α- β) の値を求めなさい.

(e) 次の計算式の値を求めなさい.

4tan -1 15- tan-1 1239

※  tan-1 の定義

z=tan -1 x x=tan z - π2 <z< π 2

※ 定理

sin( θ1+ θ2 )=sin θ1 cos θ2 +cos θ1 sinθ2

cos( θ1+ θ2) =cosθ 1cos θ2- sinθ1 sin θ2

0<θ 1< π2 0<θ 2< π2

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易□ 並□ 難□

【4】 次のプログラムは,最初にデータの個数を読み,次にその個数の回数だけ値を読んで,その平均値と分散,それに標準偏差を求めて表示するものである.ただし,プログラムの一部を参照するために,「 1; 」のように行番号を付してある.

1: kosu ← input()

2: i 1 から kosu まで 1 ずつ増やしながら,

3: | data[i] ← input()

4: を繰り返す

5: gokei ← 0

6: i 1 から <<A>> まで 1 ずつ増やしながら,

7: | gokei ← gokei + data[i]

8: を繰り返す

9: heikin ← <<B>>

10: a ← 0

11: i 1 から <<A>> まで 1 ずつ増やしながら,

12: | s ← s + <<C>>

13: を繰り返す

14: bunsan ← <<D>>

15: 「平均は」と heikin を表示する

16: 「分散は」と bunsan を表示する

17: 「標準偏差は」と sqrt(<<E>>) を表示する

 input( ) は入力した値を返す関数で, 1 行目ではデータの個数を取得し, 2 行目から 4 行目は配列 data[ ] にデータを取得している.また, 5 行目から 8 行目は取得したデータの合計を求めている. 17 行目の関数sqrt( ) は平方根を求める関数である.これに対して次の問いに答えよ.

(a) 上記のプログラムの <<A>> に当てはまる式を示せ.

(b) 上記のプログラムの <<B>> に当てはまる式を示せ.

(c) 上記のプログラムの <<C>> に当てはまる式を示せ.

(d) 上記のプログラムの <<D>> に当てはまる式を示せ.

(e) 上記のプログラムの <<E>> に当てはまる式を示せ.

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