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2012 岡山大学 前期

数学I・数学II・数学A・数学B

易□ 並□ 難□

【1】  a を正の定数とし, x y に関する次の不等式を考える.

3y 5x 4y 7a x- y3- a

(1)  を同時に満たす点 (x ,y) のなす領域を xy 平面上に図示せよ.

(2)  を同時に満たす実数の組 (x ,y) が存在するような a の範囲を求めよ.

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数学I・数学II・数学A・数学B

易□ 並□ 難□

【2】 正 n 角形の頂点を A 0 A 1 An -1 とする.頂点 A1 A2 An -1 から 2 点をとり,それらと A 0 を頂点とする三角形を作る.このようにして得られる三角形の総数を an そのうちの二等辺三角形の総数を b n とする.ただし正三角形は二等辺三角形とみなす.このとき以下の問いに答えよ.

(1)  a6 および b 6 を求めよ.

(2) 整数 m 3 に対し, S= k =3m ak を求めよ.

(3)  b9 を求めよ.

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数学I・数学II・数学A・数学B

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【3】 四角形 ABCD は平行四辺形ではないとし,辺 AB BC CD DA の中点をそれぞれ P Q R S とする.

(1) 線分 PR の中点 K と線分 QS の中点 N は一致することを示せ.

(2) 線分 AC の中点 M と線分 BD の中点 N を結ぶ直線は点 K を通ることを示せ.

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数学I・数学II・数学A・数学B

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【4】  0a 1 に対して

f( a)= 01 | (x- a) (x- 3+a) | dx

と定める. f( a) の最大値と最小値を求めよ.

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【1】  O を原点とする座標平面における曲線 C: x 24 +y2 =1 上に,点 P (1, 3 2 ) をとる.

(1)  C の接線で直線 OP に平行なものをすべて求めよ.

(2) 点 Q C 上を動くとき, OPQ の面積の最大値と,最大値を与える Q の座標をすべて求めよ.

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【2】 表の出る確率が p 裏の出る確率が q である硬貨を用意する.ここで p q は正の定数で, p+q= 1 を満たすとする.座標平面における領域 D

D={ (x, y) |0 x2 0y 2}

とし, D 上を動く点 Q を考える. Q は点 (0 ,0) から出発し,硬貨を投げて表が出れば x 軸方向に +1 だけ進み,裏が出れば y 軸方向に +1 だけ進む.なお,この規則で D 上を進めないときには,その回はその点にとどまるものとする.このとき以下の問いに答えよ.

(1) 硬貨を 4 回投げて Q が点 (2 ,2) に到達する確率 P 4 を求めよ.

(2) 硬貨を 5 回投げて 5 回目に初めて Q が点 (2 ,2) に到達する確率 P 5 を求めよ.

(3)  P5= 1 9 のとき, p の値を求めよ.

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【3】  a を正の定数とし,座標平面上の 2 曲線 C 1:y= ex2 C2 :y=a x2 を考える.このとき以下の問いに答えよ.ただし必要ならば limt + ett =+ であることを用いてもよい.

(1)  t>0 の範囲で,関数 f (t) = ett の最小値を求めよ.

(2)  2 曲線 C 1 C2 の共有点の個数を求めよ.

(3)  C1 C2 の共有点の個数が 2 のとき,これらの 2 曲線で囲まれた領域を y 軸のまわりに 1 回転させてできる立体の体積を求めよ.

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【4】  f( x)= 4x( 1-x ) とする.このとき

{ f1 (x) =f( x) f n+1 (x )=f n( f( x) ) n= 1 2

によって定まる多項式 f n( x) について以下の問いに答えよ.

(1) 方程式 f 2( x)= 0 を解け.

(2)  0t< 1 を満たす定数 t に対し,方程式 f (x) =t の解を α (t ) β( t) とする. c 0c< 1 かつ fn (c) =0 を満たすとき, α( c) β (c ) fn+1 ( x)= 0 の解であることを示せ.

(3)  0x 1 の範囲での方程式 f n( x)= 0 の異なる解の個数を S n とする.このとき S n+1 S n で表し,一般項 S n を求めよ.

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