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2012-11101-0101
2012 秋田県立大学 前期
システム科学技術学部
易□ 並□ 難□
【1】 放物線 y =-2⁢ x2+ m⁢x+ m2 の頂点を A , 放物線と x 軸との 2 つの共有点のうち, x 座標の値が小さい方を B , 大きい方を C とするとき,以下の設問(1)〜(4)に答えよ.ただし,定数 m は m >0 の実数とする.各設問とも,解答とともに導出過程も記述せよ.
(1) 頂点 A の座標を求めよ.
(2) 2 つの共有点 B ,C の座標を求めよ.
(3) ▵ABC で囲まれた領域(境界線を含む)を,実数 a , b ,c を用いて 0 ≦y≦a ⁢| x-b |+c のように表すとき, a ,b , c を m を用いて表せ.
(4) ▵ABC に内接し, 1 辺が x 軸上にある長方形の面積の最大値を求めよ.
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【2】 関数 y =4⁢sin ⁡2⁢x +3⁢cos ⁡2⁢x について,以下の設問(1)〜(4)に答えよ.ただし,設問(2)〜(4)において, x の範囲は - π 2≦x ≦ π2 とする.設問(1)は解答のみでよく,設問(2)〜(4)は解答とともに導出過程も記述せよ.
(1) 関数 y の周期を求めよ.
(2) y=0 となるときの tan ⁡x の値を求めよ.
(3) 関数 y の最大値と最小値を求めよ.
(4) 関数 y が最大値をとるときの x の値を θ とする.このとき, θ は不等式 π 8< θ< π4 を満たすことを示せ.
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【3】 以下の設問(1)〜(5)に答えよ.各設問とも,解答とともに導出過程も記述せよ.
(1) 関数 x =0.1⁢t の導関数 dxd t を求めよ.
(2) 関数 y =(1 +x) ⁢e- x の導関数 dyd x を求めよ.
(3) 関数 y =(1 +x) ⁢e- x において, x が t の関数として x =0.1⁢t で表されるとき,関数 y の導関数 dyd t を求めよ.ただし,結果が t のみの関数となるように表せ.
(4) 数直線上を運動する点 P の速度 v が,時刻 t ( t≧ 0 ) の関数として, v⁡( t)= 100⁢{ 1-( 1+0.1⁢ t)⁢ e-0.1 ⁢t } で表されるとき,点 P の時刻 t における加速度 α ⁡(t ) を求めよ.
(5) (4)で求めた加速度 α ⁡(t ) の増減を調べることにより, α⁡( t) の最大値と,最大値をとるときの時刻を求めよ.また,関数 α ⁡(t ) のグラフの変曲点を求めよ.
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【4】 行列 A =( -10 01 ) の表す 1 次変換を f とする.また,点 ( 1,0 ) を点 ( 4 5, 25 ) に,点 ( 0,1 ) を点 ( 25 , 15 ) に移す 1 次変換を g とする.このとき,以下の設問(1)〜(5)に答えよ.各設問とも,解答とともに導出過程も記述せよ.
(1) 行列 A の逆行列が存在するかどうかを調べよ.存在するならば逆行列を求めよ.
(2) A4 を求めよ.
(3) 1 次変換 g による点 ( 5,10 ) の像を求めよ.
(4) 合成変換 g ∘g による点 ( 1,0 ) の像を求めよ.
(5) 合成変換 g ∘( f∘( f∘g ) ) を表す行列を求めよ.