2012 福井県立大学 後期MathJax

Mathematics

Examination

Test

Archives

2012 福井県立大学 後期

配点率30%

易□ 並□ 難□

【1】  n を自然数とし, an =(1 + 1n )n とおく.次の問1〜問4に答えよ.

問1  an= 1+ 1n + 1n2 + 1n3 + + 1n n-1 + 1nn と表したときの,空欄 に当てはまる係数を n の式で答えよ.

問2  n! 2n- 1 が成り立つことを数学的帰納法で証明せよ.

問3 次の不等式が成り立つことを証明せよ.

an 1+ 11! + 12! + 13! ++ 1n !

問4 問2と問3の結果を用いて, an <3 が成り立つことを証明せよ.

2012 福井県立大学 後期

配点率30%

易□ 並□ 難□

【2】  f( x)= x2+ 2x- 3-| 4x- 2| とする.次の問1〜問3に答えよ,

問1 関数 f (x ) の増減を調べよ.

問2  y=f (x ) のグラフと,直線 y =ax -5 が, 4 つの共有点をもつような,定数 a の値の範囲を求めよ.

問3  y=f (x ) のグラフと,直線 y =3x +5 で囲まれた図形の面積を求めよ.

2012 福井県立大学 後期

配点率40%

易□ 並□ 難□

【3】 ある人が 1000 円のお金を持って, 200 円のお菓子を買いに行った.このお菓子を 1 個買うと, 1 回くじ引きができて,当たれば景品がもらえる.そこで,景品が当たるか,または,お金がなくなるまで,このお菓子を 1 個ずつ繰り返し購入することにした.次の問1〜問4に答えよ.ただし,お菓子は十分多くあり,毎回のくじ引きは独立な試行とし, 1 回のくじ引きで景品が当たる確率は,毎回一定の値 p とする.

問1  1000 円使っても景品が当たらない確率を p の式で表せ.

問2  n 回目の購入で,初めて景品が当たる確率を p n の式で表せ.

問3 この人が使う金額の期待値 E を, p の式で表せ.

問4 別の人は,お金を十分多く用意して,景品が当たるまで 1 個ずつ繰り返し購入することにした. p= 150 のとき, n 回目の購入までに景品が当たる確率を 910 以上にするためには,少なくとも n は何回以上でなければならないか.ただし, log10 7=0.8451 log10 5= 0.6990 とする.

inserted by FC2 system