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2012-11551-0101
2012 京都府立医科大学 前期
易□ 並□ 難□
【1】 x を実数とし, 3 辺の長さが 1 , x および 2 -x の三角形を考える.
(1) x の取り得る値の範囲を求めよ.
(2) 長さ 1 の辺と長さ x の辺のなす角の大きさを θ とするとき, cos⁡θ を x を用いて表せ.
(3) 三角形の面積を x を用いて表せ.
(4) 三角形を長さ x の辺のまわりに 1 回転させてできる立体の体積を V ⁡(x ) とおく. V⁡( x) の最大値とそのときの x の値を求めよ.
2012-11551-0102
【2】 平面上に原点 O を外心とする ▵ ABC があり
7⁢OA →+x ⁢OB→ +y⁢ OC→= 0→
が成り立っているとする.ただし x >0 ,y> 0 とする.点 A を通り直線 OA に垂直な直線を l とする.直線 l は直線 BC と交わるとし,その交点を D とする.このとき点 C は線分 BD 上にあるとする. ∠ADB の 2 等分線と辺 AB , 辺 AC との交点をそれぞれ P ,Q とする.
(1) AP=AQ であることを証明せよ.
(2) ▵APQ が正三角形となる整数 x , y の組をすべて求めよ.
(3) ▵ABC と ▵ APQ の面積をそれぞれ S1 ,S2 とする.(2)で求めた x , y のうち, x+y が最大になるものについて, S 2S1 を求めよ.
2012-11551-0103
【3】 四面体 ABCD があり,辺 AC と辺 BD は辺 AB に垂直であるとし,面 ABC と面 ABD は垂直に交わるとする.辺 AB の長さを 1 とし,辺 AC の長さを a , 辺 BD の長さを b とおく.次に,点 C を通り直線 AB に垂直である平面を K とおく.四面体に内接する球の半径を r とおき,球の中心から平面 K に下ろした垂線の長さを c とおく.
(1) rc を b を用いて表せ.
(2) r を a , b を用いて表せ.
(3) a=1 とする.線分 AB の中点を通り直線 AB と垂直に交わる平面を H とおく.四面体に内接する球が平面 H と共有点を持たないような b の範囲を求めよ.
2012-11551-0104
【4】 2 以上の整数 n に対し
In= ∫ 2⁢( n-1) ⁢π2 ⁢n⁢π 1-cos⁡ xx- log⁡( 1+x) ⁢ dx
とおく.
(1) In≦ 2 ⁢π2 ⁢(n -1) ⁢π-log ⁡(1 +2⁢( n-1) ⁢π) であることを証明せよ.
(2) limn →∞ n⁢I n=1 であることを証明せよ.ただし, limn →∞ log⁡x x= 0 であることは証明なしに用いてよい.