2012 兵庫県立大学 前期MathJax

Mathematics

Examination

Test

Archives

2012 兵庫県立大学 前期

経済・経営学部

(1)と(2)合わせて配点率20%

易□ 並□ 難□

【1】 次の問にに答えなさい.

(1) 実数 x y に関する以下の命題で正しいものは証明し,誤っているものは反例をあげなさい.

(a)  x y が共に無理数であることは x +y が無理数であることの十分条件である.

(b)  x y のいずれかが無理数であることは x +y が無理数であることの必要条件である.

(c)  x が有理数で y が無理数であることは x +y が無理数であることの十分条件である.

2012 兵庫県立大学 前期

経済・経営学部

(1)と(2)合わせて配点率20%

易□ 並□ 難□

【1】 次の問にに答えなさい.

(2) 数列 { an } a 1=1 a2 =1 a n=a n-2 +an -1 n= 3 4 5 で定義する.このとき,すべての正の整数 n に対して次の不等式が成り立つことを数学的帰納法を用いて証明しなさい.

an <( 7 4) n

2012 兵庫県立大学 前期

経済・経営学部

配点率20%

易□ 並□ 難□

【2】  xy 平面上の点 ( 1,4 ) を通り,また,曲線 y =f( x)= x3+ 3x2 +x+7 1 点で接し,他の 1 点で交わる直線の方程式をすべて求なさい.

2012 兵庫県立大学 前期

経済・経営学部

配点率20%

易□ 並□ 難□

【3】 互いに友人である A B はかつて, 10 年後の 1 1 日に,スリーアイランド国の空港で再会することを約束した.いよいよ今日が約束の 1 1 日である. 2 人は午後,自分達の住む国からスリーアイランド国の空港に各々到着する.ところが, 3 つの島から成るこの国には,各島に 1 つずつ,計 3 つの空港があり,出発の際, 2 人とも行き先をこれら 3 つの島の中から等確率で選んだため,降り立った空港で 2 人が再会できるとは限らない.再会できない場合は, A B も,再会できるまで,現在自分がいる島以外の 2 島の 1 つを等確率で選び翌日その島へ移動することを繰り返す.ただし, 3 島の間の移動は各島間に毎日朝 1 便だけある飛行機によるしかなく,しかも,乗り継ぎが悪いため,島の間の移動は 1 日に 1 度しかできない.次の問いに答えない.

(1)  1 1 日に A B が再会できる確率を求なさい.

(2)  1 2 日にようやく A B が再会できる確率を求なさい.

(3)  1 4 日の午後までに A B が再会できる確率を求なさい.

(4)  1 6 日の午後になっても A B が再会できない確率を求なさい.

2012 兵庫県立大学 前期

経済・経営学部

配点率20%

易□ 並□ 難□

【4】  xy 平面上の点 A ( -1,0 ) B ( 1,0 ) P (x ,y) に対して,ベクトル a b を各々 a= AP b =BP と定める.次の問に答えなさい.

(1) 内積 a b x y を用いて表しなさい.

(2)  x2+ y2- 1 (x- 1) 2+y 2 (x +1) 2+ y2 = 12 を満たす点 ( x,y ) 全体の集合を図示しなさい.

2012 兵庫県立大学 前期

経済・経営学部

配点率20%

易□ 並□ 難□

2012年兵庫県立大前期経済・経営学部【5】2012116130106の図

【5】  xy 平面上の 4 O ( 0,0 ) A (a ,0) B ( 0,b ) および, C (a ,b) 0<a< b を頂点とする長方形 OACB と,辺 OA 上の定点 S ( s,0 ) 0<s< a を考える.次の問に答えなさい.

(1) 辺 AC CB BO 上に各々点 T U V を適切にとれば,四角形 STUV は長方形となる.このとき, AT=t として, t が満たすべき条件を a b s t を用いて表しなさい.また,定点 S に対して,長方形 OACB に内接するこのような長方形 STUV 2 つ存在することを示しなさい.

(2) (1)で考えた 2 つの内接する長方形の面積の和は長方形 OABC の面積に等しいことを証明しなさい.



2012 兵庫県立大学 前期

工学部

易□ 並□ 難□

【1】  f( x)= x3- 2x 2-x+ 1 とする.

(1) 方程式 f (x )=0 - 1<α< 1 0 <β< 1 1 <γ をみたす 3 個の実数解 α β γ をもつことを示せ.

(2) 点 ( 0,1 ) における y =f( x) の接線を l とする.曲線 y =f( x) l とで囲まれた部分の面積を求めよ.

2012 兵庫県立大学 前期

工学部

易□ 並□ 難□

【2】  k を正の定数とする.放物線 y =kx 2 と直線 y =1 で囲まれた図形 D を考える.この図形 D x 軸のまわりに 1 回転した立体の体積を V1 y 軸のまわりに 1 回転してできる立体の体積を V 2 とする. V1 =V2 となるような k の値を定めよ.

2012 兵庫県立大学 前期

工学部

易□ 並□ 難□

【3】 行列 A

A=( cos θ -2sin θ 1 2 sin xcos θ )

とする.次の問いに答えよ.

(1)  A2 を求めよ.

(2)

A6 =( 10 01 )

となる θ を求めよ.ただし, 0θ π2 とする.

2012 兵庫県立大学 前期

工学部

易□ 並□ 難□

【4】 曲線 C1 y= e2 x 2+ e2 C2 y= ex について,次の問いに答えよ.

(1)  C1 C 2 がただ一つの共有点をもつことを示せ.

(2)  C1 C2 および y 軸で囲まれた図形の面積を求めよ.

2012 兵庫県立大学 前期

工学部

易□ 並□ 難□

【5】 双曲線 x2- y2 =1 上に 3 A ( 1,0 ) B (- 1,0 ) P (t ,s) をとる.ただし, t s t >1 s> 0 の範囲を動くとする.次の問いに答えよ.

(1) 点 P ( t,s ) と点 B ( -1,0 ) を通る直線と,点 Q ( t,-s ) と点 A ( 1,0 ) を通る直線の交点を R ( u,v ) とする. u v t で表せ.

(2) 点 R ( u,v ) の軌跡を求めよ.

inserted by FC2 system