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2012 高知工科大学 推薦システム工学群

易□ 並□ 難□

【1】 下図のようなトラックがある.このトラックのひとつの曲線区間の長さは 60[ m ] ひとつの直線区間の長さは 40[ m ] である. P 点をスタート地点とする.

2012年高知工科大推薦システム工学群【1】の図

(1)  A 君と B 君は以下のようなペース設定で,このトラックを反時計回りに 2 周した.

A 君: 1 周目 曲線区間: 2[ m/s ]  直線区間: 4[ m/s ]
  2 周目 すべての区間を 2 [ m/s ]
B 君: 1 周目 曲線区間: 6[ m/s ]  直線区間: 1[ m/s ]
  1 周目終了後に P 点で t [ s ] 休憩. 2 周目 すべての区間を 4 [ m/s ]

 なお,ふたりは同時に P 点をスタートし,同時にゴールした.ふたりがスタートしてからゴールするまでの距離と時間の関係をグラフに示せ.ただし縦軸に距離 [ m ] 横軸に時間 [ s ] をとること. A 君のグラフは実線, B 君のグラフは点線とする.またこのグラフを用いて B 君が 1 周目終了後に休憩した時間 t [ s ] を求めよ.

(2) (1)のグラフから 1 周目の A 君と B 君の前後関係がどのように変化したかを論ぜよ.

(3)  C 君は A B 君と同時に P 点をスタートし,一定速度で反時計回りに 2 周した.このとき C 君が 1 度も A B 君を追い越すことがないような C 君の最大速度を分数で求めよ.また,その根拠を(1)のグラフを用いて論ぜよ.

(4)  A 君が反時計回りで(1)と同じペースで走行する. B 君は時計回りに曲線区間を 6 [ m/s ] 直線区間を X [ m/s ] で走行する.ふたりは P 点を同時にスタートして 1 周で走り終えた. A 君は B 君よりも 40 [ s ] 早くゴールした.この時ふたりが出会うのはスタートしてから何秒後か.グラフを作成してグラフから求めよ.ただし A 君のグラフは実線, B 君のグラフは点線とする.

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