2012 慶応義塾大学 理工学部MathJax

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2012 慶応義塾大学 理工学部

2月14日実施

易□ 並□ 難□

【1】

(1)  3 つの行列の積

( xy ) ( 2a a1 ) ( xy )

の成分が任意の実数 x y に対し 0 以上となるような実数 a の範囲を不等式で表すと (ア) となる.

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2月14日実施

易□ 並□ 難□

【1】

(2)  B が直角の直角三角形 ABC 2 AB BC の長さをそれぞれ 3 1 とする.また, 0<x <1 を満たす x に対し線分 BC 1 :x に外分する点を D とする.いま, CAD= 2BAC が成り立つとすると, x= (イ) であり, ACD の外接円の半径は (ウ) である.

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2月14日実施

易□ 並□ 難□

【1】

(3) 関数 f (x) g (x )

{ f( x)= xe x+2 x 02 | g( t) | dt- 1g (x )=x 2-x 01 f( t) dt

を満たすとき, 02 | g( t) | dt の値は (エ) または (オ) である.求める過程も解答欄(3)に書きなさい.

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2月14日実施

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【2】 円 x 2+ (y- 1) 2=1 と外接し, x 軸と接する円で中心の x 座標が正であるものを条件 P を満たす円ということにする.

(1) 条件 P を満たす円の中心は,曲線 y= (カ) x> 0 の上にある.また,条件 P を満たす半径 9 の円を C 1 とし,その中心の x 座標を a 1 とすると, a1 = (キ) である.

(2) 条件 P を満たし,円 C 1 に外接する円を C 2 とする.また, n= 3 4 5 に対し,条件 P を満たし,円 C n-1 に外接し,かつ円 C n-2 と異なる円を C n とする.円 C n の中心の x 座標を a n とするとき,自然数 n に対し a n+1 a n を用いて表しなさい.求める過程も書きなさい.

(3) (1),(2)で定めた数列 { an } の一般項を求めなさい.求める過程も書きなさい.

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【3】 袋の中に文字 𝕂 𝔼 𝕀 が書かれたカードがそれぞれ 1 枚ずつと,文字 𝕆 が書かれたカードが何枚か入っている.いま,袋の中から 1 枚ずつカードを取り出し, 𝕂 𝔼 𝕀 𝕆 のすべての文字のカードがそれぞれ 1 枚以上出たところで終了する.ただし,一度取り出したカードは袋の中には戻さないものとする.

(1) 袋の中に文字 𝕆 が書かれたカードが 7 枚あり,合計 10 枚のカードが入っている場合を考える. 3 枚目に文字 𝕆 のカードを取り出す確率は (ク) であり, 1 枚目または 3 枚目に文字 𝕆 のカードを取り出す確率は (ケ) である.また,最後に取り出したカードに書かれている文字が 𝕂 である確率は (コ) である.

(2) 袋の中に文字 𝕆 が書かれたカードが n 枚( n 2 )あり,合計 n+ 3 枚のカードが入っている場合を考える. k 枚目で終了する確率を p k とすると, p4= (サ) であり, 5k n+3 に対しては pk= (シ) である.いま,終了した時点で袋の中に残っているカードの枚数の期待値を E n とすると, limn E nn = (ス) が成り立つ.

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2月14日実施

易□ 並□ 難□

2012年慶大理工学部【4】の図

【4】  ABCDE 1 辺の長さが 1 の正方形 ABCD を底面とし, 4 個の正三角形を側面とする正四角錐とする.

(1)  CDE の重心を G とする.ベクトル AG AB AD AE で表すと, AG = (セ) となる.

(2)  0 でないベクトル p が平面 α 上の任意のベクトルと垂直なとき, p は平面 α と垂直であるという. p =a AB +b AD +c AE a b c は実数)が CDE を含む平面と垂直なとき, a:b: c= (ソ) である.よって, | p |= 1 かつ p AD >0 となるように a b c を定めると, p = (タ) となる.

(3) 正四角錐 ABCDE CDE に,各辺の長さが 1 の正四面体 CDEF を貼り付ける.ベクトル AF AB AD AE で表すと, AF = (チ) となる.また, H を辺 EC の中点とすると, HA HF = (ツ) であり, AHF の面積は (テ) である.

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2月14日実施

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【5】  a>0 とし, x 3 次関数 f (x )

f( x)= x3- 5a x2+ 7a2 x

と定める.また, t 0 に対し,曲線 y= f( x) x 軸および 2 直線 x= t x=t+ 1 で囲まれた部分の面積を S (t ) で表す.

(1)  S( 0)= (ト) である.

(2)  f( x) x= (ナ) で極小値をとる.曲線 y= f( x) 上にあり, x の値 (ナ) に対応する点を P とする. a の値が変化するとき,点 P の軌跡は曲線 y = (ニ) x>0 である.

(3)  S( t)= S( 0) を満たす正の実数 t が存在するような a の値の範囲を不等式で表すと (ヌ) となる.以下, a の値はこの範囲にあるとする. c S (c )=S ( 0) を満たす最大の正の実数とする.区間 0 tc における S (t ) の最大値,最小値をそれぞれ M (a ) m (a ) とするとき, M( a)+ m( a)= (ネ) となる.

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