2012 東京理科大学 経営学部B方式2月3日実施MathJax

Mathematics

Examination

Test

Archives

2012 東京理科大学 経営学部B方式

2月3日実施

配点40点

易□ 並□ 難□

【1】 次の文章の から までに当てはまる 0 から 9 までの数を求めて,解答用マークシートの指定された欄にマークしなさい.

  1 個のサイコロを 1 回投げ,出た目の回数だけ 1 枚の硬貨を投げることにする.このとき, xy 平面上において,動点 A は原点 ( 0,0 ) から出発し,硬貨を投げるごとに,表が出れば x 軸方向に 1 移動し,裏が出れば y 軸方向に 1 移動する.ただし,サイコロを投げたとき,どの目の出る確率も 1 6 で,硬貨を投げたとき,表,裏の出る確率はどちらも 12 であるとする.

 サイコロの出た目の回数だけ硬貨を投げ終えたときの A の位置を (x ,y) とする.

(1)  (x, y)= (0, 6) である確率は である.

(2)  x=y である確率は である.

(3)  y=0 である確率は である.

(4)  x=1 である確率は である.

2012 東京理科大学 経営学部B方式

2月3日実施

配点40点

易□ 並□ 難□

【2】 曲線 y= x2 上の点 P (t ,t2 ) から直線 y= x へ垂線を引き,その交点を H とする.ただし, t>1 とする.

(1) 点 H の座標を t を用いて表しなさい.

(2) 範囲 x 1 において,曲線 y= x2 と直線 y= x および線分 PH とで囲まれた図形の面積を S 1 とする.このとき, S1 t を用いて表しなさい.

(3) 曲線 y= x2 と直線 y= x で囲まれた図形の面積を S 2 とする. S1= S2 であるとき, t の値を求めなさい.ただし, S1 は(2)と同じとする.

2012 東京理科大学 経営学部B方式

2月3日実施

(1),(2)を合わせて配点30点

易□ 並□ 難□

【3】

(1)  k l m n は自然数とする.条件

kl mn= k+l+ m+n kl mn

を満たす組 (k ,l,m ,n) をすべて求めなさい. 

2012 東京理科大学 経営学部B方式

2月3日実施

(1),(2)を合わせて30点

易□ 並□ 難□

【3】

(2) 次の不等式を解きなさい.

log2 x-log 12 (4- x)< 1

2012 東京理科大学 経営学部B方式

乙の2型

2月3日実施

40点

易□ 並□ 難□

【1】 次の問いに答えなさい.ただし, e は自然対数の底である.

(1)  x2 のとき, x2 e- x4 e- 2 が成立することを示しなさい.さらに,極限値

limx xe -x

を求めなさい.

(2) 関数 y =xe -x の増減,グラフの凹凸を調べ,グラフの概形をかきなさい.

(3)  a は実数とする.方程式

xe -x- a=0

の異なる実数解の個数を, a の値によって,求めなさい.

2012 東京理科大学 経営学部B方式

乙の2型

2月3日実施

30点

易□ 並□ 難□

【2】  p q p >0 q> 0 とし, 2 つの関数 f (x ) g( x) をそれぞれ

f (x )=x 2+p x g( x)= x2-q x

とする.座標平面において,曲線 C1 y=f (x ) 上の点 ( α,f (α )) における接線を l 1 とし,曲線 C2 y=g (x ) 上の点 ( β,g (β )) における接線を l 2 とする.ただし, α<0 β> 0 である.

(1) 曲線 C 1 と直線 l 1 および y 軸によって囲まれる図形の面積を S 1 とし,曲線 C 2 と直線 l 2 および y 軸によって囲まれる図形の面積を S 2 とする. S1 S2 を求めなさい.

(2) 原点 ( 0,0 ) において,曲線 C 1 の接線と曲線 C 2 の接線とが直交し,さらに,直線 l 1 と直線 l 2 が一致するとする.このとき,曲線 C 1 と曲線 C 2 および直線 l 1 によって囲まれる図形の面積を S とする.

(a)  q α β それぞれを p で表しなさい.

(b)  S p で表しなさい.

(c)  p>0 において, S の最小値を求めなさい.

2012 東京理科大学 経営学部B方式

乙の2型

2月3日実施

30点

易□ 並□ 難□

【3】  1 枚のコインを繰り返し投げることにより, A B 2 人が次の規則に従ってゲームを行う.

規則1. ゲーム開始時, A B 両者の持ち点はともに 0 とする.

規則2. コインを投げた結果により,両者の持ち点を次のように変化させる.

イ)  A B の持ち点が同じとき,表が出たら A の持ち点だけを 1 増やし,裏が出たら B の持ち点だけを 1 増やす.

ロ)  A B の持ち点が異なるとき,表が出たら持ち点の少ない人の持ち点だけを 1 増やし,裏が出たら, A B 両者の持ち点をともに 1 増やす.

 このとき, n 回コインを投げた結果, A B の持ち点が等しくなっている確率を P n とする.ただし,コインを投げたとき表,裏の出方は同じとする.

(1)  P1 P2 を求めなさい.

(2)  n を自然数とするとき, Pn+ 1 P n で表しなさい.

(3)  n を自然数とするとき, Pn n で表しなさい.

inserted by FC2 system