2012 東京理科大学 理学部数学科2月12日実施MathJax

Mathematics

Examination

Test

Archives

2012 東京理科大学 理学部

数学科B方式

2月12日実施

配点40点

易□ 並□ 難□

【1】  a b を実数として, x 4 次関数 f (x) =x4 -ax 2+b x を考える.次の問いに答えよ.

(1)  s t を異なる実数とする.曲線 y= f( x) の, x=s における接線の傾きと, x=t における接線の傾きが等しいとき, a s t を用いて表せ.

(2) 曲線 y= f( x) が異なる 2 点で共通の接線 l をもつとし,その接点の x 座標の一つを s とする.

(a)  a s を用いて表せ.

(b)  l の方程式を, a b を用いて表せ.

(3) 関数 f (x ) が極大値をもつための必要十分条件を a b に関する不等式で与えよ.

2012 東京理科大学 理学部

数学科B方式

2月12日実施

配点60点

易□ 並□ 難□

【2】  s t を実数とし, 0<s< 1 とする.座標空間内の 3

P( (2- s)+ scos t,0, (2- s)+ ssin t)

Q( 2 -s2 + s2 cos t, 2 -s2 + s2 cost, (2- s)+ ssin t)

R( 0,0, (2- s)+ ssin t)

について次の問いに答えよ.

(1)  P Q R を含む平面の方程式を求めよ.

(2)  RP=RQ を示せ.



 点 Q は,点 R を中心とし RP を半径とする円周上に存在する.このとき,弦 PQ に対する弧 PQ と,半径 RP および半径 RQ で囲まれる図形を C とする.ただし, C の中心角 PRQ π 以下とする.



(3)  C の面積を s t を用いて表せ.

(4)  t - π2 t π2 の範囲を動くとき, R z 座標の動く範囲を s を用いて表せ.

(5)  t - π2 t π2 の範囲を動くとき,扇形 C が通過する部分の体積 V 1 s を用いて表せ.

(6)  t π2 t 3 π2 の範囲を動くとき,扇形 C が通過する部分の体積 V 2 s を用いて表せ.

(7) 上の(5),(6)の V 1 V2 に対して, s 14 s 12 の範囲を動くときの V 1-V 2 の最大値とそのときの s の値を求めよ.

inserted by FC2 system