2013 大学入試センター試験 本試験 数学I/数学IAMathJax

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2013 大学入試センター試験 本試

数学I・数学IA共通

配点10点

正解と配点

易□ 並□ 難□

【1】

[1]  A= 11+3 +6 B= 11- 3+6 とする.

 このとき

AB= 1 (1 +6) 2- = 6 -

であり,また

1A + 1B= + 6

である.以上により

A+B= - 6

となる.

2013 大学入試センター試験 本試

数学I

配点15点

正解と配点

易□ 並□ 難□

【1】

[2]  a を定数とし,二つの不等式

|2 x+13 | 3 x2 -2a x+2 a2 +10a +150

を考える.

 下の には,次の 0 3 のうちから当てはまるものを一つ選べ.

 不等式 の解は

x クケ コサ x

であり,これと次の 2 次不等式

x2+ シス x+ セソ 0

の解は一致する.

 次に,不等式 を満たす実数 x が存在するような a の値の範囲は

チツ - テト a チツ + テト

であり,この範囲にある最小の整数は ナニ である.

  a= ナニ のとき,二つの不等式 をともに満たす x の値の範囲は

ヌネ x ノハ

である.

2013 大学入試センター試験 本試

数学I・数学IA共通

配点25点

正解と配点

易□ 並□ 難□

【2】 座標平面上にある点 P は,点 A ( -8,8 ) から出発して,直線 y =-x 上を x 座標が 1 秒あたり 2 増加するように一定の速さで動く.また,同じ座標平面上にある点 Q は,点 P A を出発すると同時に原点 O から出発して,直線 y =10x 上を x 座標が 1 秒あたり 1 増加するように一定の速さで動く.出発してから t 秒後の 2 P Q を考える.点 P O に到達するのは t = のときである.以下, 0<t< で考える.

(1) 点 P x 座標が等しい x 軸上の点を P Q x 座標が等しい x 軸上の点を Q とおく. OP P OQ Q の面積の和 S t で表せば

S= t 2- ウエ t+ オカ

となる.これより 0 <t< においては, t= S は最小値 ケコサ をとる.

 次に, a 0 <a< -1 を満たす定数とする.以下, at a+1 における S の最小・最大について考える.

(ⅰ)  S t= で最小となるような a の値の範囲は a である.

(ⅱ)  S t =a で最大となるような a の値の範囲は 0 <a ツテ である.

(2)  3 O P Q を通る 2 次関数のグラフが関数 y =2 x2 のグラフを平行移動したものになるのは, t= のときであり, x 軸方向に ニヌ y 軸方向に ノハヒ だけ平行移動すればよい.

2013 大学入試センター試験 本試

数学I

配点30点

正解と配点

易□ 並□ 難□

【3】  ABC において AB =6 BC =2 7 CA =4 とする. A の二等分線と辺 BC との交点を D A の二等分線と ABC の外接円との点 A と異なる交点を E とする.辺 AC の延長と, 2 B E を通る直線の交点を P とする.

(1)  cos ABC= である.また, cos BAC= であるから, BAC= カキ ° である.

(2) 点 E から辺 BC に引いた垂線と辺 BC との交点を H とすると, ECH= クケ ° EBH= コサ ° であるから, HC= である.したがって, CE= セソ である.

(3)  APB において

APB= 180° -BAP- (CBP +ABC ) = チツ °- ABC

である.したがって, sin APB= である.

(4)  ECP において, sin CEP= であるから, CP= である.

2013 大学入試センター試験 本試

数学I

配点20点

正解と配点

易□ 並□ 難□

【4】  a b a >0 b 0 である定数とし, t 2 次方程式

t2+ 4a t+b= 0

を考える.方程式 ( t+ a )2 = a2- b と書き直す. b0 であるから,方程式 の実数解は

t= ウエ a± a 2-b

である.

 方程式 と同じ a b に対して, x の方程式

(x -2) 2+4 a | x-2 |+ b=0

を考える.

(1)  b=0 の場合,方程式 の解は t = キク a である.このとき,方程式 の実数解の個数は 個である.

(2)  b<0 の場合,方程式 0 以上である実数解は

t= ウエ a+ a2- b

である.このとき,方程式 の実数解の個数は 個である.

2013 大学入試センター試験 本試

数学IA

配点10点

正解と配点

易□ 並□ 難□

【1】

〔2〕 三角形に関する条件 p q r を次のように定める.

p :三つの内角がすべて異なる

q:直角三角形ではない

r 45 ° の内角は一つもない

条件 p の否定を p で表し,同様に q r はそれぞれ条件 q r の否定を表すものとする.

(1) 命題「 r (p または q ) 」の対偶は「 r 」である.

  に当てはまるものを,次の 0 3 のうちから一つ選べ.

(2) 次の 0 4 のうち,命題「 (p または q ) r 」に対する反例となっている三角形は である.

  に当てはまるものを, 0 4 のうちから一つずつ選べ.ただし, の解答の順序は問わない.

0  直角二等辺三角形

1  内角が 30 ° 45 ° 105 ° の三角形

2  正三角形

3  三辺の長さが 3 4 5 の三角形

4  頂角が 45 ° の二等辺三角形

(3)  r ( p または q ) であるための

  に当てはまるものを,次の 0 3 のうちから一つ選べ.

0  必要十分条件である

1  必要条件であるが,十分条件ではない

2  十分条件であるが,必要条件ではない

3  必要条件でも十分条件でもない

2013 大学入試センター試験 本試

数学IA

配点30点

正解と配点

易□ 並□ 難□

【3】 点 O を中心とする半径 3 の円 O と,点 O を通り,点 P を中心とする半径 1 の円 P を考える.円 P の点 O における接線と円 O との交点を A B とする.また,円 O の周上に,点 B と異なる点 C を,弦 AC が円 P に接するようにとる.弦 AC と円 P の接点を D とする.このとき

AP= アイ OD= エオ

である.さらに, cos OAD= であり, AC= ケコ である.

  ABC の面積は シスセ ソタ であり, ABC の内接円の半径は である.

(1) 円 O の周上に,点 E を線分 CE が円 O の直径となるようにとる. ABC の内接円の中心を Q とし, CEA の内接円の中心を R とする.このとき, QR= テト である.したがって,内接円 Q と内接円 R

  に当てはまるものを,次の 0 3 のうちから一つ選べ.

(2)  AQ= ネノ であるから, PQ= ヒフ となる.したがって,

  に当てはまるものを,次の 0 3 のうちから一つ選べ.

0  点 P は内接円 Q の周上にある

1  点 Q は円 P の周上にある

2  点 P は内接円 Q の内部にあり,点 Q は円 P の内部にある

3  点 P は内接円 Q の内部にあり,点 Q は円 P の外部にある

2013 大学入試センター試験 本試

数学IA

配点25点

正解と配点

易□ 並□ 難□

【4】(1)  1 から 4 までの数字を,重複を許して並べてできる 4 けた の自然数は,全部で アイウ 個ある.

(2) (1)の アイウ 個の自然数のうちで, 1 から 4 までの数字を重複なく使ってできるものは エオ 個ある.

(3) (1)の アイウ 個の自然数のうちで, 1331 のように,異なる二つの数字を 2 回ずつ使ってできるものの個数を,次の考え方に従って求めよう.

(ⅰ)  1 から 4 までの数字から異なる二つを選ぶ.この選び方は 通りある.

(ⅱ) (ⅰ)で選んだ数字のうち小さい方を,一・十・百・千の位のうち,どの 2 箇所に置くか決める.置く 2 箇所の決め方は 通りある.小さい方の数字を置く場所を決めると,大きい方の数字を置く場所は残りの 2 箇所に決まる.

(ⅲ) (ⅰ)と(ⅱ)より,求める個数は クケ 個である.

(4) (1)の アイウ 個の自然数を,それぞれ別のカードに書く.できた アイウ 枚のカードから 1 枚引き,それに書かれた数の四つの数字に応じて,得点を次のように定める.

・四つとも同じ数字のとき 9
2 回現れる数字が二つあるとき 3
3 回現れる数字が一つと,
  1 回だけ現れる数字が一つあるとき
2
2 回現れる数字が一つと,
  1 回だけ現れる数字が二つあるとき
1
・数字の重複がないとき 0

(ⅰ)  得点が 9 点となる確率は サシ 得点が 3 点となる確率は セソ である.

(ⅱ) 得点が 2 点となる確率は チツ 得点が 1 点となる確率は トナ である.

(ⅲ) 得点の期待値は 点である.

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