2013 大学入試センター試験 試作問題 数学II・数学IIBMathJax

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2013 大学入試センター試験 試作問題

数学IIB

正解

易□ 並□ 難□

【1】 以下,小数の形で解答する場合,指定された けた 数の一つ下の桁を四捨五入し,解答せよ.途中で割り切れた場合,指定された桁まで 0 にマークすること.

(1)  1 から 5 までの数字が,それぞれ 1 つずつ書かれた 5 枚のカードが,箱の中に入っている.この箱から, 2 枚のカードを同時に無作為に抽出するとき,取り出されたカードに書かれている数字の小さい方を S 大きい方を T とする.このとき P (S =1) = P (T= 4)= エオ となる.同様にして S T の確率分布を求めてからそれぞれの期待値を計算すると, E( S)= E (T) = となる.したがって, E( aS- 1) および E (b T-1 ) がカードの枚数 5 と等しくなるためには, a= b= でなければならない.

(2)  1 から 5 までの数字が,それぞれ 1 つずつ書かれた何枚かのカードが,箱の中に入っている. 1 と書かれたカードが入っている割合を p とする.この箱から,カードを無作為に復元抽出する試行を 100 回行い,そのうち 1 と書かれたカードが取り出された回数を X とする.

(ⅰ) もし p = 15 であるとすれば,確率変数 X は平均 サシ 標準偏差 の二項分布に従う.ここで,試行回数 100 は十分大きいと考えられるので, R= X100 とおけば, R は近似的に平均 標準偏差 チツ の正規分布に従う.

(ⅱ)  X 10 であったとき, 1 の出る割合 p に対する信頼度 95 % の信頼区間は

[ . トナ , . ヌネ ]

と計算できる.ただし, Z を標準正規分布に従う確率変数とするとき, P( -1.96Z 1.96) =0.95 である.

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