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2013 東京農工大学 後期工学部

物理・数学のうちの数学

易□ 並□ 難□

2013年東京農工大後期工学部物理・数学【1】2013102650201の図

図1-1

【1】 図1-1の曲線

{ x=a cos3 θ y=b sin3 θ (a> 0 b> 0 0<θ < π2 )

に関する以下の問いに答えよ.

〔1〕 この曲線上の点 ( acos 3θ ,b sin3 θ) における接線が, x 軸と y 軸とによって切り取られる線分の長さ L を求めよ.

〔2〕 この接線と x 軸と y 軸とで囲まれる部分の面積 S を求めよ.また,その最大値 S 0 とそのときの θ ( 0<θ< π 2 ) の値を求めよ.

〔3〕 〔2〕で求めた面積 S が最大値 S 0 をとるときの接線と x 軸との交点の x 座標を p1 y 軸との交点の y 座標を q 1 とする.このとき,次の曲線,

{ x= p1 a cos3 θ y= q1 b sin3 θ ( 0<θ < π2 )

の点 ( p1 acos 3θ ,q1 b sin3 θ) における接線と両端とで囲まれる部分の面積の最大値 S 1 a b から必要なものを用いて表せ.

〔4〕 〔3〕で求めた最大値 S 1 を与える接線と x 軸との交点の x 座標を p2 y 軸との交点の y 座標を q 2 とする.このとき,次の曲線,

{ x= p2 a cos3 θ y=q 2b sin3 θ ( 0<θ < π2 )

に対して上記と同様に曲線の最大値 S 2 を定義する.また,同じようにして S3 S 4 Sk を定義する.このときの S k k=0 1 2 a b k から必要なものを用いて表せ.

〔5〕  k= 0n Sk a b n から必要なものを用いて表せ.ただし n は非負の整数とする.

〔6〕 無限級数 limn k =0n Sk が収束する条件を a b から必要なものを用いて表せ.また,この無限級数が収束するときの和を a b から必要なものを用いて表せ.



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物理・数学のうちの数学

易□ 並□ 難□

【2】 空間内に原点 O をとり,原点とそれぞれ異なる 3 A( a ) B (b ) C ( c ) をとる. a b c はすべて単位ベクトルであるとし, a b = 0 c a =0 の関係があるとする.また b c は直交していないうえに,平行でもないとする.このとき,以下の問いに答えよ.

〔1〕  3 O A B の定める平面 L 上に点 P( p ) をとる.

(1)  α1 =p a α 2=p b と定める.位置ベクトル p a b α1 α2 から必要なものを用いて表せ.

(2)  |p | =1 であるとき, α1 α2 についての関係式を求めよ.

〔2〕  3 O B C の定める平面 M 上に点 Q ( q ) をとる.

(1)  g=b c と定める. g の取りうる値の範囲を求めよ.

(2)  β1 =q b β 2=q c と定める.位置ベクトル q b c を用いて

q =u b +v c

と表される. u v のおのおのを β1 β 2 g から必要なものを用いて表せ.答えを導く過程も記すこと.

(3)  q b と直交する単位ベクトルであるとき. u v のおのおのを g のみを用いて表せ.ただし, v>0 とする.答えを導く過程も記すこと.

〔3〕  3 O C A で定まる平面 N を考える.前問〔1〕で定義した平面 L 上の点 P( p ) からこの平面 N に垂線をおろし, N との交点を R( r ) とする.

(1) 位置ベクトル r a c を用いて

r =x a +y c

と表される. x y のおのおのを α1 α2 g から必要なものを用いて表せ.

(2) 点 P( p ) | p |=1 を満たしているとする. x y の関係式を g を用いて表せ.

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化学・数学のうちの数学

易□ 並□ 難□

【1】 次の問〔1〕,〔2〕に答えなさい.ただし,答えを導く過程も記述しなさい.

〔1〕 数列 { an }

an= n2 n-1 +n n= 1 2 3

で定義されている.このとき,次の問に答えなさい.

(1)  bn= an+ 1-2 an とおくとき,数列 { bn } の一般項を求めなさい.

(2) 数列 { bn } の初項から第 n 項までの和 Sn を求めなさい.

(3) 数列 { an } の初項から第 n 項までの和 S n を求めなさい.

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化学・数学のうちの数学

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【1】 次の問〔1〕,〔2〕に答えなさい.ただし,答えを導く過程も記述しなさい.

〔2〕 関数 f (x )= x 38 - x4+ a 22 x log( x2 ) および I (a )= 22a f (x) dx について次の問に答えなさい.ただし, a>0 とし, log は自然対数を表すものとする.

(1)  I( a) a の式で表しなさい.

(2)  0<a e の範囲で I (a ) の最大値と最小値およびそのときの a の値を求めなさい.ただし, e は自然対数の底とする.また, m1 に対して lima +0 am log a=0 が成り立つことは証明なしに用いてよい.

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