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2013-10280-0201
2013 東京海洋大学 前期海洋工学部
配点25点
易□ 並□ 難□
【1】 S=( 2+ 3⁢cos⁡ 2⁢θ 3⁢sin ⁡2⁢ θ 3⁢sin ⁡2⁢θ 2=3 ⁢cos⁡2 ⁢θ ) とする.以下, ( α 0 0 β ) の形の行列を対角行列と呼ぶ.
(1) Q=( cos⁡ θ -sin⁡ θ sin⁡ θ cos⁡θ ) とするとき, D=Q -1 ⁢S⁢Q が対角行列になることを示せ.
(2) 2×2 行列 X が X ⁢D=D ⁢X を満たすとき, X は対角行列になることを示せ.
(3) 2×2 行列 T が T ⁢S=S ⁢T を満たすとき, Q- 1⁢ T⁢Q は対角行列になることを示せ.
2013-10280-0202
【2】 平面上に異なる 4 点 O , A0 , B 0 ,C 0 をとる. n=1 , 2 ,3 , ⋯ に対して,点 An , B n ,C n をそれぞれ線分 Bn -1 Cn -1 , C n-1 An -1 , A n-1 B n-1 の中点とする.
(1) OA1 → , A1 B1 → , A1 C1 → を OA 0→ , A0 B0 → , A 0C 0→ を用いて表せ.
(2) OA2 → を OA 0→ , A0 B0 → , A 0C 0→ を用いて表せ.
(3) OAn → を OA 0→ , A0 B0 → , A 0C 0→ と n を用いて表せ.
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【3】 座標平面上の曲線 K を y =x3 -x+1 とする.
(1) 点 ( t,t3 -t+ 1) における K の接線の方程式を t を用いて表せ.
(2) 点 ( 1,5 ) を通る直線 l が K と接するとき,接点の座標を求めよ.
(3) 直線 l と K で囲まれた図形の面積を定めよ.ただし, ∫ x3 ⁢dx= x 44 +c ( C は積分定数)を用いてよい.
2013-10280-0204
【4-Ⅰ】と 【4-Ⅱ】から選択
【4-Ⅰ】 座標平面上に 2 点 A ( t,t) ,B ( t-1, -t+1 ) をとり,線分 AB を 1 :2 に内分する点を P とする.
(1) t がすべての実数を動くとき,点 P の軌跡を求めよ.
(2) 直線 AB の方程式を t を用いて表せ.
(3) (2)で求めた方程式を満たす実数 t が存在するための x , y についての条件を求め,条件を満たす点 ( x,y ) 全体の領域 D を座標平面内に図示せよ.
(4) (1)で求めた点 P の軌跡の方程式を y =f⁡ (x ) とする.連立不等式
y≧x , y≧- x ,y ≦1 ,y ≧f⁡ (x )
のあらわす領域と領域 D の共通部分の面積を求めよ.
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【4-Ⅱ】 f⁡( x)= 2⁢sin⁡ x+cos⁡ 2⁢x ( 0≦ x≦2⁢ π ) とする.
(1) 関数 y =f⁡( x) の極値を求めてグラフの概形をかけ.ただし,凹凸は調べなくてよい.
(2) 方程式 f ⁡(x )=0 の解を α , β ( 0≦α <β≦ 2⁢π ) とする. sin⁡α , cos⁡α , sin⁡β , cos⁡β の値を求めよ.
(3) y=f⁡ (x ) のグラフと x 軸で囲まれた図形で,第 4 象限に含まれる部分の面積を求めよ.