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2013-10341-0101
2013 富山大学 前期
人間発達科,経済学部
易□ 並□ 難□
【1】 3 次関数 f ⁡(x ) は,次の 2 つの条件を満たすとする.
(条件1) 関数 f ⁡(x ) は, x=1 と x =2 で極値をもつ
(条件2) 整式 f ⁡(x ) を x2- 3⁢x+ 1 で割った余りは - x+2 である
このとき,次の問いに答えよ.
(1) f⁡( x) を求めよ.
(2) 方程式 f ⁡(x )=0 を解け.
(3) 関数 f ⁡(x ) の増減を調べ,そのグラフをかけ.
2013-10341-0102
人間発達科,経済,理(数学科除く),工学部
理(数学科除く),工学部は【1】
【2】 6 つの面にそれぞれ 0 , 0 ,1 , -1 , i ,- i と書かれたさいころがある.ここで i は虚数単位である.このサイコロを 3 回投げ, 1 回目に出た目の値を X1 ,2 回目に出た目の値を X2 ,3 回目に出た目の値を X 3 とする.このとき,次の問いに答えよ.
(1) 積 X1⁢ X2 が実数となる確率を求めよ.
(2) 和 X1+ X2 が実数となる確率を求めよ.
(3) 積 X1⁢ X2⁢ X3 が 0 となる確率を求めよ.
2013-10341-0103
【3】 2 つの曲線 C1: y=| x2- 1| ,C 2:y =m⁢ ( x+1 )2 ( 0<m< 1 ) を考える.このとき,次の問いに答えよ.
(1) x>0 の範囲における C 1 と C 2 の 2 つの交点の x 座標を α , β ( α<β ) とする. α ,β を m を用いて表せ.
(2) C1 と C 2 で囲まれた図形のうち, x≦α を満たす部分の面積を S1 ,x≧ α を満たす部分の面積を S 2 とおく. S1 , S2 を, m を用いて表せ.
(3) S1 =S2 のとき m の値を求めよ.
2013-10341-0104
理(数学科除く),工学部
【2】 AB=1 , ∠BAC =θ ( 0<θ <π ,θ≠ π 2 ) である ▵ ABC を考える.頂点 B から辺 AC またはその延長に垂線 BP を下ろし,点 P から辺 AB に垂線 PQ を下ろす.このとき,次の問いに答えよ.
(1) sin⁡θ =t とするとき, ▵BPQ の面積を t を用いて表せ.
(2) θ を動かすとき, ▵BPQ の面積の最大値を求めよ.
2013-10341-0105
【3】 直線 y =a⁢x ( a>0 ) と x 軸,および直線 x =1 で囲まれた部分を x 軸の周りに 1 回転させてできる立体の体積を V とし,曲線 y =x+sin ⁡x ( 0 ≦x≦ 2⁢π ) と x 軸,および直線 x =2⁢π で囲まれた部分を x 軸の周りに 1 回転させてできる立体の体積を W とする.このとき,次の問いに答えよ.
(1) V を a を用いて表せ.
(2) 0≦x ≦2⁢ π において, x+sin ⁡x>0 であることを示せ.
(3) W の値を求めよ.
(4) V=W のとき, a の値を求めよ.
2013-10341-0106
理(数学科),薬学部
【1】 関数 f ⁡(x )=x +2⁢sin ⁡x を考える.このとき,次の問いに答えよ.
(1) y=f⁡ (x ) ( 0≦x≦ 2⁢π ) の増減を調べ,そのグラフをかけ.
(2) 0≦x <2⁢π において関数 f ⁡(x ) が極値をとるときの x の値を α , β ( 0<α< β<2⁢ π ) とする.曲線 y =f⁡( x) の α ≦x≦β の部分と x 軸,および 2 直線 x =α ,x= β で囲まれた部分を x 軸の周りに 1 回転させてできる立体の体積を求めよ.
2013-10341-0107
理(数学科)学部
【2】 f⁡( x)= (1 -x) 3 とし,曲線 y =f⁡( x) 上の点 ( 0,1 ) における接線の方程式を y =p⁡( x) , 点 ( t,f⁡ (t )) における接線の方程式を y =qt ⁡(x ) とする.さらに,関数 F ⁡(t ) を
F⁡( t)= ∫ 0t p⁡( x)⁢ dx+ ∫t1 qt ⁡(x )⁢d x
と定める.このとき,次の問いに答えよ.
(1) F⁡( t) を求めよ.
(2) F′⁡ (0 ), F′⁡ (1 ) の値を求めよ.
(3) F⁡( t) を最大にする t の値がただ 1 つ定まることを示せ.
2013-10341-0108
理(数学科),医(医学科)学部
医(医学科)学部は【1】
【3】 0≦t ≦ π2 を満たす実数 t に対して, xy 平面上に 2 点 A ( 1+2⁢ t,( 1+t) ⁢cos⁡t +sin⁡t ), B (- 1,-( 1+t) ⁢cos⁡t +sin⁡t ) を考える. 2 点 A ,B を通る直線を l t とする.このとき,次の問いに答えよ.
(1) 直線 l t の方程式を求めよ.
(2) k を定数とし,直線 l t と直線 x =k との交点を P とする. t が 0 ≦t≦ π 2 の範囲を動くとき,点 P の y 座標のとりうる値の範囲を k を用いて表せ.
(3) t が 0 ≦t≦ π 2 の範囲を動くとき,直線 l t の通りうる領域を図示せよ.
2013-10341-0109
医(医学科)学部
【2】 定数でない微分可能な関数 f ⁡(x ) が,すべての実数 k , x について
∫ k-x k+x f⁡ (t) ⁢dt= x2 ⁢{ f⁡( k-x) +2⁢f ⁡(k )+f (k+ x) }
を満たすとする.このとき,次の問いに答えよ.
(1) k を定数とし, g⁡( x)= f⁡( k+x) +f⁡( k-x ) とおく.このとき, g⁡( x) を f ⁡(k ), x ,g′ ⁡(x ) を用いて表せ.
(2) x≠0 のとき ( g ⁡(x )x ) ′ を f ⁡(k ), x を用いて表せ.
(3) g′⁡ (x ) は定数関数であることを示せ.
(4) f′⁡ (k+ x)= f′⁡ (k- x) であることを示せ.
(5) f⁡( x) は x の 1 次関数であることを示せ.
2013-10341-0110
薬学部【3】の類題
【3】 実数を成分とする行列 A =( a b c d ) は, A3 -3⁢A +2⁢E =O ,A ≠-2⁢ E かつ a +d≠2 を満たすとする.ただし, E は単位行列 ( 10 01 ), O は零行列 ( 00 00 ) を表すとする.このとき,次の問いに答えよ.
(1) A は単位行列 E の実数倍ではないことを示せ.
(2) a+d , a⁢d -b⁢c の値を求めよ.
(3) A の逆行列を A -1 として,自然数 n に対して,実数 pn ,q n を等式 ( A-1 ) n=p n⁢A+ qn⁢ E で定める.さらに, rn= qn- 2⁢p n とするとき,数列 { rn } の一般項を求めよ.
(4) 数列 { qn } の一般項を求めよ.
2013-10341-0111
薬学部
【2】 f⁡( x)= 34 ⁢ x+ 14⁢ x3 とする.このとき,次の問いに答えよ.
(1) x>1 のとき, f⁡( x)> 1 となることを示せ.
(2) x>1 のとき,関数 g ⁡(x )= f ⁡(x )-1 x-1 は増加関数であることを示せ.
(3) limx→ 1+0 g⁡( x) ,lim x→∞ g⁡( x) の値を求めよ.
(4) 数列 { xn } を漸化式
x1= 2 ,x n+1 =f⁡ (x n) ( n=1 ,2 , 3 ,⋯ )
で定めるとき, limn →∞ xn =1 を示せ.
2013-10341-0112
医(医学科)学部【3】の類題
(3) A の逆行列を A -1 として,自然数 n に対して,実数 pn ,q n を等式 ( A-1 ) n=p n⁢A+ qn⁢ E で定める.さらに, rn= qn- 2⁢p n とするとき,無限級数 ∑n =1∞ rn の和を求めよ.