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2013-10490-0201
2013 愛知教育大学 後期
教育(初等数学,中等情報,中等数学専攻)学部
易□ 並□ 難□
【1】 原点 O の座標平面上の 2 点を A ( 3,0 ), B (0 ,1) とする. θ( 0≦θ ≦ π2 ) に対して点 C を OC =2 で ∠ COA=θ となるように定める.
問1 AC2+ BC2 を θ で表せ.ただし三角関数は,三角関数の合成を用いて, r⁢sin⁡ (α+ β) の形に変形しておくこと.
問2 AC2 +BC2 を最小にする θ を求めよ.
問3 AC2+ BC2 を最大にする θ を求めよ.
2013-10490-0202
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【2】 ▵ABC に対して, AB の中点を M ,AC を 5 :2 に外分する点を N とする.このとき,次の問いに答えよ.
問1 線分 MN と BC の交点を Q とするとき, AQ→ を AM → と AN → を用いて表せ.
問2 実数 t ( 0≦t≦ 1 ) に対して
(7 ⁢t-4 )⁢ PA→+ 3⁢t⁢ PB→ +(10 -10⁢t )⁢ PC→= 0→
をみたす点 P を考える. t が 0 ≦t≦1 の範囲を動くときの点 P の軌跡を求めよ.
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【3】 原点 O の座標平面上に点 A ( 1,0 ) をとる. x 軸上の点 O と点 A の間の点 S ( s,0 ) ( 0<s< 1 ) に対して, y 軸上の点 T を y 座標が正で ST =1 となるように定め,線分 TS と線分 SA を点 S でつないでできる折れ線 TSA を考える. p ( 0<p< 1 ) を定数とする.折れ線 TSA 上の点で, x 座標が p である点を R とする.
問1 点 R の y 座標を求めよ.
問2 点 S を x 軸上で O から A まで動かす.このとき,問1で求めた点 R の y 座標の最大値を p を用いて表せ.
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【4】 座標空間内の x y 平面上で楕円 C :x2 +4⁢y 2=1 を考え, x 座標が t ( -1 ≦t≦1 ) である C 上の 2 点を P ,P ′ とする.点 P を通り z 軸に平行な直線上に, z 座標が 1 である点 Q をとる.また,点 P′ を通り z 軸に平行な直線上に, z 座標が 1 である点 Q′ をとり,長方形 PP ′Q ′Q を S t とする. t=1 , t=- 1 のときは, x 座標が t である C 上の点を P とする.点 Q を上で説明した通りにとり,線分 PQ をそれぞれ S1 ,S -1 とする. t を - 1 から 1 まで動かしたときに S t が通過してできる立体を A とする(右図参照).また,原点 O を中心とする半径 1 の球の z ≧0 の部分を B とし, A と B の共通部分を D とする.
問1 立体 D を平面 x =t で切ったときにできる断面の図形の面積を求めよ.
問2 D の体積を求めよ.
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【5】 座標平面上の原点 O を中心とした半径 1 の円に正五角形 P1 P2 P3 P4 P5 が内接している.ただし, P1 , P2 , P3 , P4 , P5 はこの順番に反時計回りに並んでいる. ai →= OPi→ ( i=1 ,2 , 3 ,4 , 5 ) とおく.
問1 O を中心に反時計回りに 2⁢π 5 だけ回転する 1 次変換を表す行列を R とする.このとき
R⁢( x y )=( x y )
ならば x =y=0 であることを示せ.
問2 5 本のベクトル a i→ ( i= 1 ,2. , 3 ,4 , 5 ) の和 a1→ +a 2→ +a3 →+ a4→ +a5 → を求めよ.
問3 次の相異なる 2 つのベクトルの内積 ai→ ⋅a j→ の和
a1 →⋅ a2 →+ a1 →⋅ a3 →+ a1 →⋅ a4 →+ a1 →⋅ a5 →
+a2 →⋅ a3 →+ a2 →⋅ a4 →+ a2 →⋅ a5 →+ a3 →⋅ a4 →+ a3 →⋅ a5 →+ a4 →⋅ a5 →
の値を求めよ.