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2013-10501-0101
2013 三重大学 前期
人文,教育,生物資源学部
易□ 並□ 難□
【1】 a ,b を実数とし, i を虚数単位とする. 2 次方程式 x2+a ⁢x+b =0 の解の 1 つが 1 -2⁢ i であるとき,以下の問いに答えよ.
(1) a ,b の 値を求めよ.
(2) 2 次関数 y =x2 +a⁢x +b のグラフの軸と頂点を求め,そのグラフをかけ.
(3) 曲線 y =x2 +a⁢x +b と直線 y =3 とで囲まれた部分の面積を求めよ.
2013-10501-0102
人文,教育,生物資源,工,医学部
【2】 θ を 0 <θ< π 6 となる実数とし,平面上に 3 点 O ( 0,0 ), P (cos ⁡θ, sin⁡θ ), Q (cos ⁡3⁢θ ,-sin⁡ 3⁢θ ) をとる.さらに線分 PQ と x 軸との交点を R とする.以下の問いに答えよ.
(1) 加法定理を用いて cos ⁡3⁢ θ を cos ⁡θ だけで表す式を導け.同様に sin ⁡3⁢θ を sin ⁡θ だけで表す式を書け.
(2) PR:RQ= 5:11 のとき, sin⁡θ , cos⁡ θ の値を求めよ.
(3) (2)の条件下で ▵ POR の面積を求めよ.
2013-10501-0103
教育,生物資源学部は【4‐2】で,【4‐1】との選択
工,医学部【3】の類題
【3】 正四面体 ABCD を考える.点 P は,時刻 0 では頂点 A にあり, 1 秒ごとに,今いる頂点から他の 3 頂点のいずれかに動くとする. n を正の整数として, A から出発して n 秒後に A に戻る経路の数を αn ,A から出発して n 秒後に B に到達する経路の数を β n とする.このとき, A から出発して n 秒後に C に到達する経路の数も, D に到達する経路の数も β n となる.このことに注意して,以下の問いに答えよ.ただし α0= 1 ,β 0=0 とする.
(1) α2 , β2 , α2 +3⁢ β2 ,α 3 ,β 3 ,α 3+3⁢ β3 を求めよ.
(2) n≧1 に対し αn ,β n を αn- 1 ,β n-1 で表せ.
(3) cn =αn -βn とおいて c n の一般項を求めよ.
(4) αn の一般項を求めよ.
2013-10501-0104
教育,生物資源学部は【3】,工,医学部は【1】
【4】 平面上のベクトル a→ , b→ が | a→+ 2⁢b →| =2 , | 2⁢a →- b→ |=2 を満たすように動く.ベクトル a→+ 2⁢b → ,2 ⁢a→ -b→ を,それぞれ x→ , y→ とし, x→ と y → がなす角を θ とする.以下の問いに答えよ.
(1) a→ ,b → を x→ , y→ で表せ.
(2) a→ +b → を x→ , y→ を用いて表し, | a→ +b→ |2 を θ で表せ.
(3) | a→+ b→ | の最大値と最小値を求めよ.また,そのときの θ を,それぞれ求めよ.
2013-10501-0105
教育,生物資源学部
【4‐1】と【4‐2】から1題選択
【4‐1】 関数 y =x⁢ e-2 ⁢x を考える.
(1) y′ ,y ″ を求めよ.
(2) この関数の 0 ≦x≦ 2 における増減,凹凸を調べ,グラフの概形をかけ.
2013-10501-0106
工学部
人文,医学部【3】,教育,生物資源学部【4‐ 2】の類題
【3】 正四面体 ABCD を考える.点 P は,時刻 0 では頂点 A にあり, 1 秒ごとに,今いる頂点から他の 3 頂点のいずれかに,等しい確率で動くとする. n を 0 以上の整数とし,点 P が n 秒後に A にある確率を pn ,B にある確率を q n とする.このとき, n 秒後に C にある確率も, D にある確率も q n となる.このことに注意して,以下の問いに答えよ.ただし a0= 1 ,q 0=0 とする.
(1) n≧1 に対し pn ,q n を pn- 1 ,q n-1 で表せ.
(2) cn =pn -qn とおいて c n の一般項を求めよ.
(3) pn の一般項を求めよ.
2013-10501-0107
【4】 y2 =( x-2) 2⁢ (x+ 1) で決まる曲線を C とする.以下の問いに答えよ.
(1) 関数 y =(x -2) ⁢x+ 1 の増減を調べ,関数のグラフの概形をかけ.
(2) 曲線 C の概形をかけ.
(3) 曲線 C で囲まれる部分の面積を求めよ.
2013-10501-0108
数学入試問題さんの解答(PDF)へ
医学部
人文,工学部【3】,教育,生物資源学部【4‐ 2】の類題
【3】 正四面体 ABCD を考える.点 P は,時刻 0 では頂点 A にあり, 1 秒ごとに,今いる頂点から他の 3 頂点のいずれかに,等しい確率で動くとする. n を 0 以上の整数とし,点 P が n 秒後に A , B , C , D にある確率を,それぞれ pn ,q n ,r n ,s n とする.このとき以下の問いに答えよ.
(1) n≧1 に対し qn= rn= sn となることを数学的帰納法で証明せよ.
(2) n≧1 に対し pn ,qn を pn-1 ,q n-1 で表せ.ただし, p0 =1 ,q0 =0 とする.
(3) cn =pn -qn とおいて c n の一般項を求めよ.
(4) pn の一般項を求めよ.
2013-10501-0109
【4】 e で自然対数の底を表す.関数 f ⁡(x ) を
f⁡( x)= log⁡( x+x 2+e )
で定めるとき,以下の問いに答えよ.
(1) 関数 f ⁡( x) を微分せよ.また f ′⁡( x) が偶関数であることを示せ.
(2) 定積分
∫ -11 f⁡( x)⁢ cos⁡( π 2⁢ x ) ⁢dx
を求めよ.
(3) 数列 { an } を
an = ∫-1 1 x2⁢ n⁢ f⁡( x)⁢ cos⁡( π 2⁢ x )⁢ dx ( n=1 , 2 ,3 , ⋯ )
で定める. n を 2 以上とするとき, an と a n-1 の間に立つ関係式を求めよ.