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問1 一般に関数は,
と展開することができる.ここで,はの次導関数である.
(1) をにならって展開したときの具体的な形を書け.
問2 を正定数として,で表される数列がある.
(1) を求めよ.
(2) を求めよ.
問3 放射性原子核の数は,放射性崩壊によって減少し,原子核によって決まった半減期ごとにになる.
(1) における放射性原子核の数をとしたとき,時刻における未崩壊の放射性原子核の数の表式を書け.
(2) 時刻における崩壊率をとを用いて表せ.
次に,放射性原子核が生物の体内に取り入れられた場合を考える.このとき生物の体内の放射性原子核の数は放射性崩壊として減少するとともに,生物の排泄作用によっても減少することが知られており,この排泄作用による減少も,生物学的半減期を用いて(1)と同様な関数形で表すことができる.
(3) における生物の体内の放射性原子核数をとするとき,放射性崩壊半減期と生物学的半減期の両方を考慮した場合の,時刻における未崩壊の放射性原子核の数の数式を記せ.
問4 点の位置ベクトルが,を媒介変数として以下のように定義されている.
ただし,は正の定数である.
(1) がからまで変化するとき点の軌跡が描く曲線の長さを求めよ.
(2) (1)の軌跡とで囲まれた部分の面積を求めよ.
(3) (1)の軌跡を軸の周りに回転させたときに,できる立体の体積を求めよ.
において,時刻におけるが(は定数)で表されるとする.
(4) 時刻におけるの速度ベクトルを求めよ.
(5) 時刻におけるの加速度の大きさを求めよ.