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2013 富山県立大学 前期工学部

易□ 並□ 難□

【1】  a は定数とする. xy 平面上で連立不等式

y+a x-5 0 0 x 2 0 y3

が表す領域の面積を S とする.このとき,次の問いに答えよ.

(1)  a=2 のとき, S の値を求めよ.

(2)  a=3 のとき, S の値を求めよ.

(3)  a1 のとき, S a を用いて表せ.

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易□ 並□ 難□

【2】  2 から 21 までの整数がそれぞれ 1 つずつ書かれた 20 個のボールが,箱の中に入っている.まず,箱の中の 20 個のボールから 1 個を取り出し,そのボールに書かれた数を p とする.次に,箱の中の 19 個のボールから 1 個を取り出し,そのボールに書かれた数を q とする.このとき,次の確率を求めよ.

(1)  log10 (p +q) =1 となる確率

(2)  log10 p> log10 q となる確率

(3)  logp q>2 となる確率

(4)  2log pq が整数となる確率

2013 富山県立大学 前期工学部

易□ 並□ 難□

【3】  x0 とする.関数 f (x )= e-2 x3 g( x)= xe -x3 について,次の問いに答えよ.ただし, limx g( x)= 0 は証明なしに用いてよい.

(1) 導関数 f ( x) を求めよ.

(2)  y=g (x ) の増減,極値および変曲点を調べて,そのグラフの概形をかけ.

(3)  a0 とし,曲線 y =g( x) x 軸および 2 直線 x =a x =a+1 で囲まれた部分を, x 軸の周りに 1 回転させてできる立体の体積を V (a ) とする.このとき,極限値 lima e 2a 3 V( a) を求めよ.

2013 富山県立大学 前期工学部

機械システム工,知能デザイン工,情報システム工,環境工学科

易□ 並□ 難□

【4】  a b c d は実数とする. 1 次変換は,座標平面上の任意の点 ( x,y ) を同じ平面上の点 ( X,Y ) に移す変換で,その変換の規則が

( X Y )=( ab cd )( x y )

と表せるものである.このとき,行列 ( ab cd ) 1 次変換を表す行列という.次の変換が, 1 次変換であるならばその 1 次変換を表す行列を求め, 1 次変換でないならばその理由を述べよ.

(1) 座標平面上の任意の点をそれ自身に移す変換

(2) 座標平面上の任意の点を直線 y =-x に関して対称な点に移す変換

(3) 座標平面上の任意の点を x 軸方向に 2 y 軸方向に 4 だけ移動する変換

2013 富山県立大学 前期工学部

生物工学科

易□ 並□ 難□

【4】 条件 a1=2 an +1= 3an +1 n= 1 2 3 によって定められる数列 { an } について,次の問いに答えよ.

(1)  bn =an + 12 とおいて数列 { bn } の初項と漸化式,および一般項を求めよ.

(2) 数列 { an } の一般項を求めよ.また,極限値 limn an+ 1a n を求めよ.

(3)  2 直線 y = an+ 1a n x y= a nan +1 x のなす鋭角を θ n とするとき,極限値 lim n tan θn を求めよ.

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