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2013 上智大学 法(法律),外国語学部

2月9日実施

易□ 並□ 難□

【1】

(1) 素数とは, 1 と自分自身以外に約数をもたない 2 以上の整数である.

(ⅰ)  p を素数とする. 2 次方程式 x2- p2 x+4 p2= 0 が素数 q を解にもつならば, p= q= である.

(ⅱ)  x y を正の整数, p を素数とする. 4x 4+4 y4- x2 y2= p であるならば, x= y= p= である.

2013 上智大学 法(法律),外国語学部

2月9日実施

易□ 並□ 難□

【1】

(2) 実数 α β αβ β0 および自然数 n に対して

f( n)= αn+ 1 βn +1

とおく. f( 1)= 4 f (2) =18 が成り立っているとき, α= β = である.また,このとき

f( n+3) -4f (n +2) -f( n+1) +4f (n )=

である.

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2月9日実施

易□ 並□ 難□

【1】

(3) 連立不等式

{ y- 13 x2+ 73 y | x+1 |

の表す座標平面上の領域の面積は である.

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2月9日実施

易□ 並□ 難□

【2】  1 辺の長さが 1 の正三角形 ABC を考える.点 P Q R をそれぞれ辺 AB BC CA 上にとり, AP=a 0< a<1 とする.

(1) 点 Q R PR BC QR AB となるようにとるとき,三角形 PQR 3 辺の長さの和 l は,

l= + a 2+ a+

と表される.

(2) 点 Q CQ =a となるようにとる.点 R が辺 CA 上を動くとき, PR+QR の最小値を m とする.このとき, m a で表すと,

m= a 2+ a+

となる.

(3) 点 Q R が辺 BC CA 上を動くとき,三角形 PQR 3 辺の長さの和の最小値 n a で表すと,

n= a 2+ a+

となる.また, 3 辺の長さの和が最小値 n をとるとき, AR CQ a で表すと,

AR= a2+ aa+ CQ = a2+ a+ a+

である.

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2月9日実施

易□ 並□ 難□

【3】  A1 A 2 B 1 B 2 と名前がつけられた 4 個のさいころがある.これら 4 個のさいころは,外見上も容易に見分けがつくとする.また,すべてのさいころについて, 1 から 6 までのそれぞれの目が出る確率は 16 であるとする.

 最初に A1 A 2 のさいころを投げ,以下の 2 つの条件を満たすように整数 a を決める.

[条件1]  a の絶対値 | a| A 1 の目である.

[条件2]  A2 の目が 3 または 6 であるならば a <0 であり, 1 2 4 5 のいずれかであるならば a >0 である.

 次に, B1 B 2 のさいころを投げる. A1 B 1 に置き換え, A2 B 2 に置き換えて,上の条件 [条件1] ,[条件2] を満たすように 1 つの整数 b を決める.具体的に 2 つ挙げる.

(例1)  A1 の目が 2 A2 の目が 6 ならば, a=-2

(例2)  B1 の目が 3 B2 の目が 1 ならば, b=3

(1)  4 個のさいころ A1 A 2 B1 B2 を投げるとき, ab =-1 となる確率は a b=10 となる確率は である.

(2)  4 個のさいころ A1 A 2 B1 B2 を投げることによって決まる整数 a b を用いて,関数 f (x ) g ( x) を次のように定める.

f( x)= x2+ ax+ b g (x) =bx +a

また,放物線 y =f( x) C 直線 y =g( x) l とする.

(ⅰ)  C l が共有点をもたないような a b の値の組の総数は, である.そのうち, a b の符号がいずれも正である組は 組あり, a b の符号が異なる組は 組ある.

(ⅱ)  C l が共有点をもたない確率は, である.

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