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2013-13442-1401
2013 東京理科大学 全学部C方式
2月18日実施
配点25点
易□ 並□ 難□
【1】 正の実数 a , b と実数 c ≠1 , および,正の整数 m に対して,関数 f ⁡(x ), g⁡ (x ) を
f⁡( x)= a⁢( x-1) 2⁢m +b⁢ (x -c) 2
g⁡( x)=log ⁡f⁡( x)
と定める.以下, f′⁡ (x ), g′⁡ (x ) は,それぞれ f ⁡(x ), g⁡ (x ) の導関数を表す.
(1) f⁡( x) は条件
f⁡( 1)= 2 ,f′ ⁡(1 )=9
を満たすとする.このとき, b= ア イ ウ ,c= エ オ である.
(2) f⁡( x) が(1)の条件を満たすとき, g′⁡ (1 )= カ キ である.さらに, g′⁡ (c) =-9 であるとすると, m= ク となる.
(3) f⁡( x) は条件
f⁡( 1)= 2 ,f′ ⁡(1 )=9 , g′⁡ (c) =-9 ,f⁡ (c) =64 81
を満たすとする.このとき, a= ケ コ サ である.
2013-13442-1402
25点
【2】 座標平面において不等式
-6⁢ x≦2⁢ y≦x+ 1 ,x 2+y 2≦4
が表す領域を D とする.
(1) 領域 D で x のとり得る値の最大値は ア , 最小値は - イ ウ である.また, y のとり得る値の最大値は エ オ + カ キ , 最小値は - 3 ク ⁢ ケ コ である.
(2) -4⁢ x+4⁢ y=k として,領域 D において k の値のとり得る範囲を求めると
- サ ⁢ 2≦ k≦ シ ス セ
である.
2013-13442-1403
【3】 関数 f ⁡(x ) を
f⁡( x)= x3- 6⁢x 2+27
と定める.
(1) 関数 f ⁡(x ) の極小値は - ア , 極大値は イ ウ であり,方程式 f ⁡(x )=0 は整数の解 α = エ をもつ.
(2) α と異なる実数 t をとり,座標平面において曲線
C:y =f⁡( x)
と, C 上の 2 点 P ( α,0 ) と Q ( t,f⁡ (t) ) を結ぶ直線 l を考える.直線 l の方程式は
l:y =( t2- オ ⁢ t- カ )⁢ (x- α)
となる.
(3) 直線 l は曲線 C に, t= キ のとき点 P で接し, t= ク ケ のとき点 Q で接する.
(4) t≠ キ かつ t ≠ ク ケ のとき,直線 l は曲線 C と相異なる 3 点で交わる. l と C の交点のうち P ,Q と異なるもう一つの交点を R とし,点 P と点 R の中点を T とするとき,点 T の x 座標は
コ - t サ
と表される. t が t <0 の範囲を動くとき,点 T の y 座標の極小値は, - シ ス である.
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【4】 n を 2 以上の整数とする.実数 a , b に対し, n 次関数 f ⁡(x ) を
f⁡( x)= xn+ 2⁢a⁢ x+3⁢ b
と定め,定積分 I =1 2⁢ ∫ -11 {f ⁡(x )} 2⁢d x を考える. I の値を最小にするような a , b と,そのときの I の値を求めたい.
(1)
I=[ 1 2⁢n+ 1⁢ x 2⁢n+ 1+ ア イ ⁢ a2⁢ x3+ ウ ⁢ b2⁢ x]0 1+ [ エ n+2 ⁢ a⁢x n+2+ オ n +1⁢ b⁢ xn+1 ] -11
(2) n が偶数の場合, I は, a= カ , b=- 1 キ ⁢( n+1) のとき,最小値
n 2( ク ⁢ n+ ケ ) ⁢(n + コ ) 2
をとる.
(3) n が奇数の場合, I は, a=- サ 2⁢( n+ シ ⁢ ) , b= ス のとき最小値
(n- セ ) 2( ソ ⁢ n+1) ⁢(n + タ ) 2
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【5】 平面に ▵OAB をとり,その面積を 1 とする.線分 AB を 1 :2 に内分する点を M , 線分 OM の中点を N とする.辺 OA 上の点 P , 辺 OB 上の点 Q を, P , N , Q が一直線上にあるようにとる. N は線分 PQ を t :(1 -t) に内分しているとする. OP OA=x , OQ OB=y とおく.
(1) P= A のとき, ▵OAN , ▵ONQ の面積はそれぞれ
▵OAN= ア イ ,▵ ONQ= ウ エ ⁢ y
なので,このときの y の値は オ カ である.
Q= B のとき, ▵OBN , ▵ONP の面積はそれぞれ
▵OBN= キ ク ,▵ ONP= ケ コ ⁢ x
なので,このときの x の値は サ シ である.
(2) ON→ を OA → と OB → を用いて表すと ス ⁢ OA→+ セ ⁢ OB→ 6 である.また, N は PQ を t :(1 -t) に内分するので
(1 -t) ⁢x= ソ タ ,t⁢ y= チ ツ
(3) サ シ ≦x≦ 1, オ カ ≦y≦1 であるから, t の範囲は テ ト ≦t ≦ ナ ニ である. ▵OPQ= 1 ヌ ネ ⋅ 1 t⁢( 1-t) であるから, ▵OPQ の面積の最大値は ノ ハ , 最小値は ヒ フ である.
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【6】 原点を O とする座標平面で, 2 点 A ( 1,0 ), B (cos ⁡θ,sin ⁡θ) をとる.ただし, 0<θ <π とする.
点 P は線分 AB 上を,また,点 T は線分 OA 上を動き, ▵APT の面積は ▵OAB の面積の 23 となっているとする.
(1) AP=s , AT=t とおくとき, AB= ア ⁢ sin⁡ θ 2 であるから, s⁢t= イ ウ ⁢ sin⁡ θ2 となる.
(2) PT2 =L とおき, L を θ と t で表すと,
L=t 2- エ オ ⁢ sin2 ⁡ θ2 + カ キ ク ⁢ sin2⁡ θ2 t2
(3) AB が次の不等式を満たすように θ を固定し,点 P ,T が上記の条件を満たして動くときの L の最小値を求めると,次のようになる.
(a) 0<AB < 32 のとき, L の最小値は,
ケ コ + サ シ ⁢ sin2⁡ θ2
(b) 2 3≦AB ≦3 2 のとき, L の最小値は,
ス セ ⁢ sin⁡ θ2 - ソ タ ⁢ sin2⁡ θ2
(c) 3 2≦AB <2 のとき, L の最小値は,
チ - ツ テ ⁢ sin 2⁡ θ2