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2013 東邦大学 薬学部

2月3日実施

易□ 並□ 難□

【1】 座標空間において,点 P が原点から出発し,さいころを 1 回投げるごとに,出た目が 3 以下のときは x 座標, 4 5 のときは y 座標, 6 のときは z 座標が 1 増加するように移動させる.このとき,以下の問いに答えよ.

(1) 点 P 3 回の移動で ( 1,1, 1) に到達する確率は である.

(2) 点 P 3 回の移動で ( 1,1, 1) 6 回の移動で ( 2,2, 2) に到達する確率は である.

(3) 点 P は原点から出発し, z 座標が 2 の点に到達した後は,出た目が 4 以下のときは x 座標,出た目が 5 以上のときは y 座標が 1 増加するように移動させる.

 点 P 3 回の移動で ( 1,1, 1) 6 回の移動で ( 2,2, 2) に到達する確率は である.

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2月3日実施

易□ 並□ 難□

【2】 平面上の 3 A ( 0,3) B ( 1,0 ) C (2 ,0) について次の問いに答えよ.

(1)  tan BAC= である.

(2) 三角形 ABC の外接円の半径は である.また,外接円と y 軸との交点のうち, A でない点を D とおくとき, D y 座標は である.

(3) 点 P が線分 DA 上を動くとき, tan BPC の最大値は である.

2013 東邦大学 薬学部

2月3日実施

易□ 並□ 難□

【3】  180 ° θ<360 ° のとき,次の関数を考える.

y=log 4sin 2θ+ log2 (sin θ-3 cosθ )-log 4cos 4θ

(1) 真数が正であることより, ° <θ < ° である.ただし, tan72 ° =3 としてよい.

(2)  y の値が 1 のとき, tanθ = - である.

(3) (2)の θ のうち,小さい方を α とおくと, tan2 α= である.これから, α= ° であることがわかる.

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2月3日実施

易□ 並□ 難□

【4】 座標平面上の曲線 C :y=x 2 上に点 A ( 2,4 ) をとる. a 1 より大きい実数とし,点 P (1 ,1-a ) と原点 O ( 0,0 ) を結んだ直線 OP と曲線 C の共有点のうちで原点 O 以外のものを点 Q とする.このとき,以下の問いに答えよ.

(1) 線分 OQ と曲線 C で囲まれた図形の面積 S 1 a の式で表せ.

(2) 折れ線 OPA と曲線 C で囲まれた図形の面積 S 2 a の式で表せ.

(3)  2 つの図形の面積の差 S2- S1 が最大になるような a の値を求めよ.

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2月3日実施

易□ 並□ 難□

【5】 平面上の 0 でないベクトル a に対して,次の操作(*)でベクトル c を作る.

(Ⅰ) a =( a1, a2 ) とするとき, b =( -a2 ,a1 ) とおく. (Ⅱ) a b を用いて,c =- 14 a + 34 b と定める. (*)

このとき,以下の問い(1),(2),(3)に答えよ.

(1) 操作(*)において, | a | | c | の比および a c のなす角を求めよ.

 点 P 1( 1,0 ) をとり, P1 の位置ベクトル O P1 から操作(*)により作られるベクトルが P1 P 2 となるように,点 P 2 を定める.次に, P 1P 2 から操作(*)により作られるベクトルが P2 P 3 となるように,点 P 3 を定める.以下,同様にして点 P4 P 5 を定める.

(2)  n2 とするとき

| O P1 |+ | P 1P 2 | +| P 2P 3 | ++ | P n-1 P n |

n の式で表せ.

(3)  n1 のとき, P 3n の座標を n の式で表せ.

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