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2013 立命館大学 薬学部A方式

2月2日実施

易□ 並□ 難□

【1】

(1) 四角形 ABCD において, AB=5 BC=3 2 ABC= 45 ° DAB= BCD=90 ° であるとき,対角線 AC の長さは 対角線 BD の長さは である.

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【1】

(2)  x 2 次方程式 3 x2 -10x +b=0 2 つの異なる解が log3 a loga 3 (ただし, a>0 a1 )であるとき, a= または < ), b= である.

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【1】

(3) 初項 3 公差 4 の等差数列 { an } を考える.この数列 { an } を次のように,第 n 群に n 個の項を含むように分ける.

3| 7, 11| 15, 19, 23| 27,

 このとき,第 n 群の最初の項は n 群に含まれるすべての項の和は である.

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2月2日実施

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【1】

(4)  1 から 5 までの数字を 1 つずつ書いたカードが 1 枚ずつ,合計 5 枚のカードが箱に入っている.この箱から無作為にカードを 1 枚取り出し,カードの数字を記録して箱に戻す.この操作を 4 回繰り返すとき,次の確率を求めよ.ただし,答は既約分数にすること.

(a) 記録された 4 つの数の和が奇数となる確率は である.

(b) 記録された 4 つの数の積が 6 の倍数となる確率は である.

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【2】 放物線 C :y=- 2x2 +8 x-4 x 軸で囲まれた部分に, P 1 P2 P 3 P 4 を頂点とする次のような長方形 P1 P2 P 3P 4 を考える.頂点 P 1 と頂点 P 4 x 軸上にあり,頂点 P 1 の座標を ( a,0 ) 頂点 P 4 の座標を ( b,0 ) (ただし, a<b )とする.また頂点 P 2 と頂点 P 3 は放物線 C 上にある.長方形 P1 P2 P 3P 4 D と表すこととし,次の問いに答えよ.

(1)  b a を用いて表すと b = となり,長方形 D の面積 S 1 a のみを用いて表すと, S1 = となる.

 したがって,面積 S 1 は, a= のとき最大となり,その値は である.このとき,長方形 D の辺 P1 P2 の長さは である.

(2) 次に辺 P2 P3 と放物線 C で囲まれた部分の面積を S 2 とし, S1 =S2 となる場合を考える.

  S2 は, S2 =(b -a) × と表すことができる.ただし, a のみを用いて表すものとする.

 したがって S1= S2 となるのは, a= のときであり,このとき長方形 D の面積 S 1 長方形 D の辺 P1 P2 の長さは である.

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【3】 座標空間において, 4 O ( 0,0, 0) A ( 1,0, 0) B ( 0,2, 0) C ( 0,0, 3) をとり,点 O から ABC に下ろした垂線と ABC との交点を H とする.また, ABC OBC OAC OAB の面積をそれぞれ, S1 S2 S3 S4 とする.

 ベクトル AB とベクトル AC の内積を求めると, AB AC = であり, ABC の面積 S 1 となる.

 ベクトル AB はある実数 s t を用いて, OH = + sAB +t AC と表すことができる.ここで s t の値を求めることにより, H の座標は となる.

 次に AOH BOH COH の大きさをそれぞれ, α β γ とする.ベクトル u u= (cos α,cos β,cos γ) とおくと, OH u を用いて, OH = u と表すことができる.

 また, 4 つの三角形の面積 S1 S 2 S 3 S4 の比を α β γ を用いて表せば, S1: S2: S3: S4= 1: : : である.

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【4】 座標平面上の 2 つの放物線

C1 :y=f (x )= x2+2 x+2

C2: y=g (x) =x2 -2x +2

x 軸上の点 A ( a,0 ) を考える.まず点 A から C 1 へ引いた 2 本の接線を考え, C1 上の 2 つの接点のうち, x 座標の小さい方を P ( p,f (p) ) とする.次に,点 A から C 2 へ引いた 2 本の接線を考え, C2 上の 2 つの接点のうち, x 座標の大きい方を Q ( q,g (q) ) とする.さらに,点 P および点 Q から x 軸に下ろした垂線と x 軸との交点をそれぞれ R および S とする.

 放物線 C1 C2 および線分 PR RS SQ によって囲まれる図形の面積 M f (a ) g (a ) のみを用いた式で表されることを示す.

(1) 定積分 M1= p0f (x )d x を求めると, M1 = となる.また,定積分 M2= 0qg (x )d x を求めると, M2= となる.

(2) 次に, p a についての関係式は, =0 と表される.同様に, q a についての関係式は, =0 と表される. p q a を用いて表すと,

p= -

q= +

となる.

(3) ここで, M1 = =0 であることより, M1 p 1 次式として表せば,

M1= p-( )

となる.同様に M2= =0 であることより, M2 q 1 次式として表せば,

M2 = q- ( )

となる.ただし, はそれぞれ f (a ) g (a ) を用いて表し, a 2 次式で表すものとする.

(4) また, f( a) g (a ) の和を a のみで表すと, f( a)+ g( a)= となる.したがって, M f (a ) g (a ) のみを用いた式で表すと,

M=

となる.

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