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2014-10061-0101
2014 岩手大学 前期
人文学部
易□ 並□ 難□
【1】 直円柱に対して,底面の半径を x , 高さを h , 表面積(側面積と 2 つの底面積の合計)を S , 体積を V で表すことにする.ただし, x>0 , h>0 とする.以下の問いに答えよ.
(1) S を x と h を用いて表せ.
(2) h を x と S を用いて表せ.また, V を x と S を用いて表せ.
(3) S が一定のもとで, V が最大になるときの x の値を求めよ.
(4) S が一定のもとで, V が最大になるときの x と h の比,すなわち x :h を求めよ.
2014-10061-0102
【2】 n を自然数とし,次の漸近線で 2 つの数列 { an }, { bn } を定める.
a1= 1 ,a 2=1 , an +2= 2⁢an ( n=1 ,2 , 3 ,⋯ )
b1= 1 ,b 2=1 , b3 =1 ,b n+3 =3⁢ bn ( n= 1, 2 ,3 , ⋯ )
以下の問いに答えよ.ただし,必要ならば, log10 ⁡2=0.3010 , log10 ⁡3= 0.4771 を用いよ.
(1) {a n} と { bn } の最初の 6 項をそれぞれ求めよ.
(2) an+ 6=8 ⁢an となることを示せ.
(3) m を 0 以上の整数とするとき, a6⁢ m+1 と b 6⁢m+ 1 を m を用いて表せ.
(4) 6 で割った余りが 1 となるような n で, an ≧bn となるものをすべて求めよ.
(5) 6 で割った余りが 3 となるような n で, an ≧bn となるものをすべて求めよ.
2014-10061-0103
【3】 座標平面上に点 A ( π,1 ) がある.また,関数 y =cos⁡x のグラフ上に点 P をとり, A と P との中点を Q とする.以下の問いに答えよ.
(1) P の座標を ( t,cos⁡ t) とするとき, Q の座標を t を用いて表せ.
(2) Q の座標を ( x,y ) とするとき, y を x の関数として表せ.また, y の最大値と最小値を求めよ.
(3) 設問(2)で求めた関数を f ⁡(x ) とする. 2 つの関数 y =cos⁡x と y =f⁡( x) のグラフを同一の座標平面上に描け.ただし,どちらも 0 ≦x≦2 ⁢π の範囲で描け.
(4) 設問(2)で求めた関数を f ⁡(x ) とする. 2 つの関数 y =cos⁡x と y =f⁡( x) のグラフの交点について,その y 座標の取り得る値をすべて求めよ.ただし, x の範囲はすべての実数とする.
2014-10061-0104
教育,農学部
【1】 次の問いに答えよ.
(1) 次の不等式を解け.ただし, a は定数で, a>0 , a≠1 を満たすものとする.
a2 ⁢x- ax- 6<0
2014-10061-0105
(2) 三角形 ABC において, AB=2 , AC=5 , ∠A =60⁢ ° とする. ∠A の二等分線と辺 BC との交点を P とするとき, BP の長さを求めよ.
2014-10061-0106
(3) 赤玉 4 個と白玉 5 個が入った袋がある.無作為に玉を 2 個同時に取り出したとき,赤玉の出る個数の期待値を求めよ.
2014-10061-0107
【2】 一辺の長さが a である正四面体の体積が 2⁢2 3 のとき,次の問いに答えよ.
(1) 底面の面積を a で表せ.
(2) 正四面体の高さを a で表せ.
(3) a の値を求めよ.
2014-10061-0108
【3ア】と【3イ】から1題選択
【3ア】 鋭角三角形 ABC の重心を G とする.また, GA→ =a→ , GB→ =b→ , GC→ =c→ とおくとき
2⁢a →⋅ b→+ b→ ⋅c→ +c→ ⋅a→ =-9
a→ ⋅b→ -b→ ⋅c→ +2⁢ c→⋅ a→= -3
を満たしているものとする.このとき,次の問いに答えよ.
(1) a→ +b→ +c→ =0→ を示せ.
(2) ベクトル a→ , b→ の大きさ | a→ |, | b→ | を求めよ.
(3) a→ ⋅b →= -2 のとき, ▵ABC の 3 辺 AB , BC , CA の長さを求めよ.
2014-10061-0109
【3イ】 次のように定義される数列 { an } について,次の問いに答えよ.
a1 =1 ,a 2=3 , an +2- 4⁢a n+1 +3⁢a n=0 ( n=1 ,2 , 3 ,⋯ )
(1) 数列 { bn } を bn= an+1 -3⁢ an で定義するとき,一般項 b n を求めよ.
(2) 一般項 a n を求めよ.
(3) x≠ 13 のとき, Sn = ∑k= 1n k⁢ak ⁢b k-1 を求めよ.
2014-10061-0110
教育(数I・II・A・B選択者),農学部
【4カ】 a ,b を実数とするとき,関数 f ⁡(x )=x 3-a⁢ x2+ b⁢x について,次の問いに答えよ.
(1) y=f⁡ (x ) のグラフ上の点 ( t,f⁡ (t )) における接線の方程式を求めよ.
(2) a=1 , b=- 1 のとき, y=f⁡ (x ) のグラフの接線で点 ( -1,1 ) を通るものは何本あるか答えよ.また,このときの各接点の x 座標を求めよ.
(3) y=f⁡ (x ) のグラフが傾き 1 の接線をちょうど 2 本持つための条件を,実数の組 ( a,b ) を座標平面上に図示することで与えよ.
2014-10061-0111
教育(数I・II・III・A・B選択者)学部
【4キ】 関数 f ⁡(x )= log ⁡xx ( x>0 ) について,次の問いに答えよ.ただし, log⁡x は x の自然対数, e は自然対数の底とする.
(1) 極限 limx→ +0 f⁡( x) を求めよ.
(2) y=f⁡ (x ) の極値を求めよ.
(3) 曲線 y =|f ⁡(x )| と x 軸および 2 直線 y = 1e , x=e で囲まれた図形を x 軸のまわりに 1 回転してできる立体の体積を求めよ.
2014-10061-0112
工学部
(1) 関数 y =-2⁢ sin⁡2⁢ x+2⁢ cos⁡2⁢ x+3 の最大値と最小値を求めよ.ただし, 0≦x ≦ π2 とする.
2014-10061-0113
(2) limx →1 a ⁢x+3 -8 x-1 が有限な値になるように定数 a の値を定め,そのときの極限値を求めよ.
2014-10061-0114
(3) 直線 y =x に関する対称移動の 1 次変換を f とする. 1 次変換 g が点 ( 2,4 ) を点 ( 4,6 ) に移し,合成変換 f ∘g が点 ( 2,2 ) を点 ( -12,4 ) に移すとき, g を表す行列を求めよ.
2014-10061-0115
(4) 次の不定積分を求めよ.
∫ x⁢log ⁡(x +1) ⁢dx
2014-10061-0116
【2】 a を正の実数とする.平面上の 3 点 O , A , B は | OA→ |=a , |OB →| =1 , | OA→ -3⁢OB →| =a2 +9 を満たしている.点 P を OP→ =2⁢ OA→+ OB→ となるように定め,線分 AB と線分 OP の交点を Q , 線分 BQ の中点を R とする.このとき,次の問いに答えよ.
(1) 内積 OA→⋅ OB→ の値を求めよ.
(2) OQ→ を OA → と OB → を用いて表せ.
(3) OR→ を OA → と OB → を用いて表せ.
(4) OR→ と AB → が垂直になるとき, a の値と三角形 OQR の面積を求めよ.
2014-10061-0117
【3】 座標平面上に 2 つの曲線 C1: y=-x 2+12 , C2 :y= x2-10 ⁢x+29 がある.曲線 C 1 上を動く点 P の x 座標を a とし,曲線 C 1 の点 P における接線を l とする.ただし, a>0 とする.このとき,次の問いに答えよ.
(1) 接線 l の方程式を求めよ.
(2) 接線 l と x 軸, y 軸で囲まれた三角形の面積を S とする. S を a を用いて表せ.また, S の最小値とそのときの a の値を求めよ.
(3) 接線 l と曲線 C 2 が 2 個の共有点をもつような a の値の範囲を求めよ.
(4) 接線 l と曲線 C 2 が 2 個の共有点をもつとき,それらの中点の軌跡を求めよ.
2014-10061-0118
【4】 連続な関数 f ⁡(x ) が以下の関係式を満たすとき,次の問いに答えよ.
∫ ax (x- t)⁢ f⁡( t)⁢ dt=2 ⁢sin⁡x -x+b
ただし, a ,b は定数であり, 0≦a ≦ π2 である.
(1) ∫ ax f⁡( x)⁢ dx を求めよ.
(2) f⁡( x) を求めよ.
(3) 定数 a , b の値を求めよ.
(4) ∫ π32 ⁢ π f⁡( x)} 3⁢d x を求めよ.
2014-10061-0119
農学部
【5】 次の問いに答えよ.
(1) x⁢y+ y2+x ⁢z+y ⁢z を因数分解せよ.
(2) a ,b , c ( a<b< c) は連続した自然数とする.このとき
a⁢b +b2 +a⁢c +b⁢c
を 4 で割った余りが 3 であることを示せ.
(3) a ,b , c ( a<b< c ) は連続した自然数とする.このとき
a2 ⁢b+a 2⁢c +a⁢ b2+ b2⁢ c+b⁢ c2+ a⁢c 2+2 ⁢a⁢b ⁢c
は 6 の倍数であることを示せ.